Amazon Simple Storage Service
コンソールユーザーガイド

S3 バケットにファイルとフォルダをアップロードする方法

このトピックでは、AWS マネジメントコンソール を使用して Amazon S3 バケットに 1 つ以上のファイルまたはフォルダー全体をアップロードする方法について説明します。Amazon S3 バケットにファイルとフォルダをアップロードする前に、バケットに対する書き込みアクセス許可が必要です。アクセス許可の詳細については、「バケットとオブジェクトのアクセス許可の設定」を参照してください。ファイルをプログラムでアップロードする方法については、『Amazon Simple Storage Service 開発者ガイド』の「オブジェクトのアップロード」を参照してください。

Amazon S3 にファイルをアップロードすると、S3 オブジェクトとして保存されます。オブジェクトは、オブジェクトを記述するファイルデータとメタデータから構成されます。バケット内のオブジェクトの数に制限はありません。

ファイルタイプ (イメージ、バックアップ、データ、ムービーなど) を問わず、各種のファイルを S3 バケットにアップロードできます。Amazon S3 コンソールを使用すると、アップロードできるファイルの最大サイズが 78 GB になります。

ドラッグアンドドロップまたはポイントとクリックによってファイルをアップロードできます。フォルダをアップロードするには、ドラッグアンドドロップする必要があります。ドラッグアンドドロップ機能は、Chrome および Firefox ブラウザにでのみサポートされます。サポートされる Chrome および Firefox ブラウザのバージョンについては、「Which Browsers are Supported for Use with the AWS Management Console?」を参照してください。

フォルダーを指定してアップロードすると、Amazon S3 は、そのフォルダーからすべてのファイルとサブフォルダーをバケットにアップロードします。その後、アップロードしたファイルの名前とフォルダーの名前を組み合わせたオブジェクトキー名が割り当てられます。たとえば、2 つのファイル sample1.jpgsample2.jpg を含むフォルダ /images をアップロードすると、Amazon S3 は、ファイルをアップロードした後、対応するキー名 images/sample1.jpgimages/sample2.jpg を割り当てます。キー名にはプレフィックスとしてフォルダー名が含まれています。Amazon S3 コンソールには、最後の「/」に続くキー名の一部のみが表示されます。たとえば、イメージフォルダ内では images/sample1.jpg オブジェクトと images/sample2.jpg オブジェクトが sample1.jpg および sample2.jpg として表示されます。

個々のファイルをアップロードし、Amazon S3 コンソールにフォルダが開いている場合は、Amazon S3 がファイルをアップロードすると、キー名のプレフィックスとして開いているフォルダの名前が追加されます。たとえば、backup というフォルダが Amazon S3 コンソールに開いていて、sample1.jpg というファイルをアップロードした場合、キー名は backup/sample1.jpg になります。ただし、オブジェクトはコンソールの backup フォルダ内で sample1.jpg として表示されます。

個別のファイルをアップロードしたが、Amazon S3 コンソールにフォルダが開いていない場合、Amazon S3 がファイルをアップロードすると、ファイル名のみがキー名として割り当てられます。たとえば、sample1.jpg というファイルをアップロードした場合、キー名は sample1.jpg になります。キー名の詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「オブジェクトキーとメタデータ」を参照してください。

バージョニングが有効なバケットにすでに存在するキー名の付いたオブジェクトをアップロードした場合、Amazon S3 は既存のオブジェクトを置き換える代わりにオブジェクトの別バージョンを作成します。バージョニングの詳細については、「S3 バケットのバージョニングを有効または停止する方法」を参照してください。

ドラッグアンドドロップを使用したファイルとフォルダのアップロード

Chrome ブラウザまたは Firefox ブラウザを使用している場合、アップロードするフォルダとファイルを選択した後、ターゲットバケットにドラッグアンドドロップできます。ドラッグアンドドロップは、フォルダをアップロードできる唯一の方法です。

ドラッグアンドドロップを使用してフォルダとファイルを S3 バケットにアップロードするには

  1. AWS マネジメントコンソール にサインインし、Amazon S3 コンソール (https://console.aws.amazon.com/s3/) を開きます。

  2. [Bucket name] リストで、フォルダやファイルのアップロード先のバケットの名前を選択します。

  3. コンソールウィンドウ以外のウィンドウで、アップロードするファイルとフォルダを選択します。次に、ターゲットバケット内のオブジェクトを一覧表示するコンソールウィンドウ内に選択内容をドラッグアンドドロップします。

    選択したファイルは [Upload] ダイアログボックスにリストされます。

  4. [Upload] ダイアログボックスで、次のいずれかの操作を行います。

    1. [Upload] ダイアログボックスが表示されたコンソールウィンドウに、さらにファイルとフォルダをドラッグアンドドロップします。[Add more files] を選択してファイルを追加することもできます。このオプションは、フォルダではなくファイルでのみ機能します。

    2. 特定のユーザーのアクセス許可を付与または削除したり、アップロードするすべてのファイルのパブリックアクセス許可を設定したりしないで、リストされたファイルとフォルダをすぐにアップロードするには、[Upload] を選択します。オブジェクトのアクセス許可については、「オブジェクトへのアクセス許可の設定方法」を参照してください。

    3. アップロードしているファイルのアクセス許可またはプロパティを設定するには、[Next] を選択します。

  5. [Set Permissions] ページの [Manage users] で、AWS アカウント所有者のアクセス許可を変更できます。所有者 とは、AWS アカウントのルートユーザーを指し、AWS Identity and Access Management (IAM) ユーザーは指していません。ルートユーザーの詳細については、「AWS アカウントのルートユーザー」を参照してください。

    [アカウントの追加] を選択して、別の AWS アカウントへのアクセス権限を付与します。別の AWS アカウントへのアクセス権限の付与の詳細については、「ACL バケットのアクセス許可を設定する方法」を参照してください。

    [Manage public permissions] では、アップロードしているすべてのファイルに対して、一般ユーザー (世界中のすべてのユーザー) にオブジェクトへの読み取りアクセスを許可できます。パブリック読み取りアクセスの付与が該当するのは、バケットがウェブサイトなどに使用されるなど、ユースケースの小さいサブセットです。デフォルト設定の [Do not grant public read access to this object(s)] を変更しないことをお勧めします。オブジェクトをアップロードした後で、オブジェクトのアクセス許可をいつでも変更できます。オブジェクトのアクセス許可については、「オブジェクトへのアクセス許可の設定方法」を参照してください。

    アクセス許可の設定が完了したら、[Next] を選択します。

  6. [Set Properties] ページでは、アップロードしているファイルに使用するストレージクラスと暗号化方法を選択します。さらに、メタデータを追加または変更することもできます。

    1. アップロードしているファイルのストレージクラスを選択します。ストレージクラスの詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイド の「ストレージクラス」を参照してください。

    2. アップロードするファイルの暗号化のタイプを選択します。暗号化しない場合は [None] を選択します。

      1. Amazon S3 により管理されているキーを使用して、アップロードされたファイルを暗号化するためには、[Amazon S3 master-key] を選択します。詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「Protecting Data with Amazon S3-Managed Encryption Keys Classes」を参照してください。

      2. AWS Key Management Service (AWS KMS) を使用してアップロード済みファイルを暗号化するには、[AWS KMS master-key] を選択します。次に、AWS KMS マスターキーのリストからマスターキーを選択します。

        注記

        バケットのオブジェクトを暗号化するには、バケットと同じ AWS リージョンで使用可能なキーのみ使用できます。

        AWS KMS キーで保護されるオブジェクトを使用できるように外部のアカウントを指定できます。このためには、一覧から [Custom KMS ARN] を選択し、続いて外部アカウントの Amazon Resource Name (ARN) を入力します。AWS KMS キーによって保護されたオブジェクトの使用権限を持っている外部アカウントの管理者は、リソースレベルの IAM ポリシーを作成して、アクセスをさらに制限できます。

        AWS KMS キーの作成の詳細については、AWS Key Management Service Developer Guideの「キーの作成」を参照してください。AWS KMS を使用したデータの保護の詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「Protecting Data with AWS KMS–Managed Key」を参照してください。

    3. Amazon S3 オブジェクトのメタデータは、名前と値 (キーと値) のペアで表されます。メタデータにはシステム定義メタデータとユーザー定義メタデータの 2 種類があります。

      アップロードするすべてのオブジェクトに Amazon S3 システム定義のメタデータを追加する場合、[Header] でヘッダーを選択します。[Content-Type] や [Content-Disposition] など、一般的な HTTP ヘッダーを選択できます。ヘッダーの値を入力し、[Save] を選択します。システム定義のメタデータのリストと値を追加できるかどうかについては、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドで「システム定義のメタデータ」を参照してください。

    4. プレフィックス x-amz-meta- で始まるメタデータはすべてユーザー定義のメタデータとして扱われます。ユーザー定義メタデータはオブジェクトと共に保存され、オブジェクトのダウンロード時に返されます。

      アップロードするすべてのオブジェクトにユーザー定義メタデータを追加するには、[Header] 欄に x-amz-meta- とカスタムメタデータ名を入力します。ヘッダーの値を入力し、[Save] を選択します。キーと値の両方が US-ASCII 標準に従っている必要があります。ユーザー定義メタデータのサイズは最大 2 KB です。ユーザー定義メタデータの詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「ユーザー定義メタデータ」を参照してください。

    5. オブジェクトのタグ付けにより、ストレージを分類する方法が提供されます。各タグはキーと値のペアです。キーとタグ値は大文字と小文字が区別されます。オブジェクトごとに最大 10 個のタグを持つことができます。

      アップロードするすべてのオブジェクトにタグを追加するには、[キー] フィールドにタグ名を入力します。タグの値を入力し、[保存] を選択します。タグキーには最大 128 個の Unicode 文字、タグ値には最大 255 個の Unicode 文字を使用できます。オブジェクトタグの詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「オブジェクトのタグ付け」を参照してください。

  7. [Next] を選択します。

  8. [Upload] 確認ページで、設定が正しいことを確認し、[Upload] を選択します。設定を変更するには、[Previous] を選択します。

  9. アップロードの進行状況を表示するには、ブラウザウィンドウの下部の [In progress] を選択します。

    アップロードおよびそのほかの操作の履歴を表示するには、[Success] を選択します。

ポイントとクリックによるファイルのアップロード

この手順では、[Upload] を選択してファイルを S3 バケットにアップロードする方法について説明します。

ポイントとクリックによって S3 バケットにファイルをアップロードするには

  1. AWS マネジメントコンソール にサインインし、Amazon S3 コンソール (https://console.aws.amazon.com/s3/) を開きます。

  2. [Bucket name] リストで、ファイルのアップロード先のバケットの名前を選択します。

  3. [Upload] を選択します。

  4. [Upload] ダイアログボックスで、[Add files] を選択します。

  5. アップロードするファイルを 1 つ以上選択し、[Open] を選択します。

  6. 選択したファイルが [Upload] ダイアログボックスにリストされたら、以下のいずれかの操作を実行します。

    1. ファイルを追加するには、[Add more files] を選択します。

    2. リストされたファイルをすぐにアップロードするには、[Upload] を選択します。

    3. アップロードしているファイルのアクセス許可またはプロパティを設定するには、[Next] を選択します。

  7. アクセス許可とプロパティを設定するには、「ドラッグアンドドロップを使用したファイルとフォルダのアップロード」のステップ 5 から開始します。

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