Well-Architected フレームワークの新しいバージョンがリリースされました。また、レンズカタログに新しいレンズと更新されたレンズが追加されました。変更の詳細
AWS WA Tool でのワークロードの定義
ワークロードとは、ビジネス価値をもたらすコンポーネントのセットです。例えば、ワークロードには、マーケティングウェブサイト、e コマースウェブサイト、モバイルアプリのバックエンド、分析プラットフォームがあります。ワークロードを正確に定義すると、AWS Well-Architected フレームワークの柱に対する包括的なレビューを行うことができます。
ワークロードを定義するには
AWS Management Console にサインインし、https://console.aws.amazon.com/wellarchitected/
で AWS Well-Architected Tool のコンソールを開きます。 -
AWS WA Tool を初めて使用すると、サービスの特徴を紹介するページが表示されます。[ワークロードを定義する] セクションで [ワークロードの定義] を選択します。
あるいは、左側のナビゲーションペインで、[Workloads (ワークロード)]、[Define workload (ワークロードの定義)] の順に選択します。
AWS がワークロードデータをどのように使用するかの詳細については、[Why does AWS need this data, and how will it be used?] (AWS がこのデータを必要とする理由とその用途) を選択します。
-
[Name (名前)] ボックスに、ワークロードの名前を入力します。
注記
名前は 3 ~ 100 文字にします。3 文字以上をスペースにしないでください。ワークロード名は一意にしてください。一意かどうかを確認するときは、スペースと大文字は無視されます。
-
[Description (説明)] ボックスに、ワークロードの説明を入力します。説明は 3 ~ 250 文字にしてください。
-
[Review owner (レビューの 所有者)] ボックスに、ワークロードのレビュープロセスを所有するプライマリグループまたは個人の名前、E メールアドレス、または識別子を入力します。
-
[環境] ボックスで、ワークロードの環境を選択します。
-
[Production] (本番稼動) – ワークロードは本番稼動環境で実行されます。
-
[Pre-production] (本番稼働前) – ワークロードは本番稼働前環境で実行されます。
-
-
[リージョン] セクションで、ワークロードのリージョンを選択します。
-
[AWS リージョン]– ワークロードが実行される AWS リージョンを 1 つずつ選択します。
-
AWS 以外の領域 – ワークロードが実行される AWS 以外のリージョン名を入力します。5 つまでの一意のリージョンをカンマで区切って指定できます。
ワークロードに該当する場合は、両方のオプションを使用します。
-
-
(オプション) [Account IDs] (アカウント ID) ボックスに、ワークロードに関連付けられている AWS アカウントの ID を入力します。最大 100 個の一意のアカウント ID をカンマで区切って指定できます。
Trusted Advisor がアクティブ化されると、指定されたアカウント ID が Trusted Advisor からのデータ取得に使用されます。IAM で ユーザーの代わりに Trusted Advisor データを取得するアクセス許可を AWS WA Tool に付与するには、「ワークロードの AWS Trusted Advisor をアクティブ化する」を参照してください。
-
(オプション) [アプリケーション] ボックスに、AWS Service Catalog AppRegistry からこのワークロードに関連付けるアプリケーションのアプリケーション ARN を入力します。各ワークロードに指定できる ARN はひとつだけで、アプリケーションとワークロードは、同じリージョンである必要があります。
-
(オプション) [ Architectural design (アーキテクチャ設計)] ボックスに、アーキテクチャ設計の URL を入力します。
-
(オプション) [Industry type (業界)] ボックスで、ワークロードに関連する業界を選択します。
-
(オプション) [Industry (業種)] ボックスで、ワークロードに最も一致する業種を選択します。
-
(オプション) [Trusted Advisor] セクションで、ワークロードに対して [Trusted Advisor のチェック] をオンにし、[Trusted Advisor をアクティブ化する] を選択します。ワークロードに関連するアカウントには、追加の設定が必要な場合があります。ユーザーの代わりに Trusted Advisor データを取得するアクセス許可を AWS WA Tool に付与するには、「ワークロードの AWS Trusted Advisor のアクティブ化」を参照してください。[リソース定義] の [ワークロードメタデータ]、[AppRegistry]、または [すべて] を選択して、AWS WA Tool がTrusted Advisor のチェックを実行するために使用するリソースを定義します。
-
(オプション) ワークロードレベルでワークロードの Jira 同期設定を有効にするには、[Jira] セクションで、[アカウントレベルの設定を上書] を選択します。ワークロードに関連するアカウントには、追加の設定が必要な場合があります。コネクタのセットアップと設定を開始するには、「AWS Well-Architected Tool Connector for Jira」を参照してください。[ワークロードを同期しない]、[ワークロードの同期 - 手動]、[ワークロードの同期 - 自動] から選択し、必要に応じて同期先の [Jira プロジェクトキー] を入力します。
注記
アカウントレベルの設定を上書きしない場合、ワークロードには、デフォルトでアカウントレベルの Jira の同期設定が適用されます。
-
(オプション) [Tags] (タグ) セクションで、ワークロードに関連付けるタグを追加します。
タグの詳細については、「AWS WA Tool リソースのタグ付け」を参照してください。
-
[次へ] を選択します。
必須ボックスが空白の場合、または指定した値が無効な場合は、続行する前に問題を修正する必要があります。
-
(オプション) [プロファイルの適用] で、既存のプロファイルを選択するか、プロファイル名を検索するか、[プロファイルの作成] を選択してプロファイルを作成し、プロファイルをワークロードに関連付けます。[次へ] を選択します。
-
このワークロードに適用するレンズを選択します。ワークロードには最大 20 個のレンズを追加できます。公式な AWS レンズの説明については、「レンズ」を参照してください。
レンズは、[カスタムレンズ] (自分で作成したレンズまたは AWS アカウントと共有したレンズ)、[レンズカタログ] (すべてのユーザーが利用できる公式な AWS レンズ)、またはその両方から選択できます。
注記
カスタムレンズを作成していない場合や、カスタムレンズを共有していない場合、[カスタムレンズ] セクションには何も表示されません。
免責事項
他の AWS ユーザーまたはアカウントが作成したカスタムレンズにアクセスする、またはそれらを適用する (あるいはその両方) ことで、他のユーザーが作成、共有したカスタムレンズが、AWS カスタマーアグリーメントに定義されているサードパーティーコンテンツであることを認めるものとします。
-
[ワークロードの定義] を選択します。
必須ボックスが空白の場合、または指定した値が無効な場合は、ワークロードを定義する前に問題を修正する必要があります。