Amazon VPC の DHCP オプションセット - Amazon Virtual Private Cloud

Amazon VPC の DHCP オプションセット

このセクションでは、VPC 内のネットワークデバイスによる Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) の使用方法を説明します。また、DHCP オプションセットに格納されるネットワーク通信パラメータについて説明し、VPC 内のデバイスで使用されるオプションセットのカスタマイズ方法についても説明します。

DHCP オプションセットを使用すると、仮想ネットワーク内のルーティングの次の側面を制御できます。

  • VPC 内のデバイスで使用される DNS サーバー、ドメイン名、または Network Time Protocol (NTP) サーバーを制御できます。

  • VPC で DNS 解決を完全に無効にできます。

DHCP とは

TCP/IP ネットワーク上のすべてのデバイスには、ネットワークを介して通信するための IP アドレスが必要です。以前は、ネットワーク内の各デバイスに IP アドレスを手動で割り当てる必要がありました。現在、IP アドレスは、Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) を使用して DHCP サーバーによって動的に割り当てられます。

サブネット内の EC2 インスタンスで実行されているアプリケーションは、必要に応じて Amazon DHCP サーバーと通信して、IP アドレスリースまたは他のネットワーク構成情報 (Amazon DNS サーバーの IP アドレスや VPC 内のルーターの IP アドレスなど) を取得できます。

Amazon VPC では、DHCP オプションセットを使用して、Amazon DHCP サーバーによって提供されるネットワーク構成を指定できます。

注記

アプリケーションが Amazon IPv6 DHCP サーバーに直接リクエストすることを要求する VPC 設定がある場合は、次の制限事項に注意してください。

  • デュアルスタックサブネット内の EC2 インスタンスは、IPv6 DHCP サーバーからのみその IPv6 アドレスを取得できます。DNS サーバー名やドメイン名など、IPv6 DHCP サーバーから追加のネットワーク構成を取得することはできません。

  • IPv6 のみのサブネット内の EC2 インスタンスは、IPv6 DHCP サーバーから IPv6 アドレスを取得することができるとともに、DNS サーバー名やドメイン名などの追加のネットワーク構成情報を取得できます。

Amazon DHCP サーバーは、プレフィックス委任を使用して、IPv4 または IPv6 プレフィックス全体を VPC の Elastic Network Interface に提供することもできます (「Linux インスタンス用 Amazon EC2 ユーザーガイド」の「Amazon EC2 ネットワークインターフェイスへのプレフィックスの割り当て」を参照してください)。IPv4 プレフィクス委任は DHCP レスポンスでは提供されません。インターフェイスに割り当てられた IPv4 プレフィックスは、IMDS を使用して取得できます (「Linux インスタンス用 Amazon EC2 ユーザーガイド」の「インスタンスメタデータカテゴリ」を参照してください)。