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このセクションでは、Kerberos 認証済みユーザーが EMR クラスターのプライマリノードに接続するためのステップを示しています。
SSH 接続のために使用する各コンピューターには、SSH クライアントおよび Kerberos クライアントアプリケーションがインストールされている必要があります。ほとんどの Linux コンピューターにはデフォルトでこれがあります。たとえば、ほとんどの Linux、Unix、および Mac OS オペレーティングシステムには OpenSSH がインストールされています。SSH クライアントがあるかどうかを確認するには、コマンドラインで ssh と入力します。ご使用のコンピュータでこのコマンドが認識されない場合、プライマリノードに接続するために SSH クライアントをインストールします。OpenSSH プロジェクトが、SSH ツールの完全なスイートの無料実装を提供しています。詳細については、OpenSSH
SSH 接続の詳細については、「Amazon EMR クラスターに接続する」を参照してください。
SSH は GSSAPI を使用して Kerberos クライアントを認証するため、クラスターのプライマリノードで SSH サービスに対して GSSAPI 認証を有効にする必要があります。詳細については、「SSH で GSSAPI を有効化する」を参照してください。また、SSH クライアントは GSSAPI も使用する必要があります。
以下の例では、MasterPublicDNS
に、クラスター詳細ペインの [概要] タブの [マスターパブリック DNS] に表示される値 (例: ec2-11-222-33-44.compute-1.amazonaws.com
) を使用します。
krb5.conf (非 Active Directory) の前提条件
Active Directory 統合なしの設定を使用する場合、SSH クライアントと Kerberos クライアントのアプリケーションに加えて、各クライアントコンピュータには、クラスターのプライマリノード上の /etc/krb5.conf
ファイルに一致する /etc/krb5.conf
ファイルのコピーがあることが必要です。
krb5.conf ファイルをコピーするには
-
SSH を使用してプライマリノードに接続するには、EC2 キーペアおよびデフォルト
hadoop
ユーザー (例:hadoop@
) を使用します。詳細な手順については、「Amazon EMR クラスターに接続する」を参照してください。MasterPublicDNS
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プライマリノードから
/etc/krb5.conf
ファイルの内容をコピーします。詳細については、「Amazon EMR クラスターに接続する」を参照してください。 -
クラスターに接続する各クライアントコンピュータで、前のステップで作成したコピーに基づいて同一の
/etc/krb5.conf
ファイルを作成します。
kinit および SSH を使用する
ユーザーが Kerberos 認証情報を使用してクライアントコンピューターから接続するたびに、ユーザーはまずクライアントコンピューター上でユーザーに対する Kerberos チケットを更新する必要があります。また、SSH クライアントは GSSAPI 認証を使用するように設定されている必要があります。
SSH を使用して Kerberos 認証済みの EMR クラスターに接続するには
-
次の例に示すように、
kinit
を使用して Kerberos チケットを更新するkinit
user1
-
ssh
クライアントをクラスター専用 KDC で作成したプリンシパルあるいは Active Directory ユーザー名と共に使用します。次の例に示すように、GSSAPI 認証が有効になっていることを確認します。例: Linux ユーザー
-K
オプションは GSSAPI 認証を指定します。ssh -K
user1
@MasterPublicDNS
例: Windows ユーザー (PuTTY)
次に示すように、セッションの GSSAPI 認証が有効化されていることを確認します。