Cost Explorer を有効にする
請求情報とコスト管理コンソールでこの手順に沿って、アカウントの Cost Explorer を有効にすることができます。Cost Explorer は、API を使用して有効にできません。Cost Explorer を有効にすると、AWS はその月および過去 12 か月間のコストに関するデータを準備し、そして次の 12 か月分の予測を計算します。当月のデータは約 24 時間後に表示可能になります。残りのデータはさらに数日かかります。Cost Explorer は、24 時間ごとに少なくとも一度コストデータを更新します。
デフォルトでは、アカウントが組織のメンバーアカウントである場合は、Cost Explorer を起動できます。ただし、管理アカウントはアクセスをブロックできます。詳細については、「AWS Organizations の一括請求」を参照してください。
組織に対するアカウントのステータスは、表示できるコストと使用状況のデータに影響します。
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スタンドアロンアカウントが組織に参加すると、そのアカウントはスタンドアロンアカウントであったときのコストと使用状況のデータにアクセスできなくなります。
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メンバーアカウントが組織を離れてスタンドアロンアカウントになると、そのアカウントは組織のメンバーであったときのコストと使用状況のデータにアクセスできなくなります。アカウントがアクセスできるのは、スタンドアロンアカウントとして生成されたデータのみです。
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メンバーアカウントが組織 A を離れ組織 B に参加すると、そのアカウントは組織 A のメンバーであったときのコストと使用状況のデータにアクセスできなくなります。アカウントがアクセスできるのは、組織 B のメンバーとして生成されたデータのみです。
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アカウントが以前に属していた組織に再参加すると、そのアカウントはコストと使用状況データの履歴へのアクセスを再び許可されます。
AWS のコストと使用状況レポートまたは請求明細レポートの受信にサインアップしても、自動的に Cost Explorer は有効になりません。以下の手順を実行して有効にする必要があります。
Cost Explorer にサインアップするには
AWS Management Console にサインインして AWS コスト管理コンソール (https://console.aws.amazon.com/cost-management/home
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ナビゲーションペインで、[Cost Explorer] を選択します。
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Cost Explorer へようこそページで「Cost Explorer の起動」を選択します。
Cost Explorer へのアクセスの制御方法については、「Cost Explorer アクセスを制御する」を参照してください。