Amazon RDS 上の MariaDB DB インスタンスへのすべての接続に SSL/TLS を要求する
MariaDB DB インスタンスへのすべてのユーザー接続が SSL/TLS を使用することを、require_secure_transport
パラメータを使用して要求します。デフォルトでは、require_secure_transport
パラメータが OFF
に設定されています。require_secure_transport
パラメータを ON
に設定すれば、DB インスタンスへの接続で SSL/TLS を必須にすることができます。
注記
require_secure_transport
パラメーターは、MariaDB バージョン 10.5 以降でのみサポートされます。
require_secure_transport
パラメータの値は、DB インスタンスの DB パラメータグループを更新することで設定できます。変更を有効にするために、DB インスタンスを再起動する必要はありません。
DB インスタンスに対して require_secure_transport
パラメータが ON
に設定されている場合、データベースクライアントが暗号化された接続を確立できれば、データベースクライアントはそのクラスターに接続できます。それ以外の場合は、次のようなエラーメッセージがクライアントに返されます。
ERROR 1045 (28000): Access denied for user 'USER
'@'localhost' (using password: YES | NO
)
パラメータの設定の詳細については、「Amazon RDS の DB パラメータグループのパラメータの変更」を参照してください。
require_secure_transport
パラメータの詳細については、MMariaDB のドキュメント