高速セットアップ
このトピックでは、AWS Command Line Interface (AWS CLI) が AWS と対話するために使用する基本設定をすばやく指定する方法について説明します。これには、セキュリティ認証情報、デフォルトの出力形式、およびデフォルトの AWS リージョンが含まれます。
新しい設定の高速セットアップ
一般的な使用の場合、aws configure
コマンドが、AWS CLI のインストールをセットアップするための最も簡単な方法です。このコマンドを入力すると、AWS CLI によって 4 つの情報の入力が求められます。
この情報は、AWS CLI により、default
ファイルの、credentials
という名前のプロファイル (設定のコレクション) に保存されます。デフォルトでは、このプロファイル内の情報は、使用するプロファイルを明示的に指定しない AWS CLI コマンドを実行する場合に使用されます。credentials
ファイルの詳細については、「設定ファイルと認証情報ファイルの設定」を参照してください。
次の例は、サンプル値を示しています。次のセクションで説明するように、これらの値を独自の値に置き換えます。
$
aws configure
AWS Access Key ID [None]:
AWS Secret Access Key [None]:
AKIAIOSFODNN7EXAMPLE
Default region name [None]:
wJalrXUtnFEMI/K7MDENG/bPxRfiCYEXAMPLEKEY
Default output format [None]:
us-west-2
json
設定の詳細については、「設定の基本」を参照してください。
既存の設定と認証情報ファイルの使用
既存の設定および認証情報ファイルがある場合は、AWS CLI にこれらのファイルを使用できます。
config
ファイルと credentials
ファイルを使用するには、これらのファイルをホームディレクトリの .aws
という名前の付いたフォルダに移動します。ホームディレクトリの場所はオペレーティングシステムによって異なりますが、環境変数 %UserProfile%
(Windows の場合) および $HOME
またはチルド ~
(Unix ベースのシステムの場合) を使用して参照されます。
AWS_CONFIG_FILE
と AWS_SHARED_CREDENTIALS_FILE
の環境変数を別のローカルパスに設定することで、config
ファイルと credentials
ファイルの場所をデフォルト以外の場所に指定できます。詳細については、「AWS CLI を設定する環境変数」を参照してください。
設定と認証情報ファイルの設定の詳細については、「設定ファイルと認証情報ファイルの設定」を参照してください。