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collectd を使用したカスタムメトリクスの取得

CloudWatch エージェントで collectd プロトコルを使用してアプリケーションまたはサービスからカスタムメトリクスを取得できます (collectd は Linux サーバーでのみサポートされています)。CloudWatch エージェントにメトリクスを送信するには、collectd ソフトウェアを使用します。collectd メトリクスでは、 CloudWatch エージェントはサーバーとして機能するのに対し、collectd プラグインクライアントとして機能します。

collectd ソフトウェアは、すべてのサーバーに自動的にインストールされるわけではありません。詳細については、collectd のダウンロードページを参照してください。

これらのカスタムメトリクスを収集するには、["collectd": {}] 行をエージェント設定ファイルの [metrics_collected] セクションに追加します。この行を手動で追加することができます。設定ファイルの作成にウィザードを使用する場合は、自動的に設定されます。詳細については、「CloudWatch エージェント設定ファイルを作成する」を参照してください。

オプションパラメータも使用可能です。collectd を使用していて [collectd_auth_file] として /etc/collectd/auth_file を使用しない場合は、これらのオプションのいくつかを設定する必要があります。

  • service_address: CloudWatch エージェントが聞く必要のあるサービスアドレス。形式は次のとおりです。"udp://ip:portデフォルト: udp://127.0.0.1:25826

  • name_prefix: 各 collectd メトリクスの名前の先頭にアタッチするプレフィックスです。デフォルト: collectd_。最大長は 255 文字です。

  • collectd_security_level: ネットワーク通信のセキュリティレベルを設定します。デフォルトは [encrypt] です。

    [encrypt] は、暗号化されたデータのみが受け入れられることを指定します。[sign] は、署名され暗号化されたデータのみが受け入れられることを指定します。[none] は、すべてのデータが受け入れられることを指定します。[collectd_auth_file] の値を指定すると、暗号化されたデータは可能であれば復号されます。

    詳細については、collectd Wiki の「クライアント設定」および「可能なインタラクション」を参照してください。

  • collectd_auth_file: ユーザー名がパスワードにマッピングされるファイルを設定します。これらのパスワードは、署名の検証と暗号化されたネットワークパケットの復号に使用されます。指定された場合、署名されたデータが検証され、暗号化されたパケットが復号されます。それ以外の場合は、署名されたデータは署名をチェックすることなく受け入れられ、暗号化されたデータを復号することはできません。

    デフォルト: /etc/collectd/auth_file

    [collectd_security_level] が [none] に設定されている場合、これはオプションです。[collectd_security_level] を encrypt または [sign] に設定した場合は、[collectd_auth_file] を指定する必要があります。

    auth ファイルの形式は、各行はユーザー名とそれに続くコロン、さらに任意の数のスペースとそれに続くパスワードの構成です。例:

    user1: user1_password

    user2: user2_password

  • collectd_typesdb: データセットの説明を含む 1 つ以上のファイルのリストです。リストにエントリが 1 つしかない場合でも、リストは角括弧で囲まれている必要があります。リストの各エントリは二重引用符で囲む必要があります。複数のエントリがある場合は、カンマで区切りますデフォルト: ["/usr/share/collectd/types.db"]。詳細については、「https://collectd.org/documentation/manpages/types.db.5.shtml」を参照してください。

  • metrics_aggregation_interval: CloudWatch がメトリクスを 1 つのデータポイントに集約する秒単位の頻度。デフォルト値は 60 秒です。範囲は 0 ~ 172,000 です。0 に設定すると、collectd メトリクスの集計が無効になります。

エージェント設定ファイルの collectd セクションの例を次に示します。

{ "metrics":{ "metrics_collected":{ "collectd":{ "name_prefix":"My_collectd_metrics_", "metrics_aggregation_interval":120 } } } }