Amazon OpenSearch Service で設定変更を行う - Amazon OpenSearch Service (Amazon Elasticsearch Service の後継サービス)

Amazon OpenSearch Service で設定変更を行う

Amazon OpenSearch Service では、ドメインの更新時に Blue/Green デプロイプロセスが使用されます。Blue/Green は通常、2 つの本稼働環境 (ライブとアイドル) に使用して、ソフトウェアの変更時に両者間で切り替える方法を指します。OpenSearch Service の場合は、ドメインの更新用に新しい環境を作成し、これらの更新の完了後に新しい環境にユーザーをルーティングする方法を指します。この方法では、新しい環境へのデプロイに失敗しても、ダウンタイムを最小限に抑えることができ、元の環境を維持することができます。

Blue/Green デプロイの原因となる変更

次のオペレーションにより、Blue/Green デプロイが発生します。

  • インスタンスタイプを変更する

  • サービスソフトウェアのアップデートを行う

  • ドメインに専用マスターノードがない場合に、データインスタンス数を変更する

  • 専用マスターノードを有効または無効にする

  • 専用マスターノード数またはインスタンスタイプを変更する

  • マルチ AZ を有効または無効にする

  • ストレージタイプ、ボリュームタイプ、ボリュームサイズを変更する

  • 別の VPC のサブネットを選択する

  • VPC セキュリティグループを追加または削除する

  • OpenSearch Dashboards の Amazon Cognito 認証を有効または無効にする

  • 別の Amazon Cognito ユーザープールまたは ID プールを選択する

  • アドバンスト設定を変更する

  • エラーログ、監査ログ、またはスローログの CloudWatch への公開を有効または無効にする

  • OpenSearch の新しいバージョンへアップグレードする

  • [HTTPS が必要] を有効または無効にする

  • 保管中のデータの暗号化およびノード間の暗号化を有効にする

  • UltraWarm またはコールドストレージを有効または無効にする

  • Auto-Tune を無効にし、変更をロールバックする

Blue/Green デプロイが発生しない変更

ほとんどの場合、次のオペレーションにより、Blue/Green デプロイは発生しません。

  • アクセスポリシーを変更する

  • 自動スナップショットの時間を変更する

  • 変更内容をロールバックせずに Auto-Tune を有効または無効にする

  • ドメインに専用マスターノードがある場合に、データノードまたは UltraWarm ノード数を変更する

いくつかの例外があります。例えば、3 つのアベイラビリティーゾーンサポートを起動してからドメインを再設定していない場合、専用マスターノードをアベイラビリティーゾーン間に再配布するために、OpenSearch Service によって一回限りの Blue/Green デプロイが実行されることがあります。

設定変更を開始する

設定の変更を開始すると、OpenSearch Service が最新のサービスソフトウェアを用いて新しい環境を作成するまで、ドメインの状態は処理中に変更されます。作成した時点でそれはアクティブに戻ります。特定のサービスソフトウェアの更新の際は、その間ずっとステータスはアクティブのままです。どちらの場合も、クラスターヘルスと Amazon CloudWatch メトリクスを調べると、ドメイン更新中はクラスター内のノード数が一時的に増加 (しばしば倍増) していることを確認できます。次の図では、設定の変更中にノード数が 11 から 22 に倍増し、更新が完了すると 11 に戻っていることがわかります。


      ドメイン設定の変更中にノード数が 11 から 22 に倍増しています。

この一時的な増加により、管理対象のノード数がかなり増えるため、クラスターの専用マスターノードへの負荷が高くなります。また、OpenSearch Service が古いクラスターから新しいクラスターにデータをコピーするため、検索とインデックス作成のレイテンシーが増加する可能性もあります。クラスターでは、Blue/Green デプロイに関連するオーバーヘッドを処理するための十分な容量を維持することが重要です。

重要

設定の変更およびサービスのメンテナンス中に、追加料金は発生しません。課金対象となるのは、クラスター用にリクエストしたノード数のみです。詳細については、「設定変更に関連する料金」を参照してください。

専用マスターノードに過度な負荷がかかることを防ぐには、Amazon CloudWatch メトリクスを使用して使用率をモニタリングできます。推奨される最大値については、「Amazon OpenSearch Service で推奨される CloudWatch アラーム」を参照してください。

設定変更に関連する料金

ドメインの設定を変更すると、「Amazon OpenSearch Service で設定変更を行う」で説明されているように、OpenSearch Service で新しいクラスターが作成されます。古いものから新しいものへの移行中、以下の料金が発生します。

  • インスタンスタイプを変更した場合、両方のクラスター (最初の 1 時間) が課金されます。最初の 1 時間の後は、新しいクラスターに対してのみ料金が発生します。EBS ボリュームはクラスターの一部であるため、2 回課金されることはありません。そのため、課金はインスタンスの課金に従います。

    例: 3 つの m3.xlarge インスタンスから 4 つの m4.large インスタンスに設定を変更した場合。最初の 1 時間は、両方のクラスターに課金されます (3 * m3.xlarge + 4 * m4.large)。最初の 1 時間の後は、新しいクラスターに対してのみ料金が発生します (4 * m4.large)。

  • インスタンスタイプを変更しない場合は、最大のクラスターに対してのみ課金されます (最初の 1 時間)。最初の 1 時間の後は、新しいクラスターに対してのみ料金が発生します。

    例: 6 つの m3.xlarge インスタンスから 3 つの m3.xlarge インスタンスに設定を変更した場合。最初の 1 時間は、最大のクラスターに課金されます (6 * m3.xlarge)。最初の 1 時間の後は、新しいクラスターに対してのみ料金が発生します (3 * m3.xlarge)。