Amazon RDS 延長サポートにおける Amazon RDS とお客様の責任
RDS 延長サポートにおける Amazon RDS とお客様の責任について以下に説明します。
Amazon RDS の責任
RDS の標準サポート終了日以降、Amazon RDS は RDS 延長サポートに登録しているエンジンに対してパッチ、バグ修正、アップグレードを提供します。この期間は、最長で 3 年間、またはエンジンの使用を停止するまでのいずれか早いほうとなります。
パッチは、国家脆弱性データベース (NVD) の CVSS 重大度評価で定義されている重大および高 CVE が対象となります。詳細については、「脆弱性メトリクス
お客様の責任
お客様は、RDS 延長サポートに登録している DB インスタンスまたはマルチ AZ DB クラスターに対して提供されるパッチ、バグ修正、アップグレードを適用する責任があります。Amazon RDS は、このようなパッチ、バグ修正、アップグレードをいつでも変更、置換、または撤回する権利を留保します。セキュリティまたは重大な安定性の問題に対処するためにパッチが必要な場合、Amazon RDS は、お客様の DB インスタンスまたはマルチ AZ DB クラスターをパッチで更新するか、お客様にパッチのインストールを要求する権利を留保します。
また、お客様は、RDS 延長サポート終了日より前にお客様のエンジンをより新しいエンジンバージョンにアップグレードする責任もあります。RDS 延長サポート終了日は、通常、RDS 標準サポート終了日から 3 年です。データベースのメジャーエンジンバージョンの RDS 延長サポート終了日については、「サポートされている MySQL メジャーバージョン」と「Amazon RDS for PostgreSQL のリリースカレンダー」を参照してください。
お客様がエンジンをアップグレードしない場合、RDS 延長サポート終了日が過ぎると、Amazon RDS は、エンジンを RDS 標準サポートの対象である最新のエンジンバージョンにアップグレードしようとします。アップグレードに失敗すると、Amazon RDS は、RDS 標準サポート終了日を過ぎてエンジンを実行している DB インスタンスまたはマルチ AZ DB クラスターを削除する権利を留保します。ただし、その前に、Amazon RDS はそのエンジンのデータを保存します。