基本モニターリングと詳細モニターリング - Amazon CloudWatch

基本モニターリングと詳細モニターリング

CloudWatch には、基本モニターリング詳細モニターリングの 2 つのカテゴリのモニターリングが用意されています。

多くの AWS のサービスでは、顧客には無料で、デフォルトのメトリクスのセットを CloudWatch に公開することで、基本的なモニターリングを提供しています。デフォルトでは、これら AWS のサービス のいずれかを使用し始めると、基本モニターリングが自動的に有効になります。基本モニターリングを提供するサービスのリストについては、「CloudWatch メトリクスを発行する AWS のサービス」を参照してください。

詳細モニターリングは、一部のサービスでのみ提供されます。料金も発生します。AWS のサービスで使用するには、アクティブにするように選択する必要があります。料金の詳細については、「Amazon CloudWatch の料金」を参照してください。

詳細モニターリングオプションは、提供するサービスによって異なります。例えば、Amazon EC2 詳細モニターリングでは、Amazon EC2 の基本モニターリングで使用される 5 分間隔ではなく、高い頻度の 1 分間隔で公開されるメトリクスが用意されています。Amazon S3 および Amazon Managed Streaming for Apache Kafka の詳細モニターリングは、よりきめ細かなメトリクスになっています。

異なる AWS のサービスでは、詳細モニターリングの名前も異なります。例えば、Amazon EC2 では、詳細モニターリングと呼ばれ、AWS Elastic Beanstalk では、拡張モニターリングと呼ばれ、Amazon S3 ではリクエストメトリクスと呼ばれます。

Amazon EC2 の詳細なモニターリングを使用すると、Amazon EC2 リソースをより適切に管理できるため、傾向を見つけてアクションを迅速に行うことができます。Amazon S3 リクエストメトリクスは、1 分間隔で利用可能で、オペレーションの問題をすばやく特定して対応するのに役立ちます。Amazon MSK で、PER_BROKERPER_TOPIC_PER_BROKER、または PER_TOPIC_PER_PARTITION レベルのモニターリングを有効にすると、追加のメトリクスを取得して可視性が高まります。

次の表に、詳細モニターリングを提供するサービスの一覧を示します。また、詳細モニターリングを詳細に説明し、アクティブ化する方法について説明するこれらのサービスのドキュメントへのリンクも含まれています。

また、次の表に示すように、CloudWatch ではより詳細なメトリクスと事前作成されたダッシュボードを備えた、一部の AWS のサービス用のすぐに使えるモニタリングソリューションを提供しています。

サービス 機能に関するドキュメント

Lambda

Lambda Insights

Amazon ECS

Container Insights for Amazon ECS

Amazon EKS

Container Insights for Amazon EKS and Kubernetes