Amazon S3 Glacier で AWS SDK for .NET を使用する - Amazon S3 Glacier

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Amazon S3 Glacier で AWS SDK for .NET を使用する

AWS SDK for .NET API は、AWSSDK.dll で利用できます。AWS SDK for .NET のダウンロードについては、「サンプルコードライブラリ」を参照してください。「Amazon S3 Glacier での AWS SDK の使用」で説明しているように、AWS SDK for .NET には高レベル API と低レベル API があります。

注記

低レベル API と高レベル API により、S3 Glacier へのアクセスを目的としたスレッドセーフのクライアントが提供されます。最善の方法としては、ご利用のアプリケーションでクライアントを 1 つ作成し、そのクライアントをスレッド間で再利用することです。

低レベル API の使用

低レベルの AmazonGlacierClient クラスには、Amazon S3 Glacier (S3 Glacier) の基盤となる REST オペレーションにマッピングするメソッドがすべて用意されています (Amazon S3 Glacier の API リファレンス)。これらのメソッドを呼び出すときには、対応するリクエストオブジェクトを作成するとともに、そのメソッドがオペレーションに S3 Glacier のレスポンスを返すためのレスポンスオブジェクトを指定する必要があります。

たとえば、AmazonGlacierClient クラスには、ボールト作成のための CreateVault メソッドがあります。このメソッドは、ボールトの作成 REST オペレーションに対応するものです (「ボールトの作成 (PUT vault)」を参照してください)。このメソッドを使用するには、次の C# コードスニペットに示すように、CreateVaultRequest クラスと CreateVaultResponse クラスのインスタンスを作成して、リクエスト情報を指定し、S3 Glacier のレスポンスを受け取る必要があります。

AmazonGlacierClient client; client = new AmazonGlacierClient(Amazon.RegionEndpoint.USEast1); CreateVaultRequest request = new CreateVaultRequest() { AccountId = "-", VaultName = "*** Provide vault name ***" }; CreateVaultResponse response = client.CreateVault(request);

このガイドの低レベル API の例では、すべてこのパターンを使用しています。

注記

ここに挙げたコードスニペットでは、リクエストの作成時に AccountId を指定しています。ただし、AWS SDK for .NET を使用する場合であれば、リクエストに AccountId を含めるかどうかは任意であるため、このガイドの低レベル API の例では、この値を設定していません。AccountId は AWS アカウント ID です。この値はリクエストの署名に使用した認証情報に関連する AWS アカウント ID と一致する必要があります。AWS アカウント ID、または S3 Glacier がリクエストの署名に使用した認証情報に関連する AWS アカウント ID を使用している場合はオプションで「-」のどちらかを指定できます。お客様のアカウント ID を指定する場合は、ハイフンを含めないでください。AWS SDK for .NET を使用する場合に、アカウント ID を指定しなかったときは、ライブラリによってアカウント ID が「-」に設定されます。

高レベル API の使用

AWS SDK for .NET では、アプリケーションの開発をさらに簡素化するため、低レベル API の一部のメソッドの抽象化のレベルを高めた ArchiveTransferManager クラスが用意されています。このクラスには、UploadDownload など、アーカイブオペレーションのための便利なメソッドがあります。

たとえば、以下の C# コードスニペットでは、アーカイブのアップロードに Upload 高レベルメソッドを使用しています。

string vaultName = "examplevault"; string archiveToUpload = "c:\folder\exampleArchive.zip"; var manager = new ArchiveTransferManager(Amazon.RegionEndpoint.USEast1); string archiveId = manager.Upload(vaultName, "archive description", archiveToUpload).ArchiveId;

実行したオペレーションはいずれも、ArchiveTransferManager オブジェクトの作成時に指定した AWS リージョンに適用される点に注意してください。このガイドの高レベル API の例では、すべてこのパターンを使用しています。

注記

高レベルの ArchiveTransferManager クラスには、依然として低レベルの AmazonGlacierClient クライアントが必要です。このクライアントは、明示的に渡すことや、ArchiveTransferManager で作成することができます。

コード例の実行

.NET コード例の使用を最も手早く開始する方法は、AWS SDK for .NET をインストールすることです。詳細については、「AWS SDK for .NET」を参照してください。

以下の手順では、このガイドに示しているコード例をテストするためのステップを示しています。

1

AWS SDK for .NET のトピック「Configuring AWS Credentials」で説明しているように、AWS 認証情報の認証情報プロファイルを作成します。

2

空の AWS プロジェクト テンプレートを使用して、新しい Visual Studio プロジェクトを作成します。

3

プロジェクトファイル Program.cs 内のコードを、任意のセクションのコードで置き換えます。

4

コードを実行します。AWS マネジメントコンソール を使用して、オブジェクトが作成されることを確認します。AWS マネジメントコンソール の詳細については、http://aws.amazon.com/console/ を参照してください。

エンドポイントの設定

デフォルトでは、AWS SDK for .NET により、エンドポイントが 米国西部 (オレゴン) リージョン (https://glacier.us-west-2.amazonaws.com) に設定されます。以下の C# スニペットに示すように、エンドポイントを他の AWS リージョンに設定できます。

以下のスニペットには、低レベル API で 米国西部 (オレゴン) リージョン (us-west-2) にエンドポイントを設定する方法を示しています。

AmazonGlacierClient client = new AmazonGlacierClient(Amazon.RegionEndpoint.USWest2);

以下のスニペットには、高レベル API で 米国西部 (オレゴン) リージョンにエンドポイントを設定する方法を示しています。

var manager = new ArchiveTransferManager(Amazon.RegionEndpoint.USWest2);

現在サポートされている AWS リージョンとエンドポイントのリストについては、「Amazon S3 Glacier へのアクセス」を参照してください。