ワークフロー状態を渡す - AWS Step Functions

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ワークフロー状態を渡す

Pass 状態 ("Type": "Pass") は、何も作業せずに入力を出力に渡します。Pass 状態は、ステートマシンを構築およびデバッグする際に便利です。

Pass 状態を使用してフィルターを使用してJSON状態入力を変換し、変換されたデータをワークフローの次の状態に渡すこともできます。入力変換の詳細については、「Step Functions ワークフローのパラメータを使用して状態データを操作する」を参照してください。

[common state fields] (共通状態フィールド) に加えて、Pass 状態では次のフィールドを使用できます。

Result (オプション)

次の状態に渡される仮想タスクの出力を参照します。ResultPath フィールドをステートマシン定義に含めると、ResultResultPath で指定されたとおりに配置され、次の状態に渡されます。

ResultPath (オプション)

Result で指定された仮想タスクの出力を配置する場所 (入力に対して) を指定します。その後、入力は OutputPath フィールド (ある場合) に従ってフィルタリングされてから状態の出力に使用されます。詳細については、入力および出力処理を参照してください。

Parameters (オプション)

入力として渡されるキーと値のペアの集合を作成します。Parameters を静的な値として指定することも、パスを使用して入力から選択することもできます。詳細については、「Step Functions ワークフローのパラメータを使用して状態データを操作する」を参照してください。

パス状態の例

以下の Pass 状態の例では、テストなどの目的で、ステートマシンにいくつかの固定データを挿入します。

"No-op": { "Type": "Pass", "Result": { "x-datum": 0.381018, "y-datum": 622.2269926397355 }, "ResultPath": "$.coords", "End": true }

この状態の入力は以下であるとします。

{ "georefOf": "Home" }

出力は次のようになります。

{ "georefOf": "Home", "coords": { "x-datum": 0.381018, "y-datum": 622.2269926397355 } }