CDB のバックアップと復元
RDS DB スナップショットまたは Recovery Manager (RMAN) を使用して CDB をバックアップおよび復元できます。
DB スナップショットを使用した CDB のバックアップと復元
DB スナップショットは CDB アーキテクチャでも非 CDB アーキテクチャでも同様に機能します。主な違いは次のとおりです。
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CDB の DB スナップショットを復元する場合、CDB の名前を変更することはできません。CDB 名は
RDSCDB
であり、変更できません。 -
CDB の DB スナップショットを復元する場合、PDB の名前を変更することはできません。PDB 名は modify-tenant-database コマンドを使用して変更できます。
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スナップショット内のテナントデータベースを検索するには、CLI コマンド describe-db-snapshot-tenant-databases を使用します。
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マルチテナントアーキテクチャ設定を使用する CDB スナップショットでは、テナントデータベースを直接操作することはできません。DB スナップショットを復元すると、そのテナントデータベースもすべて復元されます。
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RDS for Oracle は、テナントデータベースのタグを DB スナップショット内のテナントデータベースに暗黙的にコピーします。テナントデータベースを復元すると、復元されたデータベースにタグが表示されます。
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DB スナップショットを復元し、
--tags
パラメータを使用して新しいタグを指定すると、新しいタグが既存のすべてのタグを上書きします。 -
タグが付いている CDB インスタンスの DB スナップショットを作成し、
--copy-tags-to-snapshot
を指定すると、RDS for Oracle はテナントデータベースからスナップショット内のテナントデータベースにタグをコピーします。
詳細については、「Oracle データベースに関する考慮事項」を参照してください。
RMAN を使った CDB のバックアップと復元
RMAN を使用して CDB または個々のテナントデータベースをバックアップおよび復元する方法については、「Oracle DB インスタンスの一般的な RMAN タスクの実行」を参照してください。