SQL から NoSQL へ - Amazon DynamoDB

SQL から NoSQL へ

アプリケーションデベロッパーなら、リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) および構造化クエリ言語 (SQL) を使用した経験があるかもしれません。Amazon DynamoDB を使い始めると、多くの類似点があると同時に、異なる点も多くあることに気づきます。NoSQL は、可用性が高く、スケーラブルで、高パフォーマンス用に最適化された、非リレーショナルデータベースシステムについて説明するのに使用される用語です。NoSQL データベース (DynamoDB など) は、リレーショナルモデルの代わりに、キーバリューのペアやドキュメントストレージなど、データ管理のための代替モデルを使用します。詳細については、「NoSQL とは」を参照してください。

Amazon DynamoDB は PartiQL をサポートしています。PartiQL は、オープンソースの SQL 互換のクエリ言語で、データの格納場所や形式に関係なく、データへの効率的なクエリの実行が簡単に行えます。PartiQL を使用すると、リレーショナルデータベースの構造化データ、オープンデータ形式の半構造化データおよびネストされたデータ、さらには行ごとに異なる属性を許可する NoSQL またはドキュメントデータベース内のスキーマレスデータを簡単に処理できます。詳細については、「PartiQL Query Language」(PartiQL クエリ言語) を参照してください。

次のセクションでは、SQL ステートメントを同等の DynamoDB オペレーションと比較および対比しながら、一般的なデータベースタスクについて説明します。

注記

このセクションの SQL の例は、MySQL の RDBMS と互換性があります。

このセクションの DynamoDB 例では、JSON 形式のオペレーションのパラメータと共に DynamoDB オペレーションの名前を表示します。