他ユーザーとのオブジェクトの共有
トピック
デフォルトでは、すべてのオブジェクトがプライベートです。オブジェクトの所有者のみがプライベートのオブジェクトにアクセスできます。ただし、オブジェクトの所有者はオプションで他ユーザーとオブジェクトを共有することができます。その場合は、署名付き URL を作成し、独自のセキュリティ証明書を使用して、オブジェクトをダウンロードするための期限付きの許可を相手に付与します。
オブジェクトの署名付き URL を作成するときは、セキュリティ証明書を提供し、バケット名とオブジェクトキーを指定する必要があります。また、HTTP メソッド (オブジェクトをダウンロードするには GET) と有効期限の日時も指定する必要があります。署名付き URL は、指定した期間のみ有効です。
署名付き URL を受け取った相手は誰でも、そのオブジェクトにアクセスできるようになります。たとえば、プライベートのバケット内にプライベートの動画を格納している場合は、署名付き URL を生成することで、その動画を他ユーザーと共有できます。
注記
有効なセキュリティ認証情報を持つすべてのユーザーが、署名付き URL を作成できます。ただし、オブジェクトに正常にアクセスできるためには、署名付き URL を使用して行うオペレーションの実行権限を持っている人物が、署名付き URL を作成する必要があります。
署名付き URL をプログラムによって生成するには、AWS SDK for Java と .NET を使用します。