Elastic Transcoder のジョブを作成するときに指定する設定 - Amazon Elastic Transcoder

Elastic Transcoder のジョブを作成するときに指定する設定

Elastic Transcoder コンソールを使用してジョブを作成するとき、以下の値を指定できます。

注記

ジョブのステータスが変化したとき(Elastic Transcoder でジョブの処理を開始または終了したときや、Elastic Transcoder で警告またはエラーの状態が発生したときなど)に通知するように、Elastic Transcoder を設定できます。詳細については、「ジョブのステータスの通知」を参照してください。

リージョン

Elastic Transcoder では、現在使用しているリージョンでジョブが作成されます。

全般設定

パイプライン

Elastic Transcoder で変換を行うときに使用するパイプラインの名前。パイプラインによって、いくつかの設定が決まります。それらの設定には、変換するファイルを Elastic Transcoder で取得するための Amazon S3 バケットや、変換結果ファイルを Elastic Transcoder で出力するためのバケットなどがあります。

Output Key Prefix (出力キープレフィックス)

ジョブで作成されるすべてのファイル(出力ファイル、サムネイル、プレイリストなど)の名前の先頭に、Elastic Transcoder が追加する値(値が指定されている場合)。値を指定する場合は、最初の文字よりも後の任意の場所に "/ " を含める必要があります。これにより、Amazon S3 でのファイル管理が簡素化されます。


						[全般設定] のスクリーンショット。

入力詳細: パート 1

このセクションの設定を使用して、入力ファイルに関する情報を指定します。複数の入力ファイルを指定すると、それらのファイルは Elastic Transcoder で変換されて 1 つの出力ファイルに結合されます。詳細については、「クリップの結合」を参照してください。

Input Key

変換するファイルの名前。ファイルの取得元となる Amazon S3 バケットを判別するため、Elastic Transcoder はジョブに対して指定したパイプラインの [Input Bucket (入力バケット)] フィールドを参照します。

ファイル名にプレフィックス (cooking/lasagna.mpg など) が含まれている場合、そのプレフィックスをキーに含めます。ファイルが指定したバケットに含まれていない場合、Elastic Transcoder はエラーを返します。

Input Decryption (入力の復号)

入力ファイルの復号に使用される暗号化設定(ある場合)。入力ファイルが暗号化されている場合は、ファイルを復号するために Elastic Transcoder で使用されるモードを指定する必要があります。

Decryption Mode (復号のために必要)

Elastic Transcoder でファイルを復号する際に使用する特定の暗号化モード。

Elastic Transcoder では、以下のオプションがサポートされています。

  • Amazon S3 Server-Side Encryption: ファイルの暗号化と復号が Amazon S3 によって処理されます。Elastic Transcoder に Amazon S3 バケットへのアクセス権限があれば、特に何もする必要はありません。

    詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイド の「サーバー側の暗号化を使用したデータの保護」を参照してください。

  • Client-Side Encryption Using Customer-Provided Keys: お客様が用意した暗号化キーによる次の 3 種類の暗号化が Elastic Transcoder でサポートされます。

    • aes-cbc-pkcs7: 操作の、パディング済みサイファーブロックモード。

    • aes-ctr: AES Counter Mode。

    • aes-gcm: AES Galois Counter Mode (認証済み暗号化形式の操作モード)。改ざんされたファイル、キー、初期化ベクトルが復号プロセスに失敗することを意味します。

    いずれかの AES 暗号化モードを選択した場合は、次の 3 つについても値を指定する必要がありま(すべて、base64 エンコード済みである必要があります)。

    • Encryption Key

    • Encryption Key MD5

    • Encryption Initialization Vector

Decryption Key (AES 復号のために必要)

ファイルの暗号化に使用されたデータ暗号化キー。キーは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前のビット長は次のいずれかである必要があります。

96 (AES-GCM のみ)、128192、または 256

キーには AWS KMS による暗号化も行う必要があります。詳細については、AWS Key Management Service Developer Guide の「データの暗号化と復号」を参照してください。

Decryption Key MD5 (AES 復号のために必要)

入力ファイルを暗号化するために使用し、送信中にキーが破損していないことを確認するためにチェックサムとして Elastic Transcoder で使用するキーの MD5 ダイジェスト。キーの MD5 は base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 16 バイトである必要があります。

Decryption Initialization Vector (AES 復号のために必要)

ランダムビットジェネレーターによって作成され、入力ファイルの暗号化に使用された、すべての暗号化操作に対して一意な一連のランダムビット。初期化ベクトルは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 16 バイトである必要があります。

詳細については、初期化ベクトルに関する Wikipedia のページを参照してください。


						入力設定スクリーンショット。

入力詳細: パート 2、クリップとキャプションの設定

このセクションの設定を使用して、入力ファイルのクリップとキャプションに関する情報を指定します。これらの設定は、複数の入力を指定した場合にのみ使用できます。

キャプションの詳細については、「キャプション」を参照してください。

(オプション) クリップの開始時間

入力ファイルの一部を抜粋して、出力ファイルを作成できます。[Clip Start Time] は、クリップを開始する入力ファイル上の位置を示します。形式は、HH:mm:ss.SSS(最大値: 23:59:59.999、SSS は 1000 分の 1 秒部分)または sssss.SSS(最大値: 86399.999)を使用できます。値を指定しない場合、Elastic Transcoder では入力ファイルの先頭を開始位置と見なします。

(オプション) クリップの再生時間

抜粋クリップの再生時間。形式は、HH:mm:ss.SSS (最大値: 23:59:59.999、SSS は 1000 分の 1 秒部分) または sssss.SSS (最大値: 86399.999) を使用できます。値を指定しない場合、Elastic Transcoder では、[クリップの開始時間] からファイルの終了までのクリップを作成します。

入力ファイルの再生時間よりも長い値を指定した場合、Elastic Transcoder では、[Clip Start Time] からファイルの終了までを変換し、警告メッセージを返します。

(動画のみ) Captions Merge Policy

複数のキャプションが存在する場合の Elastic Transcoder での処理方法を決定するポリシー。

  • MergeOverride: Elastic Transcoder では、埋め込みキャプションとサイドカーキャプションの両方が出力に変換されます。ある言語のキャプションが入力ファイルに埋め込まれていて、さらにサイドカーにも表示される場合、Elastic Transcoder ではサイドカーキャプションが使用され、その言語の埋め込みキャプションは無視されます。

  • MergeRetain:: Elastic Transcoder では、埋め込みキャプションとサイドカーキャプションの両方が出力に変換されます。ある言語のキャプションが入力ファイルに埋め込まれていて、さらにサイドカーにも表示される場合、Elastic Transcoder では埋め込みキャプションが使用され、その言語のサイドカーキャプションは無視されます。[Caption Source] が空の場合、Elastic Transcoder の出力ファイルではすべてのサイドカーキャプションが除外されます。

  • Override: Elastic Transcoder では、[Caption Source] で指定したサイドカーキャプションのみを変換します。

(動画のみ、オプション) Input Key

Elastic Transcoder で変換して出力に含めるサイドカーキャプションファイルの名前。

(動画のみ) Language

キャプションの言語を示す文字列。次の形式のいずれかで指定します。

  • 2 文字の ISO 639-1 コード (例: en (英語) )

  • 3 文字の ISO 639-2 コード (例: eng (英語) )

ISO 言語コードの詳細については、「ISO 639-1 コードのリスト」を参照してください。

(動画のみ、オプション) TimeOffset

クリップの生成や関連する動画ファイルと同時には開始されないキャプションでは、[TimeOffset] を使用して、キャプションを含める前にエンコードする動画の長さを Elastic Transcoder に指示することができます。

タイムオフセットは、[+-]SS.sss または [+-]HH:mm:SS.ss の形式で指定します。

(動画のみ、オプション) Label

言語を選択するときにプレーヤーに表示されるキャプションのラベル。ここにはキャプションの言語名を、キャプションを表示する言語で指定することをお勧めします。


						入力クリップとキャプションのスクリーンショット。

出力詳細: パート 1

このセクションの設定を使用して、出力ファイルに関する情報を指定します。

Preset

この出力に対して使用するプリセット。プリセットによって、変換時に Elastic Transcoder で使用される音声、動画、サムネイルの各設定が決まります。

(フラグメント化された MP4/MPEG-TS 出力のみ) Segment Duration

現在の出力に対して指定したプリセットで、[Container] の値が ts (MPEG-TS) または fmp4 (フラグメント化された MP4) である場合、[Segment Duration] は各セグメントのターゲット最長再生時間 (秒単位) になります。HLSv3 形式のプレイリストでは、各メディアセグメントは個別の .ts ファイルに保存されます。HLSv4MPEG-DASH、および Smooth プレイリストでは、出力のメディアセグメントはすべて 1 つのファイルに保存されます。個々のセグメントの長さはそれぞれ異なるとしても、だいだい [Segment Duration] の長さになります。

有効な値の範囲は 1~60 秒です。動画の再生時間が [Segment Duration] で割り切ることができない場合、最後のセグメントの再生時間は、次の式の剰余の値になります。

total length/Segment Duration

Elastic Transcoder は、[Output Keys] で指定した各 HLS 出力に対して、出力固有のプレイリストを作成します。このジョブのマスタープレイリストに出力を追加するには、マスタープレイリストの形式 にその出力を含めます。

Elastic Transcoder では、出力動画に関連付けられたすべてのキャプションにこのセグメント化が適用されます。

詳細については、「HTTP Live Streaming」または「スムーズストリーミングの技術概要」を参照してください。

Output Key

トランスコードされたファイルとプレイリストに Elastic Transcoder が割り当てる名前。Elastic Transcoder は、パイプライン で指定したパイプラインの [バケット] フィールドで指定された Amazon S3 バケットにファイルを保存します。名前の指定されたファイルがバケットに含まれている場合、出力は失敗します。ただし、同じジョブの別の出力は成功する場合があります。

ファイル名の形式は、コンテナタイプと、セグメントの再生時間が設定されているかどうかによって異なります。コンテナタイプが ts ではない場合や、セグメントの再生時間が指定されていない場合、出力ファイルの名前は [Output Key Prefix] と [Output Key] を連結したものになります。

コンテナタイプが ts であり、セグメントの再生時間が指定されている場合、Elastic Transcoder は [Output Key] の値を使用して、出力のプレイリストと .ts ファイルの両方に次のように名前を付けます。

  • プレイリスト:

    • HLSv3: ファイル名は、[Output Key Prefix] と [Output Key] を連結したものに、ファイル名拡張子 .m3u8 を付加した名前になります。

      Output Key PrefixOutput Key.m3u8

    • HLSv4: ファイル名は、[Output Key Prefix] と [Output Key] を連結したものに、ファイル名拡張子 _v4.m3u8 を付加した名前になります。ビデオ出力では、[Output Key Prefix] と [Output Key] を連結したものに、ファイル名拡張子 _iframe.m3u8 を付加したファイル名で別のファイルが作成されます。

      Output Key PrefixOutput Key_v4.m3u8

      Output Key PrefixOutput Key_iframe.m3u8 (動画のみ)

  • セグメント(.ts)ファイル:

    • HLSv3: ファイル名は、[Output Key Prefix] と [Output Key] を連結したものに、00000 から始まる 5 桁のシーケンシャルカウンタとファイル名拡張子 .ts を付加した名前になります。

      Output Key PrefixOutput Key00000.ts

    • HLSv4: ファイル名は、[Output Key Prefix] と [Output Key] を連結したものに、ファイル名拡張子 .ts を付加した名前になります。

      Output Key PrefixOutput Key.ts

セグメント化された ts 出力がマスタープレイリストに含まれていない場合、Elastic Transcoder はこの出力を HLSv3 として扱います。

注記

Elastic Transcoder は HLSv3 または HLSv4 プレイリストの出力に、関連するファイル拡張子を自動的に追加します。HLSv3 または HLSv4 プレイリストの出力の [Output Key] にファイル拡張子を含めると、ファイル名は 2 つの拡張子を持ちます。

[Output Key Prefix] によって、ジョブのすべてのファイルが Amazon S3 バケットにまとめられます。ジョブ内の出力ごとにファイルをまとめる場合は、[Output Key] の値にプレフィックスを含めます。次に例を示します。

OutputKeyPrefixiPhone/Key00000.ts

OutputKeyPrefixKindleFireHD/Key00000.ts

Segment Filename Preview

出力キーについて入力した値に基づく、最初のセグメントファイルの名前。


						出力詳細: パート 1 のスクリーンショット。

出力詳細: パート 2

このセクションの設定を使用して、出力ファイルに関する情報を指定します。

(動画のみ) Create Thumbnails

Elastic Transcoder で動画のサムネイルを作成する場合、[Yes] を選択し、[Thumbnail Filename Pattern] フィールドでファイル名の形式を指定します。

(動画のみ) Thumbnail Filename Pattern

[Thumbnail Filename Pattern] に対して [Yes] を選択した場合は、ファイル名の形式を指定します。次の値を任意の順序で指定できます。

  • {count}(必須): 00001 から始まる 5 桁の数値。指定のサムネイルが、変換結果ファイルの一連のサムネイルとして表示されることを示します。フィールドの任意の場所に {count} を含める必要があります。これを省略すると、Elastic Transcoder では、ファイル名の末尾(ファイル名拡張子(.jpg または .png)の直前)にカウントが自動的に追加されます。

  • (オプション)Literal values: フィールドの任意の場所にリテラル値を追加できます。たとえば、ファイル名のプレフィックスや、{resolution}{count} の間の区切り文字として指定できます。

  • (オプション){resolution}: Elastic Transcoder でファイル名に解像度を含める場合は、フィールドに {resolution} を追加します。

[Thumbnail Filename Preview] フィールドには、[Thumbnail Filename Pattern] に入力した値に基づいて、サムネイルのファイル名のサンプルが表示されます。

サムネイルを作成すると、Elastic Transcoder では、ファイルが .jpg または .png の形式で自動的に保存され、Preset で指定したプリセットに表示されます。また、Elastic Transcoder により該当する拡張子が追加されます。

(動画 / サムネイルのみ、オプション) Output Rotation

右回りの角度の値。Elastic Transcoder で、入力に関連して出力を回転させる角度です。入力ファイルが回転しているかどうかを自動的に検出するには、[自動] を選択します。ただし、通常 Elastic Transcoder では、変換するファイルに回転メタデータが含まれている場合に出力を回転させる必要があるかどうかを検出するだけです。


						出力詳細: パート 3 のスクリーンショット。

出力詳細: パート 3、キャプションの設定

このセクションの設定を使用して、出力ファイルのキャプションに関する情報を指定します。

キャプションの詳細については、「キャプション」を参照してください。

(動画のみ) Caption Format

指定した形式によって、Elastic Transcoder では出力用に埋め込みキャプションを生成するか、サイドカーキャプションを生成するかが決まります。この値を空白にすると、Elastic Transcoder はエラーを返します。

  • 埋め込みキャプション形式: MP4 コンテナでは、mov-text および CEA-708 がサポートされています。MPEG-TS コンテナでは、CEA-708 がサポートされています。他のコンテナタイプでは、埋め込みキャプション形式はサポートされていません。

    CEA-708 キャプションはストリームの H.264 SEI ユーザーデータに埋め込まれています。Elastic Transcoder は、出力ごとに 1 つのみの埋め込み形式をサポートしています。

  • サイドカーキャプション形式: Elastic Transcoder では、dfxp、scc、srt、webvtt がサポートされています。Smooth プレイリストを持つ Fmp4 コンテナは dfxp のみをサポートし、Elastic Transcoder は拡張子 .ismt を持つファイルを作成します。MPEG-DASH プレイリストを持つ Fmp4 コンテナは webvtt のみをサポートし、Elastic Transcoder は拡張子 .vtt を持つファイルを作成します。ttml または smpte-tt と互換性のあるキャプションが必要な場合は、出力フォーマットとして dfxp を指定してください。

(動画のみ) Captions Filename Pattern

キャプションファイル名のプレフィックス。description-{language} の形式で指定します。

  • description は、動画の説明です。

  • {language} はリテラル値です。出力ファイル名では、キャプションの言語を示す 2 文字または 3 文字のコードに置き換えられます。

ファイル名のパターンに {language} を含めない場合、Elastic Transcoder では、description に指定した値に "{language}" が自動的に追加されます。また、セグメントファイルの末尾にカウントが自動的に追加されます。

たとえば、srt 形式に変換するとします。"Sydney-{language}-sunrise" と入力し、キャプションの言語が英語 (en) である場合、最初のキャプションファイルの名前は Sydney-en-sunrise00000.srt になります。

(動画のみ) Captions Filename Preview

[Captions Filename Pattern] に入力した値に基づく、最初のキャプションファイルの名前。プレビューでは、英語を表す ISO コード "en" を使用して、ファイル名で {language} がどのように表示されるかを示します。


						出力詳細: パート 2 のスクリーンショット。

(オプション) Output Encryption

トランスコーディングジョブで使用するすべての出力ファイルについて、暗号化の設定を指定できます。これには、出力ファイル、および使用するウォーターマーク、サムネイル、アルバムアート、またはキャプションが含まれます。各ファイルに個別に暗号化設定を指定する必要があります。

Output Encryption

Elastic Transcoder で出力ファイルに適用する暗号化設定(ある場合)。暗号化を使用する場合は、使用するモードを指定する必要があります。暗号化を使用しない場合は、暗号化されていないファイルが Elastic Transcoder によって Amazon S3 バケットに書き込まれます。

(ファイルレベルの暗号化で必要) Encryption Mode

Elastic Transcoderで出力ファイルを個々に暗号化する際に使用する、特定の暗号化モード。Elastic Transcoder では、以下の [暗号化モード] オプションがサポートされています。

  • s3: ファイルの暗号化に使用するキーを Amazon S3 が作成および管理します。

    詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイド の「サーバー側の暗号化を使用したデータの保護」を参照してください。

  • s3-aws-kms: ファイルの暗号化に使用するキーを作成および管理する Amazon S3 が AWS KMS によって呼び出されます。s3-aws-kms を指定し、デフォルトのキーを使用しない場合は、使用する AWS-KMS キーをパイプラインに追加する必要があります。

    詳細については、Amazon Simple Storage Service 開発者ガイド の「AWS KMS で管理されたキーによるサーバー側の暗号化(SSE-KMS)を使用したデータの保護」を参照してください。

  • aes-cbc-pkcs7: 操作の、パディング済みサイファーブロックモード。

  • aes-ctr: AES Counter Mode。

  • aes-gcm: AES Galois Counter Mode (認証済み暗号化形式の操作モード)。改ざんされたファイル、キー、初期化ベクトルが復号プロセスに失敗することを意味します。

いずれかの AES 暗号化モードを選択した場合は、次の 3 つについても値を指定する必要がありま(すべて、base64 エンコード済みである必要があります)。

  • Encryption Key

  • Encryption Key MD5

  • Encryption Initialization Vector

いずれかの AES 暗号化モードを選択し、Elastic Transcoder で 128 ビットの AES 暗号化キーを生成する場合は、[Encryption Key]、[Encryption Key MD5]、または [Encryption Initialization Vector] の値を指定しないでください。Elastic Transcoder がキーを生成したら、ReadJob を呼び出してキーを取得できます。キーは、CreateJobResponse オブジェクトには含まれません。

重要

AES モードでは、メディア固有のプライベート暗号化キーと暗号化されていないデータが AWS で保存されません。このため、暗号化キーを安全に管理することが重要です。キーを紛失すると、データを復号できなくなります。

(オプション) Encryption Key

Elastic Transcoder でキーが生成されるようにする場合は、このフィールドを空白にしておく必要があります。Elastic Transcoder がキーを生成したら、[ジョブの読み取り] を呼び出してキーを取得できます。キーは [ジョブ応答の作成] オブジェクトには含まれません。

独自のキーを指定する場合は、AWS KMS を使用してキーを暗号化する必要があります。キーは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前のビット長は次のいずれかである必要があります。

96 (AES-GCM のみ)、128192、または 256

キーを生成するように Elastic Transcoder を設定した場合、[ジョブ作成] 応答でこのフィールドは Elastic Transcoder により空白のままにされます。生成されたデータ暗号化キーを取得するには、[ジョブの読み取り] リクエストを送信します。

AWS KMS によるキーの暗号化の詳細については、AWS Key Management Service Developer Guide の「データの暗号化と復号」を参照してください。

(暗号化キーが指定されている場合に必要) Encryption Key MD5

出力ファイルを暗号化するために Elastic Transcoder で使用し、送信中にキーが破損していないことを確認するためにチェックサムとして Elastic Transcoder で使用するキーの MD5 ダイジェスト。キーの MD5 は base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 16 バイトである必要があります。

Elastic Transcoder でキーが生成される場合は、このフィールドを空白にしておく必要があります。

(暗号化キーが指定されている場合に必要) Encryption Initialization Vector

ランダムビットジェネレーターによって作成され、Elastic Transcoder で出力ファイルの暗号化に使用される、すべての暗号化操作に対して一意な一連のランダムビット。初期化ベクトルは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 16 バイトである必要があります。

Elastic Transcoder でキーが生成される場合は、このフィールドを空白にしておく必要があります。

詳細については、初期化ベクトルに関する Wikipedia のページを参照してください。


                        出力暗号化のスクリーンショット。

(動画/サムネイルのみ)Watermarks

変換時に Elastic Transcoder で動画に追加されるウォーターマークに関する情報。出力ごとに最大で 4 つのウォーターマークを指定できます。各ウォーターマークの設定は、現在の出力の [Preset] で指定したプリセット内に定義する必要があります。

ウォーターマークは、ジョブの出力でウォーターマークを表示する順序に基づいて出力動画に追加されます。最初に表示されるウォーターマークは出力動画に最初に追加され、2 番目に表示されるウォーターマークはその次に追加され、以降のウォーターマークも同様に追加されていきます。その結果、プリセットの設定が原因で、Elastic Transcoder ではすべてのウォーターマークが同じ場所に配置される場合、追加した 2 番目のウォーターマークは最初のウォーターマークを覆うように配置され、3 番目のウォーターマークは 2 番目のウォーターマークを覆うように配置され、4 番目のウォーターマークは 3 番目のウォーターマークを覆うように配置されていきます。

ウォーターマークの詳細については、「ウォーターマーク」を参照してください。

プリセットウォーターマーク ID

変換時に動画にウォーターマークを追加するために Elastic Transcoder で使用される、ウォーターマーク設定の ID。設定は、現在の出力の [Preset] で指定したプリセットに含まれています。そのプリセットでは、[Watermarks Id] の値によって、どの設定を使用するかが Elastic Transcoder に伝えられます。

プリセットウォーターマーク ID の入力キー

ウォーターマークに使用する .png ファイルまたは .jpg ファイルの名前。指定したファイルを含んでいる Amazon S3 バケットを判別するために、Elastic Transcoder では、[Pipeline] で指定されたパイプラインを調べます。そのパイプラインの [Input Bucket] オブジェクトによって、バケットが特定されます。

ファイル名にプレフィックスが含まれている場合(logos/128x64.png など)、キーにプレフィックスを含めます。ファイルが指定したバケットに含まれていない場合、Elastic Transcoder はエラーを返します。


						ウォーターマークのスクリーンショット。

(FLAC/MP3/MP4 のみ) アルバムアート

出力ファイルに関連付けるアルバムアート (ある場合)。

アートワークを削除またはアートワークを空にするには、[Artwork] を null に設定するか、[Merge Policy] を "Replace" に設定してから、空の [Artwork] 配列を使用します。

既存のアートワークを変更せずにそのまま使用するには、[Merge Policy] を "Prepend"、"Append"、または "Fallback" に設定してから、空の [Artwork] 配列を使用します。

注記

アルバムアートは flacmp3、または mp4 コンテナの音声のみの出力で使用できます。

アルバムアートのマージポリシー

Elastic Transcoder でアルバムアートワークファイルが複数存在する場合の処理方法を決定するポリシー。

  • [Replace]: 指定したアルバムアートによって既存のアルバムアートを置き換えます。

  • [Prepend]: 指定したアルバムアートをすべての既存のアルバムアートの先頭に配置します。

  • [Append]: 指定したアルバムアートをすべての既存のアルバムアートの後ろに配置します。

  • [Fallback]: 入力ファイルにアートワークが含まれている場合、Elastic Transcoder ではそのアートワークを出力で使用します。入力にアートワークが含まれていない場合、Elastic Transcoder では指定したアルバムアートファイルを使用します。

アルバムアートのアートワーク

アルバムアートとして使用されるファイル。音声ファイルに最大 20 個のアートワークを関連付けることができます。

アルバムアートの入力キー

アルバムアートとして使用されるファイルの名前。指定したファイルを含んでいる Amazon S3 バケットを判別するために、Elastic Transcoder では、[PipelineId] で指定されたパイプラインを調べます。そのパイプラインの [InputBucket] オブジェクトによって、バケットが特定されます。

ファイル名にプレフィックスが含まれている場合(cooking/pie.jpg など)、キーにプレフィックスを含めます。ファイルが指定したバケットに含まれていない場合、Elastic Transcoder はエラーを返します。

アルバムアートの形式

アルバムアートの形式 (ある場合)。有効な形式は、jpgpng です。

アルバムアートの最大幅

出力アルバムアートの最大幅 (ピクセル単位)。auto を指定すると、Elastic Transcoder ではデフォルト値として 600 が使用されます。数値を指定する場合は、32 以上 4096 以下の偶数を入力します。

アルバムアートの最大の高さ

出力アルバムアートの最大の高さ (ピクセル単位)。auto を指定すると、Elastic Transcoder ではデフォルト値として 600 が使用されます。数値を指定する場合は、32 以上 3072 以下の偶数を入力します。

アルバムアートのサイズ設定ポリシー

出力アルバムアートのスケーリングを制御する値。

  • [Fit]: Elastic Transcoder では、[MaxWidth] または [MaxHeight] に指定したどちらかの値に一致するように(かつ他方の値を超えずに)、出力アートをスケーリングします。

  • Fill: Elastic Transcoder 出力アートをスケーリングし、[MaxWidth] または [MaxHeight] に指定した値に一致し、他の値に一致またはそれを超えるようにします。Elastic Transcoder は出力アートを中央に配置してから、最大値を超えるディメンション (該当する場合) をクロップします。

  • [Stretch]: Elastic Transcoder では、[MaxWidth] と [MaxHeight] に指定した値に合うように、出力アートをスケーリングします。入力アートと出力アートの相対的な比率が異なる場合、出力アートは歪みます。

  • [Keep]: Elastic Transcoder では出力アートをスケーリングしません。入力アートのいずれかのディメンションが、[MaxWidth] と [MaxHeight] に指定した値を超える場合、Elastic Transcoder は出力アートをトリミングします。

  • [ShrinkToFit]: Elastic Transcoder では、出力アートのディメンションが [MaxWidth] と [MaxHeight] に指定した少なくともどちらか 1 つの値に一致するように(かつこれらの値を超えずに)、出力アートを縮小します。このオプションを指定すると、Elastic Transcoder は出力アートを拡大しません。

  • [ShrinkToFill]: Elastic Transcoder では、出力アートのディメンションが [MaxWidth] と [MaxHeight] に指定した少なくともどちらか 1 つの値に一致するように(かつこれらの値を下回らずに)、出力アートを縮小します。このオプションを指定すると、Elastic Transcoder は出力アートを拡大しません。

次の表は、出力アルバムアートで発生する可能性がある [SizingPolicy] の設定の影響を示しています。

SizingPolicy

出力アルバムアートが拡大される可能性がある

パディングポリシーが "Pad" の場合に出力アルバムアートが埋め込まれる可能性がある

出力アルバムアートが入力アルバムアートとは異なるピクセルアスペクト比になる可能性がある

出力アルバムアートがトリミングされる可能性がある

Fit

はい

あり

 

 

Fill

はい

 

 

はい

Stretch

はい

 

はい

 

Keep

はい

あり

 

はい

ShrinkToFit に設定します。

 

はい

 

 

ShrinkToFill

 

はい

 

はい

アルバムアートのパディングポリシー

[PaddingPolicy] を Pad に設定すると、Elastic Transcoder では、出力アルバムアートの上下または左右(あるいはその両方)に白いバーを追加する場合があります。これは、出力アートの合計サイズを [MaxWidth] と [MaxHeight] に指定した値に一致させるために行われます。詳細については、「AlbumArt:Art:SizingPolicy」の表を参照してください。


						アートワークのスクリーンショット。

                        アートワーク暗号化のスクリーンショット。

(オプション) ユーザーメタデータ

Elastic Transcoder ジョブに関連付けるユーザー定義メタデータ。メタデータは key/value のペアで指定します。この key/value ペアを使用して、ファイルに関する詳細を追跡することができます(例: Season 1: Episode 3)。

各ジョブには、キーと値のペアを 10 個まで追加できます。Elastic Transcoder によって返される key/value ペアの順序が指定時と同じであるとは保証されません。

メタデータキー

出力ファイルと共に返すメタデータのキー(key/value ペア)。各キーは 1-128 文字の一意な文字列であり、次に示す文字のみで構成されるようにする必要があります。

  • 0-9

  • A-Z および a-z

  • Space

  • 次の記号: _.:/=+-%@

キーは、メタデータを整理するためのナンバリングシステムとして使用することも、メタデータを 128 文字分余分に格納するために使用することも、[] に格納されたメタデータのラベルとして使用することもできます。値のみのメタデータを使用するには、key1 など使い捨ての文字列をキーに指定し、Elastic Transcoder からメタデータを取得する際にはキーを無視することができます。

重要

ジョブ内のキーにはすべて、一意の文字列を指定する必要があります。ジョブ内で複数のキーに同じ文字列が使用されている場合、そのキーが使用されているキーと値のペアのうち、Elastic Transcoder で返されるのは 1 ペアのみです。どの値が返されるか保証する方法はありません。

メタデータ値

ジョブで返されるメタデータの key/value ペアの値。各値は 0-256 文字の文字列であり、次に示す文字のみで構成されるようにする必要があります。

  • 0-9

  • A-Z および a-z

  • Space

  • 次の記号: _.:/=+-%@


                        ユーザーメタデータのスクリーンショット。

(フラグメント化された MP4/MPEG-TS 出力のみ) Playlist

[Preset] リストからプリセットを選択し、[Container] の値が [ts](MPEG-TS)または [fmp4](フラグメント化された MP4)である場合は、このセクションの設定を使用して、Elastic Transcoder で作成するマスタープレイリストに関する情報を指定します。プレイリスト形式ごとに複数のマスタープレイリストは作成しないことをお勧めします。

マスタープレイリスト名

Elastic Transcoder でマスタープレイリストに割り当てる名前。名前に / 文字が含まれている場合、名前の最後の / より前の部分はすべてのプレイリスト名で同じである必要があります。複数のマスタープレイリストを作成する場合、各プレイリストには一意の名前を付ける必要があります。

注記

Elastic Transcoder によって、関連したファイル拡張子がファイル名に自動的に追加されます (HLSv3 および HLSv4 プレイリストに .m3u8MPEG-DASH プレイリストに .mpdSmooth プレイリストに .ism、および .ismc)。[Master Playlist Name] にファイル拡張子を含めると、ファイル名の拡張子が 2 つになります。

セグメントの再生時間、クリップ、およびキャプションの各設定はいずれも、プレイリストのすべての出力で同じにする必要があります。Smooth プレイリストでは、[Audio:Profile]、[Video:Profile]、および [Maximum Number of Frames Between Keyframes] に対する [Frame Rate] の比率をすべての出力で同じにする必要があります。

プレイリストの形式

プレイリストの形式。有効な形式は、[HLSv3]、[HLSv4]、[MPEG-DASH]、[Smooth] です。

マスタープレイリストの形式

マスタープレイリストに含めるこのジョブの各出力に対する、[Output Key] フィールドの値。プレイリストに複数の出力を含める場合、すべての出力に対する [Segment Duration] の値は同じにする必要があります。

HLSv4 マスタープレイリストについては、出力プレイリスト内でリンクする音声入力と動画入力の組み合わせが Elastic Transcoder によって選択されます。デフォルトの再生操作として、最初の音声入と動画入力がリンクおよびレンダリングされます。このため、優先するデフォルトの再生操作を選択することができます。マスタープレイリストに含まれるその他の個々のプレイリストについては、最適な再生のための音声とビットレートの組み合わせが Elastic Transcoder によって選択されます。


						プレイリストのスクリーンショット。

(フラグメント化された MP4/MPEG-TS 出力のみ、オプション) HLS Content Protection

注記

HLS のコンテンツ保護ではファイル内の個々のセグメントが暗号化されますが、Elastic Transcoder では、HLS のコンテンツ保護とファイルレベルの暗号化の組み合わせをサポートしていません。

[Preset] リストからプリセットを選択し、[Container] の値が [ts] (MPEG-TS) または Smooth プレイリストを持つ [fmp4] (フラグメント化された MP4) のいずれかである場合は、ファイルのストリーミングで使用する暗号化設定を指定できます。データストリームの暗号化とファイルまたはキャプションの暗号化を組み合わせることはできません。データストリームを暗号化することを選択した場合は、このセクションの設定を使用して、データストリームの暗号化に関する情報を指定します。

HLS のコンテンツ保護を使用するには、セッションを認証できるウェブサーバー(Amazon Elastic Compute Cloud など)、ストリーミングメディアファイルを配信する方法(Amazon CloudFront など)、暗号化されたストリーミングメディアを再生する方法(プレーヤー対応ブラウザなど)が必要です。

方法

出力のコンテンツ保護方法。唯一の有効な値は、次のとおりです。

aes-128

この値は、出力プレイリスト内の method メタデータタグの EXT-X-KEY 属性に書き込まれます。

キー

Elastic Transcoder でキーが生成されるようにする場合は、このフィールドを空白にしておく必要があります。Elastic Transcoder がキーを生成したら、ReadJob を呼び出してキーを取得できます。キーは、CreateJobResponse オブジェクトには含まれません。

独自のキーを指定する場合は、AWS KMS を使用してキーを暗号化する必要があります。キーは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前のビット長は次のいずれかである必要があります。

96 (AES-GCM のみ)、128192、または 256

キーを生成するように Elastic Transcoder を設定した場合、CreateJob 応答でこのフィールドは Elastic Transcoder により空白のままにされます。生成されたデータ暗号化キーを取得するには、ReadJob リクエストを送信します。

AWS KMS によるキーの暗号化の詳細については、AWS Key Management Service Developer Guide の「データの暗号化と復号」を参照してください。

HLS のコンテンツ保護方法として aes-128 を選択した場合、キーは 128 ビットである必要があります。relative KeyStoragePolicy が設定されている場合、Elastic Transcoder は Amazon S3 サーバー側の暗号化を使用してキーを Amazon S3 バケットに書き込みます。

(暗号化キーが指定されている場合に必要)

出力ファイルを暗号化するために Elastic Transcoder で使用し、送信中にキーが破損していないことを確認するためにチェックサムとして Elastic Transcoder で使用するキーの MD5 ダイジェスト。キーの MD5 は base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 16 バイトである必要があります。

Elastic Transcoder でキーが生成される場合は、このフィールドを空白にしておく必要があります。

初期化ベクトル (暗号化キーが指定されている場合に必要)

ランダムビットジェネレーターによって作成され、Elastic Transcoder で出力ファイルの暗号化に使用される、すべての暗号化操作に対して一意な一連のランダムビット。初期化ベクトルは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 16 バイトである必要があります。

Elastic Transcoder でキーが生成される場合は、このフィールドを空白にしておく必要があります。

詳細については、初期化ベクトルに関する Wikipedia のページを参照してください。

ライセンス取得 URL

HLS プレイリストの復号に必要なライセンスキーの場所。URL は絶対パスで指定する必要があります。この値は、プレイリストファイル内の EXT-X-KEY メタデータタグの URI 属性で参照されます。次に例を示します。

https://www.example.com/exampleKey/
キーストレージポリシー

Elastic Transcoder で HLS ライセンスキーを Amazon S3 バケットに書き込むかどうかを指定します。WithVariantPlaylists を選択した場合は、関連するプレイリストと同じ Amazon S3 バケットに、暗号化されたキーが Elastic Transcoder によって書き込まれます。

重要

NoStore を選択した場合、Elastic Transcoder ではキーが格納されません。このため、キーを格納し、ユーザーに提供する必要があります。キーを提供するには、キーの格納場所([ライセンス取得 URL])をユーザーに伝えます。


                        プレイリスト HLS コンテンツ保護のスクリーンショット。

(HLSv3 およびスムーズプレイリストのみ、オプション)デジタル著作権管理

[Preset] リストからプリセットを選択し、[Container] の値が [fmp4] (フラグメント化された MP4) または [ts] (MPEG-TS) のいずれかであり、[Playlist] のタイプが [HLSv3] または [Smooth] である場合は、ファイルの DRM 設定を指定できます。ファイルを保護するために DRM を使用することを選択した場合、このセクションにある設定を使用して、DRM 設定に関する情報を指定します。

DRM を使用するには、ライセンスを追跡および付与できるライセンスプロバイダサーバー、ユーザーを認証できるウェブサーバ、DRM 適用ファイルを暗号化するパッケージサーバー(Elastic Transcoder など)、メディアファイルを配信する方法(Amazon CloudFront など)、および、DRM で保護されたメディアを再生する方法(DRM 対応プレーヤーなど)が必要です。

注記

PlayReady DRM、HLS コンテンツ保護、および出力暗号化は、相互排他的なオプションです。

(オプション) PlayReady DRM

ファイルを再生できる人を制限するために使用される DRM 設定。これは、出力プレイリストに PlayReady DRM ヘッダーを含めることによって設定します。アートワーク、キャプション、サムネイル、ウォーターマークには使用できません。PlayReady DRM は、aes-ctr 暗号化を使用してメディアファイルを暗号化します。

HLSv3 プレイリストに DRM を使用する場合、出力にマスタープレイリストを指定する必要があります。

詳細については、「デジタル著作権管理」を参照してください。

(DRM 保護で必須) DRM 形式

出力プレイリストの DRM 形式。有効な形式は、discretix-3.0microsoft です。

タイプが Smooth のプレイリストには、microsoft を指定します。タイプが HLSv3 のプレイリストには、discretix-3.0 を指定します。

(DRM 保護で必須) DRM キー ID

DRM ライセンスプロバイダーによって提供される、ファイルの DRM キー。キーは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前のビット長は次のいずれかである必要があります。

128192256

キーには AWS KMS による暗号化も行う必要があります。詳細については、AWS Key Management Service Developer Guide の「データの暗号化と復号」を参照してください。

(DRM 保護で必須) DRM キー ID

DRM キーの ID であり、DRM ライセンスプロバイダーはこれを元に提供するキーを判別します。

キー ID はビッグエンディアンで提供される必要があり、Elastic Transcoder が PlayReady DRM ヘッダーに挿入する前にリトルエンディアンに変換します。ライセンスサーバーでキー ID がビッグエンディアンとリトルエンディアンのどちらで提供されるか不明な場合は、DRM プロバイダーに確認してください。

(DRM 保護で必須) DRM キー MD5

ファイルの DRM に使用されるキーの MD5 ダイジェストであり、送信中にキーが破損していないことを確認するためにチェックサムとして Elastic Transcoder で使用できます。キーの MD5 は base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 16 バイトである必要があります。

(DRM 保護で必須) DRM 初期化ベクトル

ランダムビットジェネレーターによって作成され、Elastic Transcoder でファイルの暗号化に使用される、すべての暗号化操作に対して一意な一連のランダムビット。初期化ベクトルは base64 エンコード済みである必要があります。また、base64 エンコード前はちょうど 8 バイトである必要があります。初期化ベクトルが提供されない場合、Elastic Transcoder によって初期化ベクトルが生成されます。

詳細については、初期化ベクトルに関する Wikipedia のページを参照してください。

(DRM 保護で必須) DRM ライセンス取得 URL

DRM コンテンツの再生に必要なライセンスキーの場所。URL は絶対パスである必要があり、PlayReady ヘッダーによって参照されます。PlayReady ヘッダーは、スムーズストリーミング出力用クライアントマニフェストの保護ヘッダーと、HLS プレイリスト出力用の EXT-X-DXDRM および EXT-XDXDRMINFO メタデータタグで参照されます。URL の例は のようになります。

https://www.example.com/exampleKey/

                        プレイリストデジタル著作権管理のスクリーンショット。