Amazon Redshift のリソースへのタグ付け - Amazon Redshift

Amazon Redshift のリソースへのタグ付け

タグ付けの概要

AWS では、タグはキーと値のペアで構成されるユーザー定義のラベルです。Amazon Redshift では、一目で分かるリソースに関するメタデータを提供し、コスト配分に基づいて請求レポートを分類するタグ付けがサポートされます。コスト配分にタグを使用するには、まず AWS Billing and Cost Management サービスでタグをアクティブ化する必要があります。請求目的でタグを設定および使用する方法の詳細については、「コスト配分タグを使用したカスタム請求レポート」と「月別コスト割り当てレポートの設定」を参照してください。

タグは、Amazon Redshift のリソースに必須ではありませんが、コンテキストの提供に役立ちます。コストセンター、プロジェクト名、リソースについての他の関連情報に関するメタデータを持つリソースにタグ付けできます。たとえば、テスト環境に属するリソースと本稼働環境に属するリソースを追跡するとします。environment というキーを作成し、値 test または production を指定して、各環境で使用されるリソースを特定できます。他の AWS サービスでタグ付けを使用する場合や、ビジネスの標準カテゴリがある場合、一貫性を保つために Amazon Redshift のリソースには同じキーと値のペアを作成することをお勧めします。

タグは、クラスターのサイズを変更した後や、同じリージョン内のクラスターのスナップショットを復元した後も保持されます。一方、別のリージョンにスナップショットをコピーした場合はタグが保持されないため、新しいリージョンでタグを再作成する必要があります。リソースを削除した場合、関連付けられたタグが削除されます。

各リソースには、リソースに割り当てられた 1 つ以上のタグの集合であるタグセットが 1 つあります。リソースごとに、タグセットあたり最大 50 個のタグを含めることができます。タグは、リソースの作成時とリソースの作成後に追加できます。Amazon Redshift では、以下のリソースタイプにタグを追加できます。

  • CIDR/IP

  • クラスター

  • クラスターセキュリティグループ

  • クラスターのセキュリティグループの進入ルール

  • Amazon EC2 セキュリティグループ

  • ハードウェアセキュリティモジュール (HSM) 接続

  • HSM クライアント証明書

  • パラメータグループ

  • スナップショット

  • サブネットグループ

Amazon Redshift コンソールからタグ付けを使用する場合、ユーザーは AWS マネージドポリシー AmazonRedshiftFullAccess をアタッチできます。Amazon Redshift コンソールユーザーにアタッチできる、タグ付け権限が制限された IAM ポリシーの例については、例 7: ユーザーが Amazon Redshift コンソールを使用してリソースにタグを付けることを許可する を参照してください。タグ付けの詳細については、「What is AWS Resource Groups?」を参照してください。

タグ付け要件

タグには、次の要件があります。

  • キーにプレフィックス aws: を付けることはできません。

  • キーはタグセットごとに一意であることが必要です。

  • キーに使用できる文字数は 1~128 文字です。

  • 値に使用できる文字数は 0~256 文字です。

  • 値は、タグセットごとに一意にする必要はありません。

  • キーと値に使用できる文字は、Unicode 文字、数字、空白、および _ . : / = + - @ の記号です。

  • キーと値は大文字と小文字が区別されます。