AWS Chatbot を設定して AWS Health のイベントに関する通知を送信する - AWS Health

AWS Chatbot を設定して AWS Health のイベントに関する通知を送信する

Slack や Amazon Chime など、チャットクライアントで AWS Health イベントを直接受け取れます。このイベントを使用して、AWS のアプリケーションとインフラストラクチャに影響を及ぼす可能性がある、最近の AWS のサービス問題を特定することができます。その後、AWS Health Dashboard にサインインして、更新に関する詳細情報を確認できます。例えば、AWS アカウントで AWS_EC2_INSTANCE_STOP_SCHEDULED イベントタイプに対してモニタリングしている場合、AWS Health イベントを Slack チャネルに直接表示できます。

前提条件

開始する前に、以下のものが必要です。

  • AWS Chatbot で構成されたチャットクライアント。Amazon Chime と Slack を設定できます。詳細については、AWS Chatbot 管理者ガイドのAWS Chatbot の開始方法を参照してください。

  • 作成した、およびサブスクライブした Amazon SNS トピック。SNS トピックが既にある場合、既存のトピックを使用できます。詳細については、[Amazon Simple 通知サービスデベロッパーガイド] の [Amazon SNS の使用開始] を参照してください。

AWS Chatbot を使用して AWS Health イベントを受信するには
  1. EventBridge ルールを設定して AWS Health のイベントに関する通知を送信する」の手順をステップ 13 まで実行します。

    1. ステップ 13 でイベントパターンの設定を完了したら、パターンの最後の行にカンマを追加し、次の行を追加してページ分割されたAWS Healthイベントから不要なチャットメッセージを削除します。「EventBridge で AWS Health イベントのページ分割されたリストを表示する」を参照してください。

      "detail.page": ["1"]

    2. ステップ 14 でターゲットを選択するときに、SNS トピックを選択します。これと同じ SNS トピックを AWS Chatbot コンソールで使用します。

    3. 残りの手順を完了して、ルールを作成します。

  2. AWS Chatbot コンソールに移動します。

  3. Slack チャネル名など、チャットクライアントを選択し、[Edit] (編集) を選択します。

  4. [Notifications - optional] (通知 – オプション) セクションの [Topics] (トピック) で、ステップ 1 で指定したものと同じ SNS トピックを選択します。

  5. [Save] を選択します。

    ルールに一致するイベントを AWS Health が EventBridge に送信すると、AWS Health イベントがチャットクライアントに表示されます。

  6. イベント名を選択して、AWS Health Dashboard で詳細情報を確認します。

例 : Slack に送信される AWS Health イベント

以下は、Slack チャネルに表示されている、米国東部 (バージニア北部) での Amazon EC2 と Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) の 2 つの AWS Health イベントの例です。

Slack チャネルで 2 つの AWS Health イベントがどのように表示されるかを示すスクリーンショット。