Windows インスタンスを手動で結合する - AWS Directory Service

Windows インスタンスを手動で結合する

既存の Amazon EC2 Windows インスタンスを Simple AD または AWS Directory Service for Microsoft Active Directory ディレクトリに手動で結合するには、Windows EC2 インスタンスをシームレスに結合する で指定したとおりにインスタンスを起動する必要があります。

Windows インスタンスを Simple AD または AWS Managed Microsoft AD ディレクトリに結合するには
  1. リモートデスクトッププロトコルクライアントを使用してインスタンスに接続します。

  2. インスタンスで TCP/IPv4 プロパティのダイアログボックスを開きます。

    1. [Network Connections] (ネットワーク接続) を開きます。

      ヒント

      インスタンスのコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行すると、[Network Connections] (ネットワーク接続) を直接開くことができます。

      %SystemRoot%\system32\control.exe ncpa.cpl
    2. 有効になっているネットワーク接続のコンテキストメニュー (右クリック) を開き、[Properties] (プロパティ) を選択します。

    3. 接続のプロパティダイアログボックスで、[Internet Protocol Version 4] をダブルクリックして開きます。

  3. [Use the following DNS server addresses] (次の DNS サーバーのアドレスを使用する) を選択し、[Preferred DNS server] (優先 DNS サーバー) および [Alternate DNS server] (代替 DNS サーバー) のアドレスを AWS Directory Service 提供の DNS サーバーの IP アドレスに変更し、[OK] をクリックします。

    
                                DNS サーバーアドレスの設定
  4. インスタンスの [System Properties] (システムプロパティ) ダイアログボックスを開き、[Computer Name] (コンピュータ名) タブを選択して、[Change] (変更) をクリックします。

    ヒント

    インスタンスのコマンドプロンプトから以下のコマンドを実行すると、[System Properties] (システムプロパティ) ダイアログボックスを直接開くことができます。

    %SystemRoot%\system32\control.exe sysdm.cpl
  5. [Member Of] (所属先) フィールドで、[Domain] (ドメイン) を選択し、AWS Directory Service ディレクトリの完全修飾名を入力して、[OK] をクリックします。

  6. ドメイン管理者の名前とパスワードの入力を求められたら、ドメイン結合権限を持つアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。これらの権限の委任に関する詳細については、「AWS Managed Microsoft AD のディレクトリ結合権限を委任する」を参照してください。

    注記

    ドメインの完全修飾名または NetBIOS 名のいずれかを入力できます。これに続けて、バックスラッシュ (\)、ユーザー名の順に入力します。

    AWS Managed Microsoft AD を使用する場合は、ユーザー名は Admin になります。例えば、corp.example.com\admin または corp\admin となります。

    Simple AD を使用している場合は、ユーザー名は Administrator になります。例えば、corp.example.com\administrator または corp\administrator です。

  7. ドメインへのウェルカムメッセージを受信したら、インスタンスを再起動して変更を有効にします。

これでインスタンスはドメインに結合されたので、そのインスタンスにリモートからログインし、ユーザーやグループの追加など、ディレクトリを管理するためのユーティリティをインストールできます。