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ファイルシステムのレプリケート
お好きな AWS リージョンで EFS ファイルシステムのレプリカを作成することができます。EFS ファイルシステムでレプリケーションを有効にすると、Amazon Elastic File System (Amazon EFS) はソースファイルシステムのデータとメタデータをデスティネーションファイルシステムに自動的かつ透過的にレプリケートします。災害が発生した場合や、障害対応訓練を実施する場合、レプリカファイルシステムにフェイルオーバーし、プライマリファイルシステムにフェイルバックして操作を再開できます。デスティネーションファイルシステムを作成し、ソースファイルシステムとの同期を維持するプロセスを管理するために、Amazon EFS では [レプリケーション設定] を使用します。ファイルシステムのレプリケーション設定の作成については、「レプリケーション設定」を参照してください。
ファイルシステムのレプリケーション設定が作成されると、Amazon EFS はソースファイルシステムとデスティネーションファイルシステムの同期を自動的に維持します。ソースファイルシステムに加えられた変更は、 point-in-time 一貫した方法で宛先ファイルシステムに転送されず、代わりにレプリケーションの最終同期時刻に基づいて転送されます。[最終同期時刻] は、ソースとデスティネーションの間で最後に正常に同期が完了した時刻を示します。最後に同期した時点でソースファイルシステムに加えられた変更は、デスティネーションファイルシステムにレプリケートされますが、最後の同期以降にソースファイルシステムに加えられた変更はレプリケートされない場合があります。詳細については、「レプリケーションステータスのモニタリング」を参照してください。
レプリケーションは、EFS が使用できるすべての AWS リージョンで利用可能です。デフォルトで無効になっているリージョンでレプリケーションを使用するには、まずリージョンにオプトインする必要があります。詳細については、「AWS 全般のリファレンスガイド」の「AWS リージョン の管理」をご参照ください。後でリージョンをオプトアウトすると、Amazon EFS はそのリージョンのすべてのレプリケーションアクティビティを一時停止します。リージョンのレプリケーションアクティビティを再開するには、AWS リージョン へ再度オプトインする必要があります。
注記
レプリケーションは、属性ベースのアクセス制御 (ABAC) でのタグの使用をサポートしていません。
