Linux での拡張ネットワーキング
拡張ネットワーキングでは、シングルルート I/O 仮想化 (SR-IOV) を使用して、サポートされるインスタンスタイプにおける高性能ネットワーキング機能が提供されます。SR-IOV は、従来の仮想化ネットワークインターフェイスと比較し、I/O パフォーマンスが高く、CPU 利用率が低いデバイス仮想化の手法です。拡張ネットワーキングは、高い帯域幅、1 秒あたりのパケット (PPS) の高いパフォーマンス、常に低いインスタンス間レイテンシーを実現します。拡張ネットワーキングは追加料金なしで使用できます。
各インスタンスタイプでサポートされているネットワーク速度については、Amazon EC2インスタンスタイプ
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拡張ネットワークのサポート
現行世代のすべてのインスタンスタイプ (T2 インスタンスを除く) は、拡張ネットワークをサポートしています。
次のいずれかのメカニズムを使用して、拡張ネットワークを有効にすることができます。
- Elastic Network Adapter (ENA)
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Elastic Network Adapter (ENA) は、サポート対象のインスタンスタイプに対して最大 100 Gbps のネットワーク速度をサポートします。
すべての Nitro System ベースのインスタンスは ENA を使用してネットワークを強化しています。さらに、H1、G3、
m4.16xlarge
、P2、P3、P3dn、R4 の Xen インスタンスタイプは ENA をサポートしています。 - Intel 82599 Virtual Function (VF) インターフェイス
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Intel 82599 Virtual Function インターフェイスでは、サポートされているインスタンスタイプについて最大 10 Gbps のネットワーク速度がサポートされています。
インスタンスタイプ C3、C4、D2、I2、M4 (m4.16xlarge を除く)、R3 では、拡張ネットワーキングに Intel 82599 VF インターフェイスが使用されます。
インスタンスタイプ別の拡張ネットワークメカニズムの概要については、ネットワーキング機能とストレージ機能の概要を参照してください。
インスタンスでの拡張ネットワーキングの有効化
ご使用のインスタンスタイプで拡張ネットワーキングに Elastic Network Adapter がサポートされている場合、Linux インスタンスにおける Elastic Network Adapter (ENA) を使用した拡張ネットワーキングの有効化の手順に従います。
ご使用のインスタンスタイプで拡張ネットワーキングに Intel 82599 VF インターフェイスがサポートされている場合、Linux インスタンスで Intel 82599 VF インターフェイスを使用した拡張ネットワーキングの有効化の手順に従います。