Multipart Upload API を使用したオブジェクトのアップロード
トピック
- マルチパートアップロードの概要
- AWS Java SDK を使用したマルチパートアップロード (高レベル API)
- AWS Java SDK を使用したマルチパートアップロード (低レベル API)
- AWS SDK for .NET を使用したマルチパートアップロード (高レベル API)
- AWS SDK for .NET を使用したマルチパートアップロード (低レベル API)
- AWS PHP SDK を使用したマルチパートアップロード
- AWS PHP SDK を使用したマルチパートアップロード (低レベル API)
- AWS SDK for Ruby を使用したマルチパートアップロード
- REST API を使用したマルチパートアップロード
マルチパートアップロードを使用すると、単一のオブジェクトをパートのセットとしてアップロードすることができます。各パートは、オブジェクトのデータの連続する部分です。これらのオブジェクトパートは、任意の順序で個別にアップロードできます。いずれかのパートの送信が失敗すると、他のパートに影響を与えることなくそのパートを再送することができます。オブジェクトのすべてのパートがアップロードされると、Amazon S3 はパートを組み立ててオブジェクトを作成します。通常、オブジェクトサイズが 100 MB 以上の場合は、単一のオペレーションでオブジェクトをアップロードする代わりに、マルチパートアップロードを使用することを考慮してください。
マルチパートアップロードの使用には、次の利点があります。
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スループットの向上 - パートを並列にアップロードすることで、スループットを向上させることができます。
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ネットワークの問題からの素早い回復 - パートサイズは比較的小さいため、ネットワークエラーにより失敗したアップロードを再開する際の影響を最小限に抑えることができます。
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オブジェクトのアップロードの一旦停止と再開 – オブジェクトの複数のパートを徐々にアップロードできます。マルチパートアップロードをいったん開始すると、終了期限はありません。マルチパートアップロードは明示的に完了または中止する必要があります。
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オブジェクトの最終的なサイズが不明な状態でアップロードを開始 – オブジェクトの作成中でもアップロードを開始できます。
詳細については、「マルチパートアップロードの概要」を参照してください。