Aurora Serverless v1 DB クラスターの作成 - Amazon Aurora

Aurora Serverless v1 DB クラスターの作成

Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成する際に、そのクラスターのキャパシティーに、最小と最大の値をそれぞれ設定できます。キャパシティーユニットは、特定のコンピューティングおよびメモリ設定に相当します。Aurora Serverless は、CPU 使用率、接続、使用可能なメモリのしきい値のスケーリングルールを作成し、アプリケーションに必要なキャパシティーユニットの範囲にシームレスにスケールします。詳細については、「Aurora Serverless v1 アーキテクチャ」を参照してください。

Aurora Serverless v1 DB クラスターには、次の特定の値を設定できます。

  • [最小 Aurora キャパシティーユニット] – Aurora Serverless v1 がキャパシティーユニットを減らすことができる最小数です。

  • [最大 Aurora キャパシティーユニット] – Aurora Serverless v1 がキャパシティーユニットを増やすことができる最大数です。

また、次のオプションのスケーリング設定オプションを選択することもできます。

  • タイムアウトに達したとき、キャパシティーを指定した値に強制的にスケールする – タイムアウトする前にスケーリングポイントが見つからない場合でも、Aurora Serverless v1 によるスケーリングを Aurora Serverless v1 に強制させる場合は、この設定を選択できます。スケーリングポイントが見つからない場合に、キャパシティーの変更を Aurora Serverless v1 にキャンセルさせたい場合は、この設定を選択しないでください。詳細については、「キャパシティーの変更のタイムアウトアクション」を参照してください。

  • 連続する数分間非アクティブになった場合にコンピューティング性能を一時停止する – 指定した時間 DB クラスターにアクティビティがない場合に Aurora Serverless v1 が 0 にスケールするようにする場合は、この設定を選択できます。この設定を有効にすると、Aurora Serverless v1 DB クラスターは自動的に処理を再開し、データベーストラフィックの再開時にワークロードを処理するために必要なキャパシティーにスケールします。詳細については、「Aurora Serverless v1 の一時停止と再開」を参照してください。

Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成する前に、AWS アカウントが必要です。また、Amazon Aurora で作業するためのセットアップタスクも完了しておく必要があります。詳細については、「Amazon Aurora の環境をセットアップする」を参照してください。Aurora DB クラスターを作成するための他の準備手順も完了する必要があります。詳細については、「Amazon Aurora DB クラスターの作成」を参照してください。

Aurora Serverless v1は、特定の AWS リージョン、および Aurora MySQL と Aurora PostgreSQL の特定のバージョンでのみご利用いただけます。詳細については、「Aurora Serverless v1」を参照してください。

注記

Aurora Serverless v1 クラスターでは、クラスターボリュームは常に暗号化されます。Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成する際に、暗号化をオフにすることはできませんが、独自の暗号化キーを使用することは可能です。

以下の手順に従いながら、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または RDS API を使用して Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成できます。

新しい Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成するには、AWS マネジメントコンソール にサインインし、Aurora Serverless v1 がサポートされている AWS リージョンを選択します。AWS のサービスリストから Amazon RDS を選択し、[データベースの作成] をクリックします。

[データベースの作成] ページで、次の操作を行います。

  • データベースの作成方法として、[標準作成」を選択します。

  • [エンジンオプション] セクションで、エンジンタイプとして [Amazon Aurora] を選択します。

次に、[MySQL と互換性のある Amazon Aurora]、または [ PostgreSQL と互換性のある Amazon Aurora] を選択し、次の例に示した手順により、Aurora Serverless v1 DB クラスターの作成に進みます。Aurora Serverless v1 をサポートしていない DB エンジンのバージョンを選択した場合、[サーバーレス] オプションは表示されません。

Aurora MySQL の例

エディションとして [MySQL との互換性を持つ Amazon Aurora] を選択します。[バージョン] セレクタから、クラスターに使用する Aurora MySQL エンジンを選択します。例を以下の図に示します。


                        コンソールで Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成する

キャパシティータイプとして、[サーバーレス] を選択します。

Aurora Serverless v1 DB クラスターのスケーリング設定を構成するには、このページにある [キャパシティー設定] セクションで値を調整します。キャパシティー設定の詳細については、「Aurora Serverless v1 の自動スケーリング」を参照してください。次のイメージは、Aurora MySQL Serverless DB クラスター用に調整できる [Capacity settings] を示しています。


                        コンソールによる Aurora MySQL Serverless DB クラスターのキャパシティー設定

Aurora MySQL Serverless DB クラスター用の Data API を有効にすることもできます。[データベースの作成] ページの [接続] セクションで、[Data API] チェックボックスをオンにします。Data API の詳細については、「Aurora Serverless の Data API の使用」を参照してください。

Aurora PostgreSQL の例

[エディション] で、[Postgres と互換性のある Amazon Aurora] を選択し、[バージョン] では Aurora Serverless v1 で利用可能な Aurora PostgreSQL のバージョンを選択します。詳細については、「Aurora Serverless v1」を参照してください。


                            コンソールで Aurora PostgreSQL Serverless DB クラスターを作成する

Aurora Serverless v1 DB クラスターのスケーリング設定を構成するには、このページにある [キャパシティー設定] セクションで値を調整します。次のイメージは、Aurora PostgreSQL Serverless DB クラスター用に調整できる [Capacity settings] を示しています。キャパシティー設定の詳細については、「Aurora Serverless v1 の自動スケーリング」を参照してください。


                            コンソールによる Aurora PostgreSQL Serverless DB クラスターのキャパシティー設定

Aurora PostgreSQL Serverless DB クラスター用の Data API を有効にすることもできます。[データベースの作成] ページの [接続] セクションで、[Data API] チェックボックスをオンにします。Data API の詳細については、「Aurora Serverless の Data API の使用」を参照してください。

AWS マネジメントコンソール による Aurora DB クラスターの作成の詳細については、「Amazon Aurora DB クラスターの作成」を参照してください。

注記

クラスターの作成時に次のエラーメッセージが表示される場合は、アカウントに追加のアクセス許可が必要です。

Unable to create the resource. Verify that you have permission to create service linked role. Otherwise wait and try again later.

詳細については、「Amazon Aurora のサービスにリンクされたロールの使用」を参照してください。

Aurora Serverless v1 DB クラスターの DB インスタンスに直接接続することはできません。Aurora Serverless v1 DB クラスターに接続するには、データベースエンドポイントを使用します。Aurora Serverless v1 DB クラスターのエンドポイントは、 AWS マネジメントコンソール で、クラスターの [接続とセキュリティ] タブから確認できます。詳細については、「Amazon Aurora DB クラスターへの接続」を参照してください。

AWS CLI で新しい Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成するには、--engine-mode オプションに serverless を指定しながら、create-db-cluster コマンドを実行します。

必要に応じて --scaling-configuration オプションを指定し、最小キャパシティー、最大キャパシティー、および接続がないときの自動的な一時停止を設定できます。

次のコマンドの例では、--engine-mode オプションを serverless に設定して、新しいサーバーレス DB クラスターを作成します。この例では、--scaling-configuration オプションの値も指定します。

Aurora MySQL の例

以下のコマンドでは、新しい MySQL 互換のサーバーレス DB クラスターを作成します。Aurora MySQL の有効なキャパシティー値は、1248163264128、および 256 です。

Linux、macOS、Unix の場合:

aws rds create-db-cluster --db-cluster-identifier sample-cluster --engine aurora --engine-version 5.6.10a \ --engine-mode serverless --scaling-configuration MinCapacity=4,MaxCapacity=32,SecondsUntilAutoPause=1000,AutoPause=true \ --master-username username --master-user-password password aws rds create-db-cluster --db-cluster-identifier sample-cluster --engine aurora-mysql --engine-version 5.7.mysql_aurora.2.07.1 \ --engine-mode serverless --scaling-configuration MinCapacity=4,MaxCapacity=32,SecondsUntilAutoPause=1000,AutoPause=true \ --master-username username --master-user-password password

Windows の場合:

aws rds create-db-cluster --db-cluster-identifier sample-cluster --engine aurora --engine-version 5.6.10a ^ --engine-mode serverless --scaling-configuration MinCapacity=4,MaxCapacity=32,SecondsUntilAutoPause=1000,AutoPause=true ^ --master-username username --master-user-password password aws rds create-db-cluster --db-cluster-identifier sample-cluster --engine aurora-mysql --engine-version 5.7.mysql_aurora.2.07.1 ^ --engine-mode serverless --scaling-configuration MinCapacity=4,MaxCapacity=32,SecondsUntilAutoPause=1000,AutoPause=true ^ --master-username username --master-user-password password

Aurora PostgreSQL の例

次のコマンドでは、PostgreSQL 10.12– 互換の、新しいサーバーレス DB クラスターを作成します。Aurora PostgreSQL の有効なキャパシティー値は、248163264192、および 384 です。

Linux、macOS、Unix の場合:

aws rds create-db-cluster --db-cluster-identifier sample-cluster --engine aurora-postgresql --engine-version 10.12 \ --engine-mode serverless --scaling-configuration MinCapacity=8,MaxCapacity=64,SecondsUntilAutoPause=1000,AutoPause=true \ --master-username username --master-user-password password

Windows の場合:

aws rds create-db-cluster --db-cluster-identifier sample-cluster --engine aurora-postgresql --engine-version 10.12 ^ --engine-mode serverless --scaling-configuration MinCapacity=8,MaxCapacity=64,SecondsUntilAutoPause=1000,AutoPause=true ^ --master-username username --master-user-password password

RDS API で新しい Aurora Serverless v1 DB クラスターを作成するには、EngineMode パラメータに serverless を指定しながら、CreateDBCluster オペレーションを実行します。

必要に応じて ScalingConfiguration パラメータを指定し、最小キャパシティー、最大キャパシティー、および接続がないときの自動的な一時停止を設定できます。有効なキャパシティー値には次のようなものがあります。

  • Aurora MySQL: 1248163264128、および 256 です。

  • Aurora PostgreSQL: 248163264192、および 384 です。