EC2 データベースのデータ移行の設定
EC2 ソースデータベースからデータの移行を開始するには、同等の RDS データベースを作成する必要があります。データベースを作成する手順については、「Amazon RDS DB インスタンスの作成」を参照してください。
ターゲットデータベースを作成したら、次のステップを使用してデータ移行を設定します。
データ移行プロジェクトを設定する
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RDS コンソールの [データベース] ページでターゲットデータベースを選択します。
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[アクション] ドロップダウンを選択し、[EC2 データベースからデータを移行] オプションを選択します。サポート対象のターゲットデータベースについては、「制限」を参照してください。
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[ソース EC2 データベースの選択] セクションで、次の操作を行います。
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[エンジンのタイプ] をチェックし、ソースデータベースと同じであることを確認します。
また、エンジンのバージョンに互換性があるかどうかを確認します。
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[EC2 インスタンス] で、ソースデータベースが存在する EC2 インスタンスを選択します。
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[ポート] で、ソースデータベースがトラフィックを許可するポートを入力します。
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既存のシークレットがない場合は、[シークレット] で [新しいシークレットを作成して使用] を選択します。ソースデータベースの [ユーザー名] と [パスワード] を入力します。また、シークレットの暗号化に使用する KMS キーも選択します。
既存のシークレットがある場合は、[既存のシークレットを使用] を選択し、ドロップダウンからシークレットを選択します。
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既存の IAM ロールがある場合は、[シークレットの IAM ロール] で、[既存の IAM ロールを使用] を選択し、前のステップのシークレット ID へのアクセスが許可された IAM ロールをドロップダウンから選択します。
既存の IAM ロールがない場合は、[新しい IAM ロールを作成して使用] を選択します。[IAM ロール名] に、ロールの新しい名前を入力します。下のリンクでこのロールに関連付けられたアクセス許可を確認できます。
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[ターゲット RDS データベースの表示] セクションで、次の操作を行います。
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セクションの上部でターゲットデータベースの設定を確認します。
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ターゲットデータベースの認証情報を保持する既存のシークレットがない場合は、[シークレット] で [新しいシークレットを作成して使用] を選択します。
既存のシークレットがある場合は、ドロップダウンからシークレットを選択します。
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[シークレットの IAM ロール] で、前のステップのシークレットへのアクセスが許可された IAM ロールを選択します。既存の IAM ロールがない場合は、新しい IAM ロールを作成することもできます。
ドロップダウンに IAM ロールが表示されない場合は、[IAM ロール ARN] を
arn:aws:iam:
形式で指定します。account_id
:role/roleName
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[データ移行の設定] セクションで、次の操作を行います。
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[フルロード]、[フルロードおよび変更データキャプチャ (CDC)]、[変更データキャプチャ (CDC)] の中から、データ移行のタイプを選択します。これらのパラメータの詳細については「概要」を参照してください。
移行の開始後に移行タイプを変更することはできません。
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既存の IAM ロールがある場合は、[データ移行の IAM ロール] で [既存の IAM ロールを使用] を選択し、移行に必要なリソースを作成するアクセス許可を DMS に付与する IAM ロールをドロップダウンから選択します。既存の IAM ロールがない場合は、[新しい IAM ロールを作成して使用] を選択します。
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[移行設定を表示] タブに、データ移行を適切に設定するために必要な設定が表示されていることを確認します。
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[移行] を選択して、移行のセットアップを完了します。
これらのステップを完了した後、コンソールの進行状況バナーで [詳細を表示] を選択すると、データ移行用に設定されるリソースを確認できます。必要なリソースが設定されると、移行が自動的に開始されます。作成する場合
複数のデータベースをターゲットデータベースに移行するには、新しい EC2 データベースの詳細情報を使用して上記のプロセスを再度開始します。