AWS CodeBuild でのテストレポートの使用
ビルド時に実行したテストの詳細を含むレポートを CodeBuild で作成できます。単体テスト、設定テスト、機能テストなどのテストを作成できます。
以下のテストレポートファイル形式がサポートされています。
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Cucumber JSON
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JUnitXML
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NUnitXML
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NUnit3XML
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TestNGXML
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Visual Studio TRX
これらの形式 (たとえば、Shuefire JUnit プラグイン、TestNG、Cucumber) のいずれかでレポートファイルを作成できる任意のテストフレームワークを使用して、テストケースを作成します。
テストレポートを作成するには、ビルドプロジェクトの buildspec ファイルにテストケースに関する情報を含むレポートグループ名を追加します。ビルドプロジェクトを実行すると、テストケースが実行され、テストレポートが作成されます。テストを実行する前にレポートグループを作成する必要はありません。レポートグループ名を指定すると、CodeBuild はレポートの実行時に自動的にレポートグループを作成します。既に存在するレポートグループを使用する場合は、buildspec ファイルでその ARN を指定します。
テストレポートを使用すると、ビルドの実行中に問題をトラブルシューティングできます。ビルドプロジェクトの複数のビルドから多数のテストレポートがある場合、テストレポートを使用してトレンドやテストと失敗率を表示し、ビルドを最適化できます。
レポートは、作成から 30 日後に有効期限が切れます。期限切れのテストレポートは表示できません。30 日以上テストレポートを保持する場合は、テスト結果の raw データファイルを Amazon S3 バケットにエクスポートできます。エクスポートされたテストファイルは期限切れになりません。S3 バケットに関する情報は、レポートグループを作成するときに指定します。
プロジェクトで指定した CodeBuild サービスロールは、S3 バケットにアップロードするアクセス許可に使用されます。
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