Amazon S3 Glacier とは - Amazon S3 Glacier

Amazon S3 Glacier とは

Amazon S3 Glacier は、データのアーカイブと長期バックアップ用の、安全で耐久性が高く、非常に低コストの Amazon S3 ストレージクラスです。

S3 Glacier では、数か月、数年、または数十年にわたって、コスト効率良くデータを保管できます。S3 Glacier を利用すると、ストレージの運用と規模拡大/縮小に伴う管理作業を AWS に任せることができるので、容量計画、ハードウェアのプロビジョニング、データレプリケーション、ハードウェア障害の検出と復旧、時間のかかるハードウェア移行に悩むことがなくなります。その他の主なサービスと料金情報については、「S3 Glacier の詳細ページ」を参照してください。

S3 Glacier は、Amazon S3 のさまざまなストレージクラスの 1 つです。バケット、アクセスポイント、ストレージクラス、オブジェクトなど、Amazon S3 の主要概念の概要については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイドの「Amazon S3 とは」を参照してください。

S3 Glacier を初めてお使いになる方向けの情報

S3 Glacier を初めて使用する方には、以下のセクションを初めに読むことをお勧めします。

  • Amazon S3 Glacier とは — このセクションの以降の部分では、基盤となるデータモデル、サポートしているオペレーション、サービスとの連係に利用できる AWS SDK について説明します。

  • 開始方法 — Amazon S3 Glacier の使用開始」セクションでは、ボールトの作成プロセス、アーカイブのアップロード、アーカイブをダウンロードするジョブの作成、ジョブ出力の取得、アーカイブの削除について順を追って説明します。

    重要

    S3 Glacier が備えているコンソールを使用して、ボールトの作成と削除を実行できます。ただし、それ以外の S3 Glacier の操作には、AWS Command Line Interface (AWS CLI) の使用またはコードの記述が必要になります。たとえば、写真、ビデオ、その他のドキュメントなどのデータをアップロードするには、AWS CLI を使用する必要があります。あるいは、REST API を直接使用するか AWS SDK を使用して、アップロードリクエストを行うコードを記述する必要があります。AWS CLI での S3 Glacier の使用の詳細については、「S3 Glacier の AWS CLI リファレンス」を参照してください。AWS CLI をインストールするには、「AWS Command Line Interface」を参照してください。

「ご利用開始にあたって」セクションを読み終えたら、S3 Glacier のオペレーションについてさらに詳しく学習することをお勧めします。以下のセクションでは、REST API や Java または Microsoft .NET 用の AWS ソフトウェア開発キット (SDK) を用いた S3 Glacier の運用に関する詳細を提供します。

  • Amazon S3 Glacier での AWS SDK の使用

    このセクションでは、このガイドの多様なコード例で使用されている AWS SDK の概要を示します。このセクションの内容をよく確認しておくと、以降のセクションの理解に役立ちます。これらの SDK が提供する高レベルまたは低レベルの API の概要、使用する状況、このガイドで提供されるコード例を実行するための一般的な手順について記載します。

  • Amazon S3 Glacier のボールトに関する各種操作

    このセクションでは、ボールトの作成、ボールトメタデータの取得、ボールトインベントリを取得するジョブの使用、ボールト通知の設定など、各種のボールトオペレーションの詳細を示します。S3 Glacier コンソールの使用に加えて、多様なボールトオペレーションに AWS SDK を使用できます。このセクションでは、API について説明し、AWS SDK for Java と .NET を使用した作業サンプルを提示します。

  • Amazon S3 Glacier でアーカイブを使用する

    このセクションでは、単一のリクエストでアーカイブをアップロードしたり、マルチパートアップロードオペレーションを使用してパート単位で大きなアーカイブをアップロードしたりするなどのアーカイブオペレーションについて、その詳細を説明します。また、アーカイブを非同期的にダウンロードするジョブの作成についても解説しています。このセクションでは、AWS SDK for Java と .NET を使用した例を示します。

  • Amazon S3 Glacier の API リファレンス

    S3 Glacier は RESTful なサービスです。このセクションでは、REST オペレーションについて説明し、すべての REST オペレーションに関する構文と、リクエストおよびレスポンスの例を示します。この API をラップする AWS SDK ライブラリは、プログラミング作業の簡素化に役立ちます。

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は S3 バケットのライフサイクル設定をサポートしています。これにより、オブジェクトをアーカイブのために S3 Glacier ストレージクラスに移行させることができます。Amazon S3 オブジェクトを S3 Glacier ストレージクラスに移行する際に、Amazon S3 は内部的に S3 Glacier を使用して、堅牢なストレージをより低コストで実現します。オブジェクトは S3 Glacier に保存されますが、引き続き Amazon S3 で管理する Amazon S3 オブジェクトであり、S3 Glacier を介して直接アクセスすることはできません。

Amazon S3 ライフサイクル設定およびオブジェクトの S3 Glacier ストレージクラスへの移行に関する詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイド の「オブジェクトのライフサイクル管理」と「オブジェクトの移行」を参照してください。