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プロジェクトへのアチーブメントの追加
概要
完全なクラウドベースのアチーブメントシステムを構築し、Unreal Engineプロジェクトに統合する方法を学びましょう。このトピックでは、開発者がバックエンドサービスを構築し、AWS GameKit API を使用してフロントエンドコードを AWS のバックエンドに接続する方法について説明します。
ゲームのアチーブメント機能を構築する準備ができたら、以下の基本ステップに従ってください。プロジェクトに AWS GameKit をまだインストールしていない場合は、「 Unreal Engine での AWS GameKit プラグインのインストール」および「 ゲーム用の AWS GameKit プラグインのセットアップ」を参照してください。
ステップ 1。ゲームプロジェクトにアチーブメントのゲーム機能を設定します。
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Unreal Editor ツールバーで、[編集] > [プロジェクト設定] を開き、[AwsGameKit] プラグインセクションに移動します。作業する環境を選択し、必要に応じて有効な AWS 認証情報を入力します。詳細については、「 ゲーム用の AWS GameKit プラグインのセットアップ」を参照してください。
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[アチーブメント] セクションを展開します。このゲーム機能を使うには、ゲームに含めたいアチーブメントを定義する必要があります。[設定] ボタンを選択し、アチーブメントの定義を追加または更新します。すべてのアチーブメントデータは、AWS と同期するまでローカルにキャッシュされます。また、更新をローカルに保存して後のセッションで使用することもできます。
AWS GameKit プラグインでアチーブメントの定義を管理する方法はいくつかあります。
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プラグイン UI を使用してアチーブメントの定義を追加します。エントリは自動的にローカルにキャッシュされます。
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[テンプレートを取得] を選択して、アチーブメントの JSON テンプレートをダウンロードします。テンプレートを直接編集し、[ローカルファイルからインポート] を選択してプラグインにアップロードできます。
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[クラウドからデータを取得] を選択して、クラウドに保存されたアチーブメントの定義を取得します。
いずれの方法でも、アチーブメントの定義が更新されてローカルに保存されます。アチーブメントをゲームで利用する準備ができたら、この機能用に新しい AWS リソースをデプロイするか、アチーブメントのバックエンドが既にデプロイされている場合は、[データをクラウドに保存] を選択してローカルアップデートをクラウドベースのバージョンと同期します。
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ステップ 2。アチーブメントのバックエンドに AWS リソースをデプロイします。
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[アチーブメント] の AWS GameKit 設定を開いたまま、デプロイのコントロールまでスクロールします。AWS リソースアクション [作成] を選択します。このアクションにより、AWS GameKit はこの機能のバックエンドサービスの完全な AWS ソリューションをデプロイするよう指示されます。デプロイ時に、AWS GameKit は AWS に接続し、アクティブな環境の設定テンプレートを使用して、ソリューション用のすべての AWS リソースを作成します。
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ID と認証のためのリソースのデプロイは、完了するまでに通常は 30 分かかります。この間、機能のデプロイステータスは [リソースのデプロイ中] と表示されます。デプロイステータスの進行状況を追跡できます。
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Unreal Editor で出力ログウィンドウを開き、デプロイ全体のステータスメッセージ、イベント、エラーを監視します。
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AWS Management Console で AWS CloudFormation サービスを開きます。[スタック] ビューでは、ゲームプロジェクトの Identity スタックがデプロイされている様子を見ることができます。
デプロイが完了すると、機能のデプロイステータスは [デプロイ済み] と表示されます。アチーブメント用のゲームのバックエンドが整いました。AWS GameKit API を使用して呼び出すことができます。
注記
注: この時点から、このゲーム機能のコストが発生し始める可能性があります。まだ AWS 無料利用枠に入っている場合は、無料利用枠の制限を超えた場合にのみ費用が発生します。
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この機能用のクラウドバックエンドをデプロイする場合、アチーブメントの定義を AWS のバックエンドサービスと同期します。新しいアチーブメントデータをクラウドにアップロードするには、[データを保存] を選択します。保存したアチーブメントデータをクラウドからローカルマシンにダウンロードするには、[最新バージョンを取得] を選択します。
アチーブメントの定義へのアクセス許可とバージョン管理
デフォルトでは、AWS GameKit ユーザーには、開発環境でのみアチーブメントの定義をクラウドに保存するためのアクセス許可が付与されます。これらのユーザー権限を変更する方法については、「アチーブメントのアクセス許可の管理」を参照してください。
AWS GameKit では、アチーブメントの定義の更新に関するバージョン管理は行いません。チーム開発の場合は、定義の更新を独自のバージョン管理システムで管理し、アチーブメント定義をクラウドバックエンドにアップロードするユーザー権限を制限することをお勧めします。
ステップ 3。アチーブメント機能をゲームに追加します。
ゲームで必要な場合、UI 要素を作成してアチーブメント関連のワークフローのコードを追加します。説明については、プラグインのアチーブメントのサンプルを参照してください。ワークフローには以下が含まれる場合があります。
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すべてのアチーブメントの情報とプレイヤーのステータスを取得
GetAchievements()
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単一のアチーブメントの情報とプレイヤーのステータスを取得
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GetAchievement()
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プレイヤーのアチーブメントステータスの更新を促すトリガーをゲームイベントに追加
UpdateAchievement()