MediaConvert
ユーザーガイド

HDR のジョブの設定

MediaConvert は、動画の取り込みと出力を以下の HDR 形式で行います。

  • HDR10 (rec.2020 色空間)

  • HLG (rec.2020 色空間)

また、以下の標準形式で行います。

  • SDR (rec.609 色空間)

  • SDR (rec.709 色空間)

MediaConvert は、HEVC 動画アセットの HDR を、トランスポートストリームと DASH 出力でサポートしています。

HDR 出力は以下の方法で作成できます。

  • HDR コンテンツを取り込み、同じ形式で動画を出力する。

  • HDR コンテンツを特定の形式で取り込み、別の HDR 形式に変換する。このプロセスでは、動画自体を変更し、コンテンツの変換に合わせてメタデータを自動的に変換します。

  • SDR コンテンツを取り込み、色空間を HDR 形式に変換する。このプロセスでは、HDR としてフォーマットされた出力を作成し、それに合わせてメタデータを自動的に変換します。

    注記

    このプロセスでは、動画コンテンツ自体の動的範囲はアップグレードされません。したがって、出力は HDR としてフォーマットされますが、SDR 出力として作成した場合と同じように見えます。

MediaConvert で HDR 動画を SDR に変換することはできません。

HDR10 出力では、入力からのパススルー、欠落したデータの追加、または不正確なデータの修正により、色空間のメタデータを処理します。

MediaConvert は、HDR メタデータを動画ソースから自動的に読み取ります。

色空間のメタデータ設定

デフォルトでは、MediaConvert は色空間を [Follow] (追従) に設定します。この設定では、動画の途中で色空間が変わった場合でも、出力の色空間は入力の色空間と同じになります。

ジョブの色空間の設定を変更する場合は、次のチェックリストを使用してください。

色補正タスク 実施方法
入力の色空間メタデータの欠落部分または不正確な部分を置き換える。 入力の色空間メタデータを修正する
必要に応じて色空間メタデータを追加または除外するように各出力ストリームを設定する。 出力に色メタデータを挿入する
出力ストリームごとにプリプロセッサの色補正の選択オプションで、必要に応じて色補正を適用する。 出力の色を補正する

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