AWS SDK for Java
開発者ガイド

AWS SDK for Java に対するメトリクスの有効化

AWS SDK for Java は、以下を測定する CloudWatch での可視化およびモニタリング用のメトリクスを生成できます。

  • AWS にアクセスしているときのアプリケーションのパフォーマンス

  • AWS で使用されているときの JVM のパフォーマンス

  • ヒープメモリ、スレッド数、開かれたファイル記述子などのランタイム環境の詳細

注記

AWS SDK Metrics for Enterprise Support を使用して、アプリケーションに関するメトリクスを収集することもできます。SDK Metrics は Amazon CloudWatch にデータを公開する AWS のサービスであり、AWS サポートとメトリクスデータを共有してトラブルシューティングに役立てることができます。アプリケーションで SDK Metrics サービスを有効にする方法については、「Enterprise Support の AWS SDK メトリクスを有効にする」を参照してください。

AWS SDK for Java のメトリクス生成を有効にする方法

AWS SDK for Java のメトリクスは、デフォルトでは無効になっています。これをローカル開発環境で有効にするには、JVM の起動時に AWS セキュリティ認証情報ファイルを指すシステムプロパティを含めます。次に例を示します。

-Dcom.amazonaws.sdk.enableDefaultMetrics=credentialFile=/path/aws.properties

後の分析用に SDK が収集されたデータポイントを CloudWatch にアップロードできるよう、認証情報ファイルへのパスを指定する必要があります。

注記

Amazon EC2 インスタンスメタデータサービスを使用して Amazon EC2 インスタンスから AWS にアクセスしている場合、認証情報ファイルを指定する必要はありません。この場合、指定する必要があるのは以下だけです。

-Dcom.amazonaws.sdk.enableDefaultMetrics

SDK for Java にキャプチャされたすべてのメトリクスは、AWSSDK/Java という名前空間にあり、CloudWatch デフォルトのリージョン (us-east-1) にアップロードされます。リージョンを変更するには、システムプロパティの cloudwatchRegion 属性を使用して指定します。たとえば、CloudWatch リージョンを us-west-2 に設定するには、以下を使用します。

-Dcom.amazonaws.sdk.enableDefaultMetrics=credentialFile=/path/aws.properties,cloudwatchRegion=us-west-2

この機能を有効にすると、AWS SDK for Java から AWS にサービスリクエストがあるたびに、メトリクスのデータポイントが生成され、統計的要約のためのキューに入れられ、約 1 分に 1 回 CloudWatch に非同期でアップロードされます。メトリクスがアップロードされたら、AWS マネジメントコンソールを使用して可視化し、メモリ漏洩、ファイル記述子漏洩などの潜在的な問題にアラームを設定できます。

利用可能なメトリクスのタイプ

デフォルトのメトリクスのセットは 3 つの主要なカテゴリに分かれています。

AWS リクエストのメトリクス

HTTP リクエスト/応答のレイテンシー、リクエスト数、例外および再試行などのエリアを扱います。

AWS のサービスのメトリクス

S3 アップロードとダウンロードのスループットやバイトカウントなど、AWS のサービスに固有のデータを含みます。

マシンメトリクス

ヒープメモリ、スレッド数、および開いているファイル記述子を含むランタイム環境を扱います。

マシンメトリクスを除外する場合は、システムプロパティに excludeMachineMetrics を追加します。

-Dcom.amazonaws.sdk.enableDefaultMetrics=credentialFile=/path/aws.properties,excludeMachineMetrics

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