Amazon WorkMail クォータ

Amazon WorkMail は、エンタープライズのお客様と小規模ビジネスオーナーの両方が使用できます。クォータの設定を変更しなくても、ほとんどのユースケースがサポートされていますが、この製品の不正使用からお客様のユーザーとインターネットを保護するために、そのため、お客様によっては、当社が設定したクォータに達する可能性があります。このセクションでは、これらのクォータとそれらの変更方法について説明します。

クォータ値には、変更できるものと、変更できないハードクォータがあります。クォータ増加の要求の詳細については、Amazon Web Services 全般のリファレンス のAWSService Quotasを参照してください。

Amazon WorkMail の組織とユーザーのクォータ

30 日間の無料トライアルでは、最大 25 人のユーザーを Amazon WorkMail 組織に追加できます。この期間が終了すると、Amazon WorkMail アカウントを削除または閉鎖しない限り、すべてのアクティブなユーザーに対して課金されます。

これらのクォータの評価時、別のユーザーに送信されるすべてのメッセージが考慮されます。これには、E メール、会議出席依頼、会議出席依頼の返信、仕事依頼のほか、ルールの結果として自動的に転送またはリダイレクトされるメッセージも含まれます。

注記

特定の組織のクォータの増加をリクエストする場合は、リクエストに組織名を含める必要があります。

リソース	デフォルトのクォータ	変更リクエストの上限
AWS アカウントあたりの Amazon WorkMail 組織	100	組織のディレクトリタイプに基づいて増やすことができます。AWS Directory Service クォータと引き上げリクエストは、AWS Directory Service コンソールで表示できます。詳細については、AWS 全般のリファレンス の「ドメインのクォータ」を参照してください。
Amazon WorkMail 組織あたりのユーザー	1,000	組織のディレクトリ タイプに応じて、次のように増やすことができます。 Amazon WorkMail ディレクトリ: 最大 1,000 万ユーザー Simple AD または AD Connector (ラージ): 最大 5,000 ユーザー* Simple AD または AD Connector (スモール): 最大 500 ユーザー* AWS Directory Service がホストする Microsoft AD: セットアップと設定に応じて最大 1,000 万ユーザー、 * Simple AD または AD Connector を使用している場合、詳細については AWS Directory Service を参照してください。
無料トライアルユーザー数	最初の 30 日間で最大 25 ユーザー	無料トライアル期間はいずれかの組織の最初の 25 ユーザーにのみ適用されます。その他のユーザーは無料トライアル期間の対象にはなりません。
宛先として指定される 1 日あたりの受取人の数 (AWS アカウントごと)	組織外の 100,000 人の受取人 (組織内の受取人にハードクォータはありません)	上限はありません。ただし、Amazon WorkMail はビジネス E メールサービスであり、一括 E メールサービスとして使用することを意図していません。バルク E メールサービスについては、Amazon SES または Amazon Pinpoint を参照してください。
いずれかのテストドメインを使用して宛先として指定される 1 日あたりの受取人の数 (AWS アカウントごと)	組織内外に関係なく 200 受信者	テストメールドメインは長期間の使用を想定していません。独自のドメインを追加してデフォルトのドメインとして使用することをお勧めします。

グループの基盤となるディレクトリによって設定されます。

WorkMail 組織設定のクォータ

リソース	デフォルトのクォータ
Amazon WorkMail 組織あたりのドメイン数	1,000 これはハードクォータであり、変更できません。
ルールあたりの E メールフロールールの送信者パターンの数	250 これはハードクォータであり、変更できません。
組織あたりの E メールフロールールの送信者パターンの数	1,000 これはハードクォータであり、変更できません。

ユーザーごとのクォータ

これらのクォータの評価時、別のユーザーに送信されるすべてのメッセージが考慮されます。これには、E メール、会議出席依頼、会議出席依頼の返信、仕事依頼のほか、ルールの結果として自動的に転送またはリダイレクトされるメッセージも含まれます。

リソース	デフォルトのクォータ	変更リクエストの上限クォータ
メールボックスの最大サイズ	50 GB これはハードクォータであり、変更できません。	該当しない
ユーザーあたりの最大エイリアス数	100 これはハードクォータであり、変更できません。	該当しない
独自のドメインを使用して宛先として指定される 1 日あたりの受信者の数 (ユーザーごと)	組織外の 10,000 人の受取人 (組織内の受信者にハードクォータはありません)	上限はありません。ただし、Amazon WorkMail はビジネス E メールサービスであり、一括 E メールサービスとして使用することを意図していません。バルク E メールサービスについては、Amazon SES または Amazon Pinpoint を参照してください。

メッセージのクォータ

これらのクォータの評価時、別のユーザーに送信されるすべてのメッセージが考慮されます。これには、E メール、会議出席依頼、会議出席依頼の返信、仕事依頼のほか、ルールの結果として自動的に転送またはリダイレクトされるメッセージも含まれます。

リソース	デフォルトのクォータ
受信メッセージの最大サイズ	29 MB のエンコードされていないデータ。 メッセージは MIME 形式で受信されます。受信する MIME メッセージの最大サイズは 40 MB です。 これはハードクォータであり、変更できません。
送信メッセージの最大サイズ	29 MB のエンコードされていないデータ。 メッセージは MIME 形式で送信されます。送信 MIME メッセージの最大サイズは 40 MB です。 これはハードクォータであり、変更できません。
メッセージあたりの受取人の最大数	500 これはハードクォータであり、変更できません。
メッセージあたりの添付ファイルの最大数	500 これはハードクォータであり、変更できません。