Amazon Redshift
データベース開発者ガイド (API バージョン 2012-12-01)

Amazon Redshift および PostgreSQL

Amazon Redshift は PostgreSQL 8.0.2 に基づいています。Amazon Redshift と PostgreSQL の間には非常に重要な相違がいくつかあり、データウェアハウスアプリケーションを設計して開発するときはそれを考慮する必要があります。

Amazon Redshift は、具体的には、大規模データセットに対して複雑なクエリを行う必要があるオンライン分析処理 (OLAP) アプリケーションおよびビジネスインテリジェンス (BI) アプリケーション向けに設計されています。Amazon Redshift は多種多様な要件に対処するため、Amazon Redshift で使用する専用のデータストレージスキーマおよびクエリ実行エンジンは PostgreSQL の実装とは完全に異なります。たとえば、オンライントランザクション処理 (OLTP) アプリケーションが一般的にデータを行に格納する場合、Amazon Redshift は最適なメモリ使用量とディスク I/O のための特殊なデータ圧縮エンコーディングを使用してデータを列に格納します。セカンダリインデックスや効率的な単一行データ操作オペレーションなど、小規模な OLTP 処理に適した PostgreSQL 機能の一部は、パフォーマンスを向上させるために省略されています。

Amazon Redshift データウェアハウスシステムのアーキテクチャの詳細については、『Amazon Redshift システムの概要』を参照してください。

PostgreSQL 9.x には、Amazon Redshift によってサポートされていない機能が一部含まれています。さらに、Amazon Redshift SQL と PostgreSQL 8.0.2 との間には、認識しておく必要がある重要な違いがあります。このセクションでは、Amazon Redshift と PostgreSQL 8.0.2 との違いに焦点を当てるとともに、Amazon Redshift SQL 実装を十分に活用したデータウェアハウスを開発するためのガイダンスを提供します。