休止のトラブルシューティング
次の情報を使用して、インスタンスを休止するときに発生する可能性がある問題の診断や修復を行います。
起動直後に休止できません
インスタンスの起動後にすぐ休止しようとすると、エラーが発生します。
起動後、休止するまで約 2 分待つ必要があります。
stopping
から stopped
への移行に時間がかかりすぎ、起動後にメモリ状態が復元されません
休止しているインスタンスが stopping
状態から stopped
に移行するのに時間がかかり過ぎ、メモリの状態が起動後に復元されない場合は、休止が正しく設定されていない可能性があります。
インスタンスのシステムログをチェックして、休止に関連するメッセージを探します。システムログにアクセスするには、インスタンスに接続するか、get-console-output コマンドを使用します。hibinit-agent
からログ行を見つけます。ログ行が失敗を示している場合、またはログ行がない場合、起動時に休止の設定に失敗している可能性が高いと思われます。
例えば、メッセージ「hibinit-agent: Insufficient disk space.
Cannot create setup for hibernation. Please allocate a larger root
device.
」は、インスタンスのルートボリュームの大きさが十分ではないことを示しています。
hibinit-agent
の最後のログ行が hibinit-agent: Running: swapoff /swap
である場合、休止は正常に設定されています。
これらのプロセスで何もログが表示されない場合、AMI が休止をサポートしていない可能性があります。サポート対象の AMI の詳細については、「休止の前提条件」を参照してください。独自の AMI を使用した場合は、休止をサポートするための既存の AMI の設定 に関する指示に従っていることを確認します。
インスタンスの stopping 状態での停止
インスタンスを休止し、stopping
状態で止まったように見える場合は、インスタンスを強制終了できます。詳細については、インスタンスの停止に関するトラブルシューティング を参照してください。