AWS のサービスのサービス料金表ファイルの読み取り - AWS 請求

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AWS のサービスのサービス料金表ファイルの読み取り

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AWS のサービスのサービス料金表ファイルには、次の種類の情報が含まれています。

  • サービス料金表ファイルの詳細 — 形式バージョン、公開日など、サービス料金表ファイルに関するメタデータ

  • 製品詳細 — 製品と製品情報が記載されているサービス料金表ファイルの製品メタデータ

  • 料金詳細 (terms) — このサービス料金表ファイルに含まれるすべての製品の料金

CSV ファイル

CSV ファイルの最初の 5 行には、料金表ファイルのメタデータが含まれています。6 行目には、製品とその属性 (SKUOfferTermCodeRateCodeTermType など) の列名が表示されます。

列数は、サービスによって異なります。最初のいくつかの列には料金詳細が表示され、残りの列にはサービスの製品詳細が表示されます。

JSON ファイル

製品詳細と料金詳細がそれぞれのセクションに表示されます。同じ製品が複数の条件で提供されたり、同じ条件が複数の製品に適用されたりする場合があります。

例えば、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスは、Hourly または Reserved の条件で利用できます。製品に適用される条件を確認する場合は、製品の SKU を使用できます。

例: JSON
{ "formatVersion":"The version of the file format", "disclaimer":"The disclaimers for the price list file", "offerCode":"The code for the service", "version":"The version of the price list file", "publicationDate":"The publication date of the price list file", "products": { "sku": { "sku":"The SKU of the product", "productFamily":"The product family of the product", "attributes": { "attributeName":"attributeValue", } } }, "terms": { "termType": { "sku": { "sku": { "offerTermCode":"The term code of the product", "sku":"The SKU of the product", "effectiveDate":"The effective date of the pricing details", "termAttributesType":"The attribute type of the terms", "termAttributes": { "attributeName":"attributeValue", }, "priceDimensions": { "rateCode": { "rateCode":"The rate code of the price", "description":"The description of the term", "unit":"The usage measurement unit for the price", "startingRange":"The start range for the term", "endingRange":"The end range for the term", "pricePerUnit": { "currencyCode":"currencyRate", } } } } } } } }

サービス料金表の定義

以下は、サービス料金表ファイルの条件の定義です。

formatVersion

サービス料金表ファイルがどの形式バージョンにあるかを追跡する属性。ファイルの formatVersion は、構造が変更されたときに更新されます。例えば、バージョンが v1 から v2 に変更されるとき。

disclaimer

サービス料金表ファイルに適用されるすべての免責事項。

offerCode

AWS のサービスの製品の一意のコード。例えば、Amazon EC2 では AmazonEC2 または Amazon S3 では AmazonS3 です。

version

サービス料金表ファイルのバージョンを追跡する属性。新しいファイルが公開されるたびに、新しいバージョン番号が含まれます。例えば、2015040902220520150910182105 です。

publicationDate

サービス料金表ファイルが公開された UTC 形式の日付と時刻。例えば、2015-04-09T02:22:05Z2015-09-10T18:21:05Z です。

製品詳細 (products) の定義

このセクションには、AWS のサービスのサービス料金表ファイルに含まれる製品の情報が表示されます。製品は SKU によってインデックスが作成されます。

products:sku

製品の一意のコード。SKU コードを使用して、製品の詳細と料金を関連付けます。

例えば、SKU が HCNSHWWAJSGVAHMH の製品は、HCNSHWWAJSGVAHMH が SKU として表示されている料金のみで利用可能です。

products:sku:productFamily

製品タイプのカテゴリ。例えば、Amazon EC2 では compute または Amazon S3 では storage です。

products:sku:attributes

すべての製品属性のリスト。

products:sku:attributes:Attribute Name

製品属性の名前。例えば、Instance TypeProcessor、または OS などです。

products:sku:attributes:Attribute Value

製品属性の値。例えば、m1.small (インスタンスタイプ)、xen (プロセッサのタイプ)、Linux (OS のタイプ) などです。

製品詳細 (terms) の定義

このセクションには、AWS のサービスのサービス料金表ファイルに含まれる製品の料金情報が表示されます。

料金は、まず条件 (onDemandreserved) によってインデックスが作成され、次に SKU によってインデックスが作成されます。

terms:termType

条件の定義が表す特定の条件のタイプ。有効な条件タイプは reserved および onDemand です。

terms:termType:SKU

製品の一意のコード。SKU コードを使用して、製品の詳細と料金を関連付けます。

例えば、SKU が HCNSHWWAJSGVAHMH の製品は、HCNSHWWAJSGVAHMH が SKU として表示されている料金のみで利用可能です。

terms:termType:sku:Offer Term Code

特定のタイプの条件の一意のコード。例えば、KCAKZHGHG です。

製品と料金の組み合わせは、ピリオドで区切った SKU コードと条件コードで参照されます。例えば、U7ADXS4BEK5XXHRU.KCAKZHGHG です。

terms:termType:sku:Effective Date

サービス料金表ファイルが有効になる日付。例えば、条件 EffectiveDate が 2017 年 11 月 1 日の場合、この日付より前では、この料金は有効ではありません。

terms:termType:sku:Term Attributes Type

条件が適用される製品および製品オファーを識別するための固有のコード。例えば、EC2-Reserved 属性タイプは、Amazon EC2 リザーブドホストに対して条件が使用可能であることを意味します。

terms:termType:sku:Term Attributes

条件タイプに適用可能なすべての属性のリスト。この形式は attribute-name: attribute-value になります。例えば、条件の期間、条件の適用対象になる購入のタイプなどです。

terms:termType:sku:Term Attributes:Attribute Name

TermAttribute の名前。これを使用して、特定の属性を検索できます。例えば、length または PurchaseOption で条件を検索できます。

terms:termType:sku:Term Attributes:Attribute Value

TermAttribute の値。例えば、条件の期間を 1 年に、購入オプションを All Upfront に設定できます。

terms:termType:sku:Price Dimensions

使用量の測定方法、支払いに使用できる通貨、料金枠の制限など、料金表ファイルの料金詳細。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code

製品、オファー、および料金枠の組み合わせの一意のコード。製品および条件の組み合わせには、無料利用枠、低使用利用枠、高使用利用枠など、複数の料金ディメンションがあります。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code:Description

料金またはレートの説明。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code:Unit

各サービスが請求の使用量を測定するために使用する単位のタイプ。例えば、Amazon EC2 では時間単位、Amazon S3 では GB 単位などです。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code:Starting Range

この料金でカバーされる料金枠の下限です。例えば、0 GB や 1,001 回の API オペレーションコールなどです。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code:Ending Range

この料金でカバーされる料金枠の上限です。例えば、1,000 GB や 10,000 回の API オペレーションコールなどです。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code:Price Per Unit

1 つの測定単位でのサービスコストの計算。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code:Price Per Unit:Currency Code

特定の製品の料金の通貨を示すコード。

terms:termType:sku:Price Dimensions:Rate Code:Price Per Unit:Currency Rate

サポートされているさまざまな通貨での製品のレート。例えば、単位あたり 1.2536 USD です。