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[Tags (タグ)]
タグは、お客様または AWS が AWS リソースに添付するラベル付けまたは属性です。各タグは、キーと、それとペアになる値で構成されます。「IAM ユーザーガイド」の「AWS リソースタグを使用したアクセス制御」で説明しているように、タグを使用して、AWS Cloud9 リソースへのアクセスをコントロールできます。 タグは、「ユーザー定義のコスト配分タグ」で説明されているように、請求情報の管理にも役立ちます。
AWS Cloud9 EC2 開発環境を作成する時には、AWS Cloud9 には環境の管理に必要な特定のシステムタグが含まれます。システムタグは「aws:」で始まります。その作成プロセス中に、独自のリソースタグを追加することもできます。
環境を作成したら、環境に添付れているタグの表示、環境への新しいリソースタグの追加、以前に追加したタグの変更または削除を行うことができます。AWS Cloud9 環境には、最大 50 個のユーザー定義タグをアタッチできます。
次の方法の 1 つまたは複数を使用して、タグを表示または更新します。
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AWS Cloud9 コンソール
で、目的の環境を選択し、[View Details (詳細を表示)] を選択します。 -
次の AWS Cloud9 CLI コマンドを使用する。
list-tags-for-resource
、tag-resource
、およびuntag-resource
。 -
次の AWS Cloud9 API アクションを使用する。ListTagsForResource、TagResource、および UntagResource。
警告
前述の方法を使用して AWS Cloud9 に対して作成または更新したタグは、基になるリソースに自動的に反映されません。これを行う方法については、次のセクション「基礎となるリソースへのタグ更新の伝播」を参照してください。
基礎となるリソースへのタグ更新の伝播
AWS Cloud9 CLI コマンドまたは API アクションを使用して、AWS Cloud9 環境に添付されたタグを追加、変更、または削除する場合、これらの変更は AWS CloudFormation スタック、Amazon EC2 インスタンス、Amazon EC2 セキュリティグループなどの基盤となるリソースに自動的に反映されません。これらの変更は、手動で反映する必要があります。
次の手順をより使いやすくするために、対象の環境の環境 ID を取得できます。これをしたい場合は、以下の手順に従います。
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AWS Cloud9 コンソール
で、目的の環境を選択し、[View Details (詳細を表示)] を選択します。 -
[Environment ARN (環境 ARN)] プロパティを探し、環境 ID を記録します。環境 ID は、環境 ARN の一部であり、「environment:」の後ろにあります。
タグの使用目的に応じて、次の 1 つ以上の場所にタグの更新を伝達する必要があります。
AWS CloudFormation スタックへのタグ更新の伝播
注記
AWS CloudFormation スタックにタグ更新を反映させると、それらの更新は、スタックに関連付けられたAmazon EC2 インスタンスと Amazon EC2 セキュリティグループに自動的に伝播されます。
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AWS CloudFormation コンソール
に移動します。 -
対象の AWS Cloud9 環境に対応するスタックを見つけて選択します。環境 ID を記録した場合は、その環境 ID を使用して環境をフィルタリングできます。
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[スタック情報] タブの [タグ] セクションで、タグのリストを確認します。
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タグを更新する必要がある場合は、ページ上部にある [更新] を選択し、指示に従います。詳細については、「AWS CloudFormation ユーザーガイド」の「スタックの直接更新」を参照してください。
describe-stacks
および update-stack
CLI コマンドを使用してタグを更新することもできます。
Amazon EC2 インスタンスへのタグ更新の伝播
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Amazon EC2 インスタンス
コンソールに移動します。 -
目的の AWS Cloud9 環境に対応する Amazon EC2 インスタンスを見つけて選択します。以前に環境 ID を記録した場合は、それを使用して環境をフィルタリングできます。
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[タグ] タブで、必要に応じてタグを表示および更新します。
また、describe-tags、create-tags、および delete-tags CLI コマンドを使用してタグを更新することもできます。
Amazon EC2 セキュリティグループへのタグ更新の伝播
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Amazon EC2 セキュリティグループ
コンソールに移動します。 -
目的の AWS Cloud9 環境に対応するセキュリティグループを見つけて選択します。以前に環境 ID を記録した場合は、それを使用して環境をフィルタリングできます。
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[タグ] タブを開き、必要に応じてタグを表示および更新します。
また、describe-tags、create-tags、および delete-tags CLI コマンドを使用してタグを更新することもできます。