信頼性の柱 - AWS Well-Architected フレームワーク - 信頼性の柱

信頼性の柱 - AWS Well-Architected フレームワーク

発行日: 2023 年 4 月 10 日 (改訂履歴)

本稿では、AWS Well-Architected フレームワークの信頼性の柱に焦点を当てます。お客様がアマゾン ウェブ サービス (AWS) 環境の設計、配信、メンテナンスを行う際にベストプラクティスを適用するためのガイダンスを提供します。

はじめに

AWS Well-Architected フレームワークは、お客様が AWS でワークロードを構築する際の意思決定におけるメリットとデメリットを把握するためのものです。このフレームワークを使用すれば、信頼性、安全性、効率性、コスト効率に優れ、持続可能なワークロードを、クラウド内で設計および運用するためのアーキテクチャ上の最新のベストプラクティスを学ぶことができます。アーキテクチャをベストプラクティスに照らして評価し、改善すべき分野を特定する一貫した方法を提供します。AWS では、Well-Architected ワークロードを備えることによって、ビジネスが成功する可能性が大幅に高まると確信しています。

AWS Well-Architected フレームワークは 6 つの柱に基づきます。

  • 運用上の優秀性

  • セキュリティ

  • 信頼性

  • パフォーマンス効率

  • コスト最適化

  • サステナビリティ

このホワイトペーパーでは、信頼性の柱をお客様のソリューションに適用する方法について説明します。従来のオンプレミス環境では、単一障害点、自動化の欠如、伸縮性の欠如が原因で、信頼性の実現が困難な場合があります。このホワイトペーパーで解説するプラクティスを採用すれば、強固な基盤、一貫した変更管理、実証済みの障害復旧プロセスを持つ復元力のあるアーキテクチャを構築できます。

このホワイトペーパーの対象者は、最高技術責任者 (CTO)、アーキテクト、デベロッパー、オペレーションチームメンバーなどの技術担当者です。本稿を読むことで、信頼性の高いクラウドアーキテクチャを設計するための AWS のベストプラクティスと戦略を理解することができます。本ホワイトペーパーには、さらに詳しい実装情報、アーキテクチャパターン、その他リソースの参考資料が含まれています。