リリース: 2020 年 2 月 5 日に Amazon Linux 2 プラットフォーム用の Elastic Beanstalk パブリックベータ更新

AWS Elastic Beanstalk で、Amazon Linux 2 オペレーティングシステム (OS) に基づく Python ベータプラットフォームバージョンがリリースされ、Amazon Corretto ベータプラットフォームバージョンが更新されました。

リリース日: 2020 年 2 月 5 日

変更

AWS Elastic BeanstalkAmazon Linux 2 に対する サポートはベータリリースであり、変更される可能性があります。

本日のリリースは、2019 年 11 月 25 日に発表した Elastic Beanstalk Amazon Linux 2 パブリックベータプログラムへの更新です。そのプログラムの新しいプラットフォーム「Python」をリリースしました。Amazon Corretto ベータプラットフォームのバージョンを更新しました。さらに、すべてのベータバージョンに不足している機能を追加しました。追加した機能のリストは以下のとおりです。

• ワーカー環境

• Amazon CloudWatch Logs へのログストリーミング

• イミュータブルなデプロイメント「デプロイポリシーと設定」を参照してください

• AWS X-Ray の統合

• Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) の統合

ベータプラットフォームバージョンがまだサポートしていない唯一の重要な機能は、静的ファイルの提供です。この機能は、今後のベータ更新で追加する予定です。

ベータプログラムのプラットフォームバージョンの一覧については、「パブリックベータの Elastic Beanstalk プラットフォームバージョン」を参照してください。既存の Elastic Beanstalk アプリケーションを Amazon Linux 2 に移行する場合の考慮事項については、「 Amazon Linux 2 への Linux アプリケーションの移行」を参照してください。

メモ

• これらのリリースノートが公開される時点で、新しいバージョンのプラットフォームは、Elastic Beanstalk がサポートするすべての AWS リージョンでは利用できない可能性があります。リリースが完了するまでに数時間かかる場合があります。

• このリリースには当初、Docker AL2 ベータプラットフォームバージョンも含まれていました。このバージョンは後で問題が見つかったため、省く必要がありました。このバージョンは、今後の更新で含める予定です。

新しいプラットフォームのバージョン

Java SE

プラットフォームバージョンおよび ソリューションスタック名	AMI	言語	ツール	プロキシサーバー
(BETA) Corretto 11 バージョン 0.1.1 64bit Amazon Linux 2 v0.1.1 running Corretto 11 (BETA)	2.0.20200115	Corretto 11.0.6.10.1	Ant 1.10.7、Gradle 5.6.2、Maven 3.6.2	nginx 1.16.1
(BETA) Corretto 8 バージョン 0.1.1 64bit Amazon Linux 2 v0.1.1 running Corretto 8 (BETA)	2.0.20200115	Corretto 8.242.08.1	Ant 1.10.7、Gradle 5.6.2、Maven 3.6.2	nginx 1.16.1

Python (パイソン)

プラットフォームバージョンおよび ソリューションスタック名	AMI	言語	パッケージマネージャー	パッケージャ	meld3	AWS X-Ray	プロキシサーバー
(BETA) Python 3.7 running on 64bit Amazon Linux 2 バージョン 0.1.0 64bit Amazon Linux 2 v0.1.0 running Python 3.7 (BETA)	2.0.20200115	Python 3.7.4	pip (起動時に最新)、pipenv (起動時に最新)	削除済み	削除済み	3.1.0	nginx 1.16.1