セグメントのトラブルシューティング

失敗の原因を特定しやすくするため、ログ記録が有効になっていることを検証します。詳細については、「モニタリングとログ記録」を参照してください。

セグメントのインポートに失敗しました

セグメントのインポートに失敗すると、次のエラーメッセージまたは類似のメッセージが表示されることがあります。

インポートジョブ : セグメント名 のファイル SampleTemplate.csv のインポートに失敗しました SampleTemplate。不正なリクエスト: 受信したデータが、 createImportJob オペレーションで想定した形式と一致しませんでした。リクエストの情報が正しい形式であるか確認し、リクエストを再度送信してください。

問題と解決策

• このエラーは、インポートしたテンプレートが正しくフォーマットされていないときに発生します。

• テンプレートが有効な JSON 形式または CSV 形式であることを検証します。正しい形式の例については「セグメントファイル」を参照してください。サンプルテンプレートは、コンソールからダウンロードすることもできます。プロジェクトで、[セグメント]、[セグメントの作成]、[セグメントのインポート] を選択したうえで、[サンプル CSV のダウンロード] を選択します。

• 指定したすべての属性が有効であることを検証します。ChannelType および アドレスは、セグメントをインポートする際の必須フィールドです。属性名では大文字と小文字が区別されます。テンプレートに追加できる属性として考えられるものの全リストについては、「サポートされている属性」を参照してください。

複数のインポートセグメントのマージ

Amazon Pinpoint は複数のインポートセグメントのマージをサポートしていません。2 つのインポートを 1 つのインポートに手動でマージし、マージしたセグメントから 1 つの動的セグメントを作成できます。

セグメントのエクスポートに失敗しました

セグメントをエクスポートできません。コンソールからのエクスポートジョブが継続的に失敗しています。

問題と解決策

• コンソールからエクスポートすると、大量のエクスポートでエクスポートジョブが失敗することがあります。

• この制限の回避策として、セグメントは、コマンドラインリファレンス (CLI) または SDK を介して API を使用して Amazon S3 バケットにエクスポートできます。 CreateExportJob

動的セグメントのエンドポイント数

問題と解決策

• キャンペーンの作成時に動的セグメントを使用する場合、エンドポイント数は概算値であり、正確ではない場合があります。セグメントをエクスポートすると、特定の時点のエンドポイントの正確な数を確認できます。これは、動的セグメント内のエンドポイントデータが、動的セグメントで定義された条件に基づいて、時間の経過と共に変化する可能性があるためです。

BadRequestException: ユーザー数あたりの最大エンドポイントを超えました: 15

このエラーは、同じ UserId に関連付けられているエンドポイントを 15 を超えて追加しようとすると発生します。

注記

新しいエンドポイントのチャネルタイプが ADM、GCM、APNS、APNS_VOICE、APNS_VOIP_SANDBOX、または BAIDU の場合、これらのチャネルタイプのいずれかを備えたエンドポイントがすでに存在していれば、リクエストは成功します。詳細については、「Amazon Pinpoint デベロッパーガイド」の「オーディエンスメンバーの最大エンドポイント数の管理」を参照してください。

問題と解決策

• update-endpoint API を使用して新しいエンドポイントを作成したり、既存のエンドポイントを編集したりするときに、特定のエンドポイントがエンドポイントアドレスの最大数 15 個を超えているときに、このエラーが表示されることがあります。

• 現在、この制限は、サービスに対するハード制限となっています。引き上げできません。詳細については、「エンドポイントクォータ」を参照してください。

BadRequestException UpdateEndpointsBatch または UpdateEndpoints オペレーションを呼び出すとき: カスタム属性が多すぎます

このエラーは、250 を超える属性を追加しようとすると発生します。カスタム属性は、エンドポイントあたり最大 15 KB です。

問題と解決策

• セグメントをエクスポートして検査し、カスタム属性の数を確認します。

• デフォルトの属性数は、Attributes、Metrics、UserAttributes に割り当てられた属性を含めて、250 個です。

• 解決するには、上限の引き上げをお勧めします。詳細については、「エンドポイントクォータ」を参照してください。