Customer Carbon Footprint Tool について

提供された情報の詳細な理解が可能となるように、このページでは、コンソールの各セクションについて説明しています。

炭素排出量の測定単位は、業界標準の測定値である二酸化炭素換算トン (MTCO2e) です。この測定では、二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素を含む複数の温室効果ガスを考慮します。すべての温室効果ガスの排出量は、同等の温暖化をもたらす二酸化炭素の量に変換されます。

炭素排出量のデータは、過去 36 か月間のデータを利用できます。新しいデータは毎月利用可能で、3 か月間の遅延があります。AWSは、炭素排出量の見積りを提供するために必要なデータを収集して処理します。過去 36 か月の合計炭素排出量が合計で 0.1 MT を超える場合、データが表示されます。Customer Carbon Footprint Tool は、カーボンフットプリントを 0.001 メトリックトン (キログラム) の解像度で表示します。

炭素排出量の概要

このセクションでは、AWS 排出量の見積りと排出削減量の見積りを確認できます。排出量の削減は、次の 2 つのカテゴリに分けられます。

• AWS クラウドインフラストラクチャの効率による排出量の削減: この数値は、451 Research レポートに基づくクラウドインフラストラクチャの使用に伴う排出量の削減です。このレポートでは、ワークロードをオンプレミスから AWS に移行すると、ワークロードのカーボンフットプリントが平均 72% 減少する可能性があることを示しています。

• 再生可能エネルギーの AWS 購入による排出量の削減: この数値は、ロケーションベースの方法 (LBM) とマーケットベースの方法 (MBM) を使用して計算された炭素排出量の差です。

場所別の排出量

このセクションでは、該当する各地理的場所に関連する炭素排出量を示します。この情報は、AWS リージョン ではなく、AMER、EMEA などの高レベルの地理的グループを示しています。

サービス別の排出量

このセクションでは、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)、Amazon Simple Storage Service (S3)、およびその他の AWS 製品とサービスの使用に起因する炭素排出量を確認できます。

AWS 炭素排出量

このセクションでは、時間の経過に伴う炭素排出量の傾向を確認できます。1 か月ごと、四半期ごと、または 1 年ごとのビューを選択できます。

将来の排出量の予測

このグラフは、炭素排出量が時間の経過とともにどのように変化すると予測されるかを示しています。これらの数値は、現在の AWS 使用プロファイルに基づいています。

[将来の排出量の予測] グラフは、日付範囲の選択の影響を受けません。