ステップ 1: テーブルを作成します

このステップでは、Amazon DynamoDB で Music テーブルを作成していきます。このテーブルには次の詳細があります。

• パーティションキー – Artist

• ソートキー – SongTitle

テーブルオペレーションの詳細については、「DynamoDB でのテーブルとデータの操作」を参照してください。

注記

開始する前に、必ず「前提条件 - 入門ガイドチュートリアル」のステップに従ってください。

AWS Management Console

DynamoDB コンソールを使用して新しい Music テーブルを作成するには

1. AWS Management Consoleにサインインして DynamoDB コンソール (https://console.aws.amazon.com/dynamodb/) を開きます。

2. コンソールの左側のナビゲーションペインで、[ダッシュボード] を選択します。

3. コンソールの右側で、[テーブルの作成] を選択します。

   

4. テーブルの詳細を次のように入力します。

   1. テーブル名に「Music」と入力します。

   2. パーティションキーに「Artist」と入力します。

   3. ソートキーとして「SongTitle」と入力します。

   4. [デフォルト設定] を選択したままにします。

5. [Create (作成)] を選択して、テーブルを作成します。

   

6. テーブルのステータスが ACTIVE になったら、以下のステップを実行して、テーブルで DynamoDB の P oint-in-time 復旧 を有効にするのがベストプラクティスと考えられています。

   1. テーブル名をクリックしてテーブルを開きます。

   2. [Backups] (バックアップ) をクリックします。

   3. P oint-in-time リカバリセクションの編集ボタンをクリックします。

   4. チェックボックスをクリックして point-in-time 復旧をオンにし、変更の保存 ボタンをクリックします。

AWS CLI

次の AWS CLI の例では、Music を使用して新しい create-table テーブルを作成します。

Linux

aws dynamodb create-table \
    --table-name Music \
    --attribute-definitions \
        AttributeName=Artist,AttributeType=S \
        AttributeName=SongTitle,AttributeType=S \
    --key-schema \
        AttributeName=Artist,KeyType=HASH \
        AttributeName=SongTitle,KeyType=RANGE \
    --provisioned-throughput \
        ReadCapacityUnits=5,WriteCapacityUnits=5 \
    --table-class STANDARD

Windows CMD

aws dynamodb create-table ^
    --table-name Music ^
    --attribute-definitions ^
        AttributeName=Artist,AttributeType=S ^
        AttributeName=SongTitle,AttributeType=S ^
    --key-schema ^
        AttributeName=Artist,KeyType=HASH ^
        AttributeName=SongTitle,KeyType=RANGE ^
    --provisioned-throughput ^
        ReadCapacityUnits=5,WriteCapacityUnits=5 ^
    --table-class STANDARD

create-table を使用すると、次のサンプル結果が返されます。

{
    "TableDescription": {
        "AttributeDefinitions": [
            {
                "AttributeName": "Artist",
                "AttributeType": "S"
            },
            {
                "AttributeName": "SongTitle",
                "AttributeType": "S"
            }
        ],
        "TableName": "Music",
        "KeySchema": [
            {
                "AttributeName": "Artist",
                "KeyType": "HASH"
            },
            {
                "AttributeName": "SongTitle",
                "KeyType": "RANGE"
            }
        ],
        "TableStatus": "CREATING",
        "CreationDateTime": "2023-03-29T12:11:43.379000-04:00",
        "ProvisionedThroughput": {
            "NumberOfDecreasesToday": 0,
            "ReadCapacityUnits": 5,
            "WriteCapacityUnits": 5
        },
        "TableSizeBytes": 0,
        "ItemCount": 0,
        "TableArn": "arn:aws:dynamodb:us-east-1:111122223333:table/Music",
        "TableId": "60abf404-1839-4917-a89b-a8b0ab2a1b87",
        "TableClassSummary": {
            "TableClass": "STANDARD"
        }
    }
}
}

TableStatus フィールドの値は CREATING に設定されていることに注意してください。

DynamoDB が Music テーブルの作成を終了したことを確認するには、describe-table コマンドを使用します。

Linux

 aws dynamodb describe-table --table-name Music | grep TableStatus

Windows CMD

 aws dynamodb describe-table --table-name Music | findstr TableStatus

このコマンドは、次の結果を返します。DynamoDB がテーブルの作成を終了すると、TableStatus フィールドの値が ACTIVE に設定されます。

"TableStatus": "ACTIVE",

テーブルのステータスが ACTIVE になったら、以下のコマンドを実行して、テーブルで DynamoDB の P oint-in-time 復旧 を有効にするのがベストプラクティスと考えられています。

Linux

aws dynamodb update-continuous-backups \ 
    --table-name Music \ 
    --point-in-time-recovery-specification \ 
        PointInTimeRecoveryEnabled=true
                

Windows CMD

aws dynamodb update-continuous-backups --table-name Music --point-in-time-recovery-specification PointInTimeRecoveryEnabled=true

このコマンドは、次の結果を返します。

{
    "ContinuousBackupsDescription": {
        "ContinuousBackupsStatus": "ENABLED",
        "PointInTimeRecoveryDescription": {
            "PointInTimeRecoveryStatus": "ENABLED",
            "EarliestRestorableDateTime": "2023-03-29T12:18:19-04:00",
            "LatestRestorableDateTime": "2023-03-29T12:18:19-04:00"
        }
    }
}

注記

point-in-time リカバリによる継続的バックアップの有効化にはコストがかかります。料金の詳細については、「Amazon DynamoDB の料金表」を参照してください。

新しいテーブルの作成後、「ステップ 2: コンソールまたは AWS CLI を使用して、テーブルにデータを書き込みます」に進みます。