Amazon WorkSpaces
管理ガイド

カスタム WorkSpaces バンドルの作成

Windows または Amazon Linux WorkSpace を起動しカスタマイズした後で、WorkSpace からイメージを作成し、イメージからカスタムバンドルを作成することができます。このバンドルは、新しいワークスペースを起動してバンドルの作成に使用した WorkSpace と同じ設定とソフトウェアを使用するように指定することができます。

重要

Windows 10 WorkSpace からイメージを作成する場合は、アップグレードされていないものを使用します。イメージ作成は、あるバージョンの Windows 10 から新しいバージョンの Windows 10 にアップグレードされた Windows 10 システムではサポートされていません。

Windows カスタムイメージを作成するための要件

  • イメージに含めるすべてのアプリケーションは、C:\ ドライブ、または D:\Users\username のユーザープロファイルにインストールする必要があります。また、Microsoft Sysprep と互換性がなければなりません。

    注記

    独自の Microsoft Windows License (BYOL) Windows 10 イメージを用意する場合は、ユーザープロファイルを C:\Users\Default に配置します。

  • ユーザープロファイルが存在し、その合計サイズ(ファイルとデータ)は 10 GB 未満である必要があります。

  • C:\ ドライブには、ユーザープロファイルの内容を収容可能なスペースに加え、別に 2 GB の容量が必要です。

  • WorkSpace 上で実行されるすべてのアプリケーションサービスは、ドメインユーザー資格情報の代わりにローカルシステムアカウントを使用する必要があります。たとえば、ドメインユーザーの認証情報を使用して、インストール済みの Microsoft SQL Server Express を実行することはできません。

  • イメージには以下のコンポーネントが必要です。これらがないと、イメージから起動した WorkSpaces は正しく動作しません。

    • PowerShell

    • リモートデスクトップサービス

    • AWS PV ドライバー

    • EC2Config または EC2Launch (Windows Server 2016)

    • [EC2Launch 1.2.0 以前] Windows Remote Management (WinRM)

    • Teradici PCoIP エージェントおよびドライバー

    • STXHD エージェントおよびドライバー

    • AWS と WorkSpaces の証明書

    • Skylight エージェント

Amazon Linux カスタムイメージを作成するための要件

  • イメージに含めるすべてのアプリケーションは、/home ディレクトリ (またはユーザーボリューム) の外にインストールする必要があります。

  • ルートボリューム (/) の使用率は 97% 未満である必要があります。

  • イメージには以下のコンポーネントが必要です。これらがないと、イメージから起動した WorkSpaces は正しく動作しません。

    • Cloud-init

    • Teradici PCoIP エージェントおよびドライバー

    • Skylight エージェント

ベストプラクティス

WorkSpace からイメージを作成する前に、以下を実行します。

  • すべてのオペレーティングシステムとアプリケーションのアップデートを WorkSpace にインストールします。

  • バンドルに含めるべきでない WorkSpace からキャッシュされたデータを削除します (たとえば、ブラウザの履歴、キャッシュされたファイル、ブラウザの Cookie など)。

  • バンドルに含めるべきではない WorkSpace から構成設定を削除します(E メールプロファイルなど)。

カスタムバンドルを作成するには

  1. まだ WorkSpace に接続している場合は、切断してください。

  2. Amazon WorkSpaces コンソール (https://console.aws.amazon.com/workspaces/) を開きます。

  3. ナビゲーションペインで [WorkSpaces] を選択します。

  4. WorkSpace を選択し、[Actions]、[Create Image] を選択します。

  5. 続行する前に WorkSpace の再起動を求めるメッセージが表示されます。これにより WorkSpaces のソフトウェアが必要とする最新バージョンに更新されます。

    必要に応じて、メッセージを閉じ「WorkSpace の再起動」のステップに従って WorkSpace を再起動します。完了後前の手順を繰り返し、このメッセージが表示されたら、[Next] を選択します。

  6. イメージを識別するのに役立つイメージの名前と説明を入力し、[Create Image] を選択します。イメージが作成されている間、WorkSpace のステータスは [Suspended (停止)] となり、WorkSpace は使用できません。

  7. ナビゲーションペインで [ Images] を選択します。イメージの作成が完了すると、ステータスは [Available] に変わります。

  8. イメージを選択し、[Actions]、[Create Image] を選択します。

  9. バンドル名と説明を入力し、次の操作を行います。

    • [バンドルタイプ] で、WorkSpace が起動されるハードウェアを選択します。

    • [ルートボリュームサイズ] はデフォルト値のままにするか新しい値を入力し、次に [ユーザーボリュームサイズ] の値を入力します。

      ルートボリューム (Microsoft Windows の場合は C: ドライブ、Linux の場合は /) およびユーザーボリューム (Windows の場合は D: ドライブ、Linux の場合は /home) で使用できるサイズは次のとおりです。

      • ルート: 80 GB、ユーザー: 10 GB、50 GB、または 100 GB

      • ルート: 175 GB、ユーザー: 100 GB

      または、ルートボリュームとユーザーボリュームをそれぞれ 1000 GB まで拡張できます。

  10. [バンドルの作成] を選択します。

Windows WorkSpaces のイメージ作成

Windows WorkSpace からイメージを作成すると、C:\ ドライブの内容全体が含まれます。D:\Users\username のユーザープロファイルの全内容には、以下以外のものが含まれています。

  • 連絡先

  • ダウンロード

  • 音楽

  • 画像

  • ゲームのセーブデータ

  • 動画

  • ポッドキャスト

  • 仮想マシン

  • .virtualbox

  • トレース

  • appdata\local\temp

  • appdata\roaming\apple computer\mobilesync\

  • appdata\roaming\apple computer\logs\

  • appdata\roaming\apple computer\itunes\iphone software updates\

  • appdata\roaming\macromedia\flash player\macromedia.com\support\flashplayer\sys\

  • appdata\roaming\macromedia\flash player\#sharedobjects\

  • appdata\roaming\adobe\flash player\assetcache\

  • appdata\roaming\microsoft\windows\recent\

  • appdata\roaming\microsoft\office\recent\

  • appdata\roaming\microsoft office\live meeting

  • appdata\roaming\microsoft shared\livemeeting shared\

  • appdata\roaming\mozilla\firefox\crash reports\

  • appdata\roaming\mcafee\common framework\

  • appdata\local\microsoft\feeds cache

  • appdata\local\microsoft\windows\temporary internet files\

  • appdata\local\microsoft\windows\history\

  • appdata\local\microsoft\internet explorer\domstore\

  • appdata\local\microsoft\internet explorer\imagestore\

  • appdata\locallow\microsoft\internet explorer\iconcache\

  • appdata\locallow\microsoft\internet explorer\domstore\

  • appdata\locallow\microsoft\internet explorer\imagestore\

  • appdata\local\microsoft\internet explorer\recovery\

  • appdata\local\mozilla\firefox\profiles\

Amazon Linux WorkSpaces のイメージ作成

Amazon Linux WorkSpace からイメージを作成すると、ユーザーボリューム (/home) の内容はすべて削除されます。ルートボリューム (/) の内容は含まれますが、次のフォルダとキーは除外され、削除されます。

  • /tmp

  • /var/spool/mail

  • /var/tmp

  • /var/lib/dhcp

  • /var/lib/cloud

  • /var/cache

  • /var/backups

  • /etc/sudoers.d

  • /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

  • /etc/network/interfaces.d/50-cloud-init.cfg

  • /etc/security/access.conf

  • /var/log/amazon/ssm

  • /var/log/pcoip-agent

  • /var/log/skylight

  • /var/lock/.skylight.domain-join.lock

  • /var/lib/skylight/domain-join-status

  • /var/lib/skylight/configuration-data

  • /var/lib/skylight/config-data.json

  • /home

以下のキーは、カスタムイメージの作成中に破棄されます。

  • /etc/ssh/ssh_host_*_key

  • /etc/ssh/ssh_host_*_key.pub

  • /var/lib/skylight/tls.*

  • /var/lib/skylight/private.key

  • /var/lib/skylight/public.key