オンプレミスデータベースの RDS Custom for Oracle への移行 - Amazon Relational Database Service

オンプレミスデータベースの RDS Custom for Oracle への移行

オンプレミスの Oracle データベースを RDS Custom for Oracle に移行する前に、以下の要素を考慮する必要があります。

  • アプリケーションが許容できるダウンタイムの量

  • ソースデータベースのサイズ

  • ネットワーク接続

  • フォールバックプランの要件

  • ソースとターゲットの Oracle データベースバージョンと DB インスタンスの OS タイプ

  • AWS Database Migration Service、Oracle GoldenGate、またはサードパーティーのレプリケーションツールなど、利用可能なレプリケーションツール

これらの要素に基づいて、物理移行、論理移行、またはその組み合わせを選択できます。物理移行を選択した場合は、次のテクニックを使用できます。

RMAN 複製

アクティブなデータベース複製では、ソースデータベースのバックアップは必要ありません。データベースファイルをネットワーク経由で補助インスタンスにコピーすることにより、ライブソースデータベースを送信先ホストに複製します。RMAN DUPLICATE コマンドは、必要なファイルをイメージコピーまたはバックアップセットとしてコピーします。このテクニックの詳細については、AWS ブログ記事「RMAN の duplication を用いて Oracle database を Amazon RDS Custom に物理コピーで移行する方法」を参照してください。

Oracle Data Guard

このテクニックでは、プライマリオンプレミスデータベースをバックアップして、バックアップを Amazon S3 バケットにコピーします。次に、バックアップを RDS Custom for Oracle のスタンバイ DB インスタンスにコピーします。必要な設定を実行したら、プライマリデータベースを RDS Custom for Oracle スタンバイデータベースに手動で切り替えます。このテクニックの詳細については、AWS ブログ記事「Physical migration of Oracle databases to Amazon RDS Custom using Data Guard」(Data Guard を使用した Oracle データベースの Amazon RDS Custom への物理移行) を参照してください。

RDS for Oracle へのデータの論理的なインポートに関する一般的な情報については、「Amazon RDS の Oracle にデータをインポートする」を参照してください。