EFS マウントヘルパーを使用せずにファイルシステムをマウントする - Amazon Elastic File System

EFS マウントヘルパーを使用せずにファイルシステムをマウントする

注記

このセクションでは、amazon-efs-utils パッケージを使用せずに、Amazon EFS ファイルシステムをマウントする方法について説明します。ファイルシステムを使用して、転送時のデータの暗号化を使用するには、Transport Layer Security (TLS) を使用して、ファイルシステムをマウントする必要があります。これを行うには、amazon-efs-utils パッケージを使用することをお勧めします。詳細については、「amazon-efs-utils ツールを使用する」を参照してください。

以下で、Network File System (NFS) クライアントをインストールする方法と、Amazon EC2 インスタンスに Amazon EFS ファイルシステムをマウントする方法を説明します。また、mount コマンドの説明と、mount コマンドでファイルシステムの DNS (ドメインネームシステム) 名を指定するために使用可能なオプションについても説明します。加えて、システムの再起動後に fstab ファイルを使用してファイルシステムを自動的に再マウントする方法を説明します。

注記

ファイルシステムをマウントする前に、関連する AWS リソースを作成、設定、および起動する必要があります。詳細な手順については、「Amazon Elastic File System の使用開始」を参照してください。

NFS サポート

Amazon EFS は、ファイルシステムを Amazon EC2 インスタンスにマウントするときに、Network File System バージョン 4.0 と 4.1 (NFSv4) プロトコルをサポートします。NFSv4.0 はサポートされていますが、NFSv4.1 を使用することをお勧めします。Amazon EFS インスタンスに Amazon EC2 ファイルシステムをマウントするには、選択した NFSv4 プロトコルをサポートする NFS クライアントが必要になります。

最適なパフォーマンスのため、また、既知のさまざまな NFS クライアントのバグを避けるため、最新の Linux カーネルの使用をお勧めします。エンタープライズ Linux ディストリビューションを使用している場合は、以下をお勧めします。

  • Amazon Linux 2

  • Amazon Linux 2015.09 以降

  • RHEL 7.3 以降

  • カーネル 2.6.32-696 の RHEL 6.9 以降

  • Ubuntu 16.04 のすべてのバージョン

  • カーネル 3.13.0-83 の Ubuntu 14.04 以降

  • SLES 12 Sp2 以降

別のディストリビューションまたはカスタムカーネルを使用している場合は、カーネルバージョン 4.3 以降をお勧めします。

注記

多くのファイルを並列に開くとパフォーマンスが低下する により、RHEL 6.9 は特定のワークロードには適していない可能性があり ます。

注記

Microsoft Windows に基づいた Amazon EC2 インスタンスでの Amazon EFS の使用はサポートされていません。

AMI およびカーネルバージョンのトラブルシューティング

EC2 インスタンスから Amazon EFS を使用する場合の、特定の AMI またはカーネルバージョンに関連する問題のトラブルシューティングを行うには AMI とカーネルの問題のトラブルシューティングを参照してください。

NFS クライアントをインストールする

Amazon EC2 インスタンスに Amazon EFS ファイルシステムをマウントするには、まず NFS クライアントをインストールする必要があります。EC2 インスタンスに接続して NFS クライアントをインストールするには、EC2 インスタンスのパブリック DNS 名とユーザー名でログインする必要があります。インスタンスのユーザー名は通常 ec2-user です。

EC2 インスタンスに接続し、NFS クライアントをインストールするには

  1. EC2 インスタンスに接続します。インスタンスに接続する方法については、以下の点に注意してください。

    • macOS または Linux を実行しているコンピュータからインスタンスに接続するには、-i オプションとプライベートキーへのパスと共に、Secure Shell (SSH) クライアントに対する .pem ファイルを指定します。

    • Windows を実行しているコンピュータから Linux インスタンスに接続する場合は、MindTerm または PuTTY のどちらかを使用できます。PuTTY を使用する予定がある場合は、それをインストールしてから、次のプロシージャを使用して .pem ファイルを .ppk ファイルに変換します。

    詳細については、「Linux インスタンス用 Amazon EC2 ユーザーガイド」の次のトピックを参照してください。

  2. (オプション) アップデートを入手して再起動します。

    $ sudo yum -y update $ sudo reboot
  3. 再起動後、EC2 インスタンスに再接続します。

  4. NFS クライアントをインストールします。

    Amazon Linux AMI または Red Hat Linux AMI を使用している場合は、次のコマンドを使用して NFS クライアントをインストールします。

    $ sudo yum -y install nfs-utils

    Ubuntu Amazon EC2 AMI を使用している場合は、次のコマンドを使用して NFS クライアントをインストールします。

    $ sudo apt-get -y install nfs-common
  5. 次のコマンドを使用して NFS サービスを起動します。

    $ sudo service nfs start
  6. 次のように、NFS サービスが起動したことを確認します。

    $ sudo service nfs status Redirecting to /bin/systemctl status nfs.service ● nfs-server.service - NFS server and services Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/nfs-server.service; disabled; vendor preset: disabled) Active: active (exited) since Wed 2019-10-30 16:13:44 UTC; 5s ago Process: 29446 ExecStart=/usr/sbin/rpc.nfsd $RPCNFSDARGS (code=exited, status=0/SUCCESS) Process: 29441 ExecStartPre=/bin/sh -c /bin/kill -HUP `cat /run/gssproxy.pid` (code=exited, status=0/SUCCESS) Process: 29439 ExecStartPre=/usr/sbin/exportfs -r (code=exited, status=0/SUCCESS) Main PID: 29446 (code=exited, status=0/SUCCESS) CGroup: /system.slice/nfs-server.service

カスタムカーネル (カスタム AMI を構築する場合) を使用する場合は、少なくとも NFSv4.1 クライアントカーネルモジュールと適切な NFS4 ユーザースペースマウントヘルパーを含める必要があります。

注記

Amazon EC2 インスタンスの起動時に [Amazon Linux AMI 2016.03.0] または [Amazon Linux AMI 2016.09.0] を選択する場合、デフォルトですでに AMI に含まれているため、nfs-utils をインストールする必要はありません。

次の手順: ファイルシステムをマウントする

以下のいずれかの手順を実行し、ファイルシステムをマウントします。