Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API バージョン 2014-10-31)

特定の時点への DB インスタンスの復元

DB インスタンスを特定の時点に復元し、新しい DB インスタンス を作成できます。特定の時点に DB インスタンス を復元すると、デフォルトの DB セキュリティグループが新しい DB インスタンスに適用されます。DB インスタンスにカスタム DB セキュリティグループを適用する場合は、DB インスタンスが使用可能になったら、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI の modify-db-instance コマンド、または Amazon RDS API の ModifyDBInstance アクションを使用して明示的に適用する必要があります。

RDS は、DB インスタンスのトランザクションログを 5 分ごとに Amazon S3 にアップロードします。DB インスタンスの復元可能な直近の時間を調べるには、AWS CLI の describe-db-instances コマンドを使用し、DB インスタンスの [LatestRestorableTime] フィールドに返される値を参照します。AWS マネジメントコンソール で、このプロパティは DB インスタンスの最新の復元時間として表示されます。バックアップ保持期間の任意の時点に復元できます。

Amazon RDS で使用されるいくつかのデータベースエンジンには、特定の時点から復元する際の特別な考慮事項があります。特定の時点に Oracle DB インスタンスを復元するとき、新しい DB インスタンスで使用する異なる Oracle DB エンジン、ライセンスモデル、DBName (SID) を指定できます。特定の時点に SQL Server DB インスタンスを復元するとき、そのインスタンス内の各データベースは、インスタンス内の他のデータベースからそれぞれ 1 秒以内の時点に復元されます。インスタンス内の複数のデータベースにまたがるトランザクションは、復元後の整合性がない可能性があります。また、SQL Server DB インスタンスでは、OFFLINEEMERGENCY、および SINGLE_USER モードは現在サポートされていません。いずれかのデータベースをこれらのモードに設定すると、復元可能な直近の時間がインスタンス全体で前に進まなくなります。

SQL Server データベースの復旧モデルを変更するなど、一部のアクションの結果、ポイントインタイムリカバリに使用されるログの順序が乱れる可能性があります。場合によっては、Amazon RDS がこの問題を検出し、復元可能な最新時刻が前に進まなくなったり、SQL Server データベースが BULK_LOGGED 復旧モデルを使用しているときなどに、ログ順序の乱れが検出されなかったりします。ログ順序に乱れがある場合、SQL Server DB インスタンスを特定の時点に復元することができなくなる可能性があります。これらの理由により、Amazon RDS では SQL Server データベースの復旧モデルの変更がサポートされていません。

DB インスタンスをポイントインタイムに復元するには、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または RDS API を使用します。

AWS マネジメントコンソール

特定の時点に DB インスタンスを復元するには

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS コンソール (https://console.aws.amazon.com/rds/) を開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[データベース] を選択します。

  3. 復元する DB インスタンスを選択します。

  4. [アクション] で、[特定時点への復元] を選択します。

    [Launch DB Instance] ウィンドウが表示されます。

  5. [Latest restorable time] を選択してできるだけ最新の時点に復元するか、[Custom] を選択して時刻を選択します。

    [カスタム] を選択した場合、インスタンスを復元する日時を入力します。

  6. [DB インスタンス識別子] に、復元する DB インスタンスの名前を入力し、次に他のオプションに入力します。

  7. [Launch DB Instance] を選択します。

CLI

DB インスタンスを特定の時間に復元するには、AWS CLI の restore-db-instance-to-point-in-time コマンドを使用して新しい DB インスタンスを作成します。

Linux、OS X、Unix の場合:

aws rds restore-db-instance-to-point-in-time \ --source-db-instance-identifier mysourcedbinstance \ --target-db-instance-identifier mytargetdbinstance \ --restore-time 2017-10-14T23:45:00.000Z

Windows の場合:

aws rds restore-db-instance-to-point-in-time ^ --source-db-instance-identifier mysourcedbinstance ^ --target-db-instance-identifier mytargetdbinstance ^ --restore-time 2017-10-14T23:45:00.000Z
API

DB インスタンスを特定の時間に復元するには、以下のパラメータを指定して Amazon RDS API の RestoreDBInstanceToPointInTime アクションを呼び出します。

  • SourceDBInstanceIdentifier

  • TargetDBInstanceIdentifier

  • RestoreTime