CloudFront の AWS 請求書と AWS 使用量レポートの解釈
CloudFront サービスの AWS 請求書にはコードや略語が使われていますが、それらは一目見て分かるものではないかもしれません。次の表の 1 列目には、請求書に記載される項目が一覧になっており、各項目の内容が説明されています。
また、CloudFront の AWS 使用量レポートも取得することができます。それには CloudFront の AWS 請求書よりも詳細な内容が記載されています。表の 2 列目には、使用状況レポートに記載される項目が一覧になっており、請求書の項目と使用状況レポートの項目との相互関係が示されています。
2 つの列のコードには、たいてい、アクティビティの場所を示す 2 文字の略語が入っています。次の表のコードの region
は、AWS 請求書と使用状況レポートでは以下の 2 文字の略語に置き換えられます。
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AP: 香港、フィリピン、韓国、シンガポール、台湾、シンガポール (アジアパシフィック)
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AU: オーストラリア
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CA: カナダ
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EU: ヨーロッパおよびイスラエル
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IN: インド
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JP: 日本
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ME: 中東
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SA: 南米
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US: 米国
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ZA: 南アフリカ
リージョン別の料金の詳細については、「Amazon CloudFront 料金表
次の表には、Amazon S3 バケットから CloudFront エッジロケーションへのオブジェクト転送の料金は含まれていません。この料金が発生している場合、AWS 請求書の AWS Data Transfer の部分に料金が表記されます。
CloudFront 請求書の項目 | CloudFront 使用状況レポートの「Usage Type」列の値 |
---|---|
ユーザーの |
|
|
|
HTTP |
TTL ≥ 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTP
TTL < 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTP |
HTTPS |
TTL ≥ 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTPS
TTL < 3600 秒のオブジェクトのために供給された HTTPS |
CloudFront によってオリジンに転送される HTTP |
CloudFront 請求書の対応する項目と同じ |
CloudFront によってオリジンに転送される HTTPS |
CloudFront 請求書の対応する項目と同じ |
CloudFront によってオリジンに転送され、フィールドレベル暗号化を使用して処理された HTTPS |
CloudFront 請求書の対応する項目と同じ |
無効化 オブジェクトを無効化する (オブジェクトを CloudFront エッジロケーションから削除する) ための料金。詳細については、「 ファイルの無効化に対する支払い」を参照してください。 |
無効化 CloudFront 請求書の対応する項目と同じ |
SSL-Cert-Custom デフォルトの CloudFront SSL 証明書と CloudFront がお客様のディストリビューションに割り当てたドメイン名を使用する代わりに、example.com などの CloudFront 代替ドメイン名によって SSL 証明書を使用する場合の料金 |
SSL-Cert-Custom CloudFront 請求書の対応する項目と同じ |