AWS Systems Manager のツールである Run Command では、マネージドノードの設定を安全にリモートで管理することができます。マネージドノードは、Systems Manager のために設定された「ハイブリッドおよびマルチクラウド」環境内の Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスまたは非 EC2 マシンのことです。Run Command を使用すると、一般的な管理タスクを自動化し、1 回限りの大規模な設定変更を実行できます。AWS Management Console の Run Command、AWS Command Line Interface (AWS CLI)、AWS Tools for Windows PowerShell、または AWS SDK から を使用できます。Run Command は追加料金なしで提供されています。Run Command の使用を開始するには、Systems Manager コンソール
管理者は、Run Command を使用することで、アプリケーションのインストールまたはブートストラップ、デプロイ パイプラインの構築、Auto Scaling グループからインスタンスが削除された時のログ ファイルのキャプチャ、インスタンスの Windows ドメインへの結合といったタスクを実行できます。
API をサポートしているシステムの分散特性により、Run Command API は結果整合性モデルに従います。つまり、リソースに影響を及ぼす、実行した API コマンドの結果は、その後に実行するすべてのコマンドにすぐには表示されない可能性があります。前の API コマンドの直後に API コマンドを実行する場合は、この点に留意する必要があります。
概要
次の表には、Run Command の使用を開始するのに役立つ情報が含まれています。
トピック | 詳細 |
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ハイブリッドおよびマルチクラウド環境で、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスと非 EC2 マシンのセットアップ要件を完了していることを確認します。 |
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(オプション) オンプレミスサーバーと VM を AWS に登録し、Run Command で管理できるようにします。 |
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(オプション) Run Command を使ってエッジデバイスを管理できるように設定します。 |
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AWS Management Console を使用して、1 つ以上のマネージドノードを対象とするコマンドを実行する方法を学習します。 |
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Tools for Windows PowerShell または AWS CLI を使用してコマンドを実行する方法について説明します。 |
EventBridge のサポート
この Systems Manager のツールは、Amazon EventBridge ルールでイベントタイプおよびターゲットタイプとしてサポートされています。詳細については、「Amazon EventBridge を使用して Systems Manager イベントをモニタリングする」および「リファレンス: Systems Manager 用の Amazon EventBridge イベントパターンとタイプ」を参照してください。
- 詳細情報
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Amazon Web Services 全般のリファレンス の Systems Manager Service Quotas