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Amazon Relational Database Service
ユーザーガイド (API Version 2014-10-31)

Amazon RDS での Microsoft SQL Server

Amazon RDS は、複数のバージョンやエディションの Microsoft SQL Server を実行する DB インスタンスをサポートします。メジャーバージョンごとのサポートされている最新バージョンは以下のとおりです。サポートされているバージョンおよびエディションの詳細なリストについては、「Amazon RDS のバージョンと機能のサポート」を参照してください。

  • SQL Server 2016

    • バージョン 13.0.4422.0、SP1 CU2 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

 

  • SQL Server 2014

    • バージョン 12.0.5546.0、SP2 CU5 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

 

  • SQL Server 2012

    • バージョン 11.0.6594.0、SP3 CU8 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

 

  • SQL Server 2008 R2

    • バージョン 10.50.6529.00、SP3 QFE (すべてのエディション、米国東部 (オハイオ) 、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン) 以外のすべてのリージョン)

SQL Server のバージョンやエディション別のライセンスオプションについて詳しくは、「Amazon RDS での Microsoft SQL Server のライセンス」を参照してください。

Amazon RDS では、DB インスタンス、DB スナップショット、ポイントインタイムリカバリ、自動バックアップ、手動バックアップを作成できます。SQL Server を実行する DB インスタンスは VPC 内で使用できます。SQL Server を実行している DB インスタンスへの接続に SSL を使用することもでき、保存されているデータの暗号化に TDE を使用できます。Amazon RDS では現在、SQL Server ミラーリングを高可用性フェイルオーバーソリューションとして使用する SQL Server のマルチ AZ 配置がサポートされています。

マネージド型サービスの操作性を実現するために、Amazon RDS では DB インスタンスへのシェルアクセスはできません。また、上位の権限を必要とする特定のシステムプロシージャやシステムテーブルへのアクセスが制限されます。Amazon RDS は、Microsoft SQL Server Management Studio などの標準的な SQL クライアントアプリケーションを使用した DB インスタンスのデータベースへのアクセスをサポートします。Amazon RDS では、Telnet、Secure Shell (SSH)、または Windows のリモートデスクトップ接続を使用した、DB インスタンスへのダイレクトホストアクセスは許可されません。DB インスタンスを作成すると、そのインスタンス上のすべてのデータベースに対する db_owner ロールに割り当てられ、すべてのデータベースレベルのアクセス許可が付与されます (バックアップのためのアクセス許可は付与されません。バックアップは Amazon RDS によって管理されます)。

最初の DB インスタンスを作成する前に、このガイドの「セットアップ」セクションの手順を完了してください。詳細については、「Amazon RDS のセットアップ」を参照してください。

Amazon RDS の Microsoft SQL Server の一般的な管理タスク

以下に示しているのは、Amazon RDS SQL Server DB インスタンスで実行する一般的な管理タスクと、各タスクの関連ドキュメントへのリンクです。

タスク領域 関連資料

インスタンスクラス、ストレージ、PIOPS

本稼働用に DB インスタンスを作成する場合、インスタンスクラス、ストレージタイプ、およびプロビジョンド IOPS が Amazon RDS でどのように機能するか理解する必要があります。

Microsoft SQL Server の DB インスタンスクラスのサポート

Amazon RDS ストレージの種類

マルチ AZ 配置

本稼働 DB インスタンスは、マルチ AZ 配置を使用する必要があります。マルチ AZ 配置は、DB インスタンスの拡張された可用性、データ堅牢性、および耐障害性を提供します。SQL Server のマルチ AZ 配置は、SQL Server ネイティブのミラーリングテクノロジーを使用して実装されます。

高可用性 (マルチ AZ)

Microsoft SQL Server のミラーリングを使用したマルチ AZ 配置

Amazon Virtual Private Cloud (VPC)

AWS アカウントにデフォルト VPC がある場合、DB インスタンスがデフォルト VPC 内に自動的に作成されます。アカウントにデフォルト VPC がない場合、DB インスタンスを VPC に作成する必要があるときは、DB インスタンスを作成する前に VPC とサブネットグループを作成する必要があります。

EC2-VPC または EC2-Classic のどちらのプラットフォームを使用するか判断する

VPC 内の Amazon RDS DB インスタンスの使用

セキュリティグループ

デフォルトでは、DB インスタンスが作成されると、アクセスを禁止するファイアウォールが設定されます。したがって、DB インスタンスにアクセスするために、正しい IP アドレスとネットワーク構成を備えたセキュリティグループを作成する必要があります。作成するセキュリティグループは、DB インスタンスが稼働している Amazon EC2 プラットフォームや、Amazon EC2 インスタンスから DB インスタンスにアクセスするかどうかにより、異なります。

一般的に、DB インスタンスが EC2-Classic プラットフォームにある場合は、DB セキュリティグループを作成する必要があります。DB インスタンスが EC2-VPC プラットフォームにある場合は、VPC セキュリティグループを作成する必要があります。

EC2-VPC または EC2-Classic のどちらのプラットフォームを使用するか判断する

Amazon RDS セキュリティグループ

パラメータグループ

DB インスタンスに特定のデータベースパラメータが必要になる場合は、DB インスタンスを作成する前にパラメータグループを作成する必要があります。

DB パラメータグループを使用する

オプショングループ

DB インスタンスに特定のデータベースオプションが必要になる場合は、DB インスタンスを作成する前にオプショングループを作成する必要があります。

Microsoft SQL Server データベースエンジンのオプション

DB インスタンスへの接続

セキュリティグループを作成し、それを DB インスタンスに関連付けると、Microsoft SQL Server Management Studio などの標準的な SQL クライアントアプリケーションを使用して DB インスタンスに接続できます。

Microsoft SQL Server データベースエンジンを実行する DB インスタンスに接続する

バックアップと復元

DB インスタンスを作成するとき、自動バックアップが作成されるように設定できます。完全バックアップファイル (.bak ファイル) を使用することで、データベースを手動でバックアップおよび復元することもできます。

バックアップの使用

SQL Server データベースのインポートとエクスポート

モニタリング

CloudWatch Amazon RDS メトリクス、イベント、および拡張モニタリングを使用することで、SQL Server DB インスタンスをモニタリングできます。

DB インスタンスのメトリクスの表示

Amazon RDS のイベントの表示

ログファイル

SQL Server DB インスタンスのログファイルにアクセスできます。

Amazon RDS データベースログファイル

Microsoft SQL Server データベースのログファイル

SQL Server DB インスタンスを使用するための高度な管理タスクがあります。詳細については、次のドキュメントを参照してください。

Microsoft SQL Server DB インスタンスの制限

Amazon RDS で実装された DB インスタンスの Microsoft SQL Server には、注意が必要ないくつかの制限があります。

  • Microsoft SQL Server を実行している DB インスタンスごとに最大 30 のデータベースを作成できます。Microsoft システムデータベース (mastermodel など) は、この制限にはカウントされません。

  • 一部のポートは、Amazon RDS 用に予約されているため、DB インスタンスの作成時には使用できません。

  • SQL Server 用の Amazon RDS では、msdb データベースへのデータのインポートがサポートされていません。

  • ミラーリングデプロイを使用する SQL Server マルチ AZ の DB インスタンスにあるデータベースの名前は変更できません。

  • SQL Server DB インスタンスの最小ストレージサイズは、SQL Server Express および Web Edition では 20 GB、Standard および Enterprise Edition では 200 GB です。

  • SQL Server DB インスタンスの最大ストレージサイズは、SQL Server Express、Standard および Web Edition では 4 TB、および Enterprise Edition では 300 GB です。

    さらに大きいサイズのストレージを必要とするシナリオでは、複数の DB インスタンスにまたがるシャーディングを使用することによってこの制限を回避できます。このアプローチでは、データが適切なシャードからクエリされ、適切なシャードに書き込まれるようにするために、シャーディングされたシステムに接続するアプリケーションに、データに依存するルーティングロジックが必要です。Hibernate Shards などの既存のフレームワークを使用するか、これを実現するカスタムコードを記述することができます。既存のフレームワークを使用することを選択する場合は、DB インスタンスと同じサーバーにコンポーネントをインストールする必要がないフレームワークにしてください。既存のフレームワークを使用したシャーディングソリューションの例については、「Hibernate によるシャーディングの例の使用」を参照してください。

  • Windows Server に接続されるストライプ化ストレージの拡張性の制約が理由で、Amazon RDS は SQL Server DB インスタンスのストレージの増量を現時点ではサポートしていません。ストレージのプロビジョニングは、将来に予想されるストレージの増加を考慮して行うことをお勧めします。SQL Server DB インスタンスのストレージ増量が必要になった場合は、データベースをバックアップし、ストレージを増量した新しい DB インスタンスを作成してから、新しい DB インスタンスにデータを復元する必要があります。詳細については、「SQL Server データベースのインポートとエクスポート」を参照してください。

  • Amazon RDS は SQL Server のいくつかの機能をサポートしていません。実行できるコンポーネントには、SQL Server Analysis Services、SQL Server Integration Services、SQL Server Reporting Services、Data Quality Services、およびマスターデータサービスが含まれます。これらの機能を使用するには、Microsoft の ライセンシングポリシーに従って、Amazon EBS ストレージを持つ Amazon EC2 インスタンスで SQL Server を実行することができます。

  • Microsoft SQL Server の制限により、DROP DATABASE の実行が成功する前の時点に復元した場合、その時点のデータベースの状態が反映されない可能性があります。たとえば、削除されたデータベースは、通常、DROP DATABASE コマンドが発行される 5 分前までの状態に復元されます。つまり、削除されたデータベースのその数分間のトランザクションを復元することはできません。この問題に対処するには、復元オペレーションが完了してから DROP DATABASE コマンドを再発行します。データベースを削除すると、そのデータベースのトランザクションログが削除されます。

Microsoft SQL Server の DB インスタンスクラスのサポート

DB インスタンスの計算とメモリの容量は、DB インスタンスクラスによって決まります。必要な DB インスタンスクラスは、処理能力とメモリの要件によって異なります。詳細については、「DB インスタンスクラス」を参照してください。

Microsoft SQL Server でサポートされる現行世代 DB インスタンスクラスを示します。

SQL Server エディション 2016 のサポート 2014 のサポート 2012 および 2008 R2 のサポート

Enterprise Edition

(自分のライセンスを使用する)

m4.large – m4.10xlarge

t2.small – t2.large

m4.large – m4.10xlarge

r3.large – r3.8xlarge

t2.small – t2.large

m4.large – m4.10xlarge

r3.large – r3.8xlarge

t2.small – t2.large

Enterprise Edition

(ライセンス込み)

r3.2xlarge – r3.8xlarge

r3.2xlarge – r3.8xlarge

r3.2xlarge – r3.8xlarge

Standard Edition

(自分のライセンスを使用する)

m4.large – m4.10xlarge

t2.small – t2.large

m4.large – m4.10xlarge

r3.large – r3.8xlarge

t2.small – t2.large

m4.large – m4.10xlarge

r3.large – r3.2xlarge

t2.small – t2.large

Standard Edition

(ライセンス込み)

m4.large – m4.4xlarge

m4.large – m4.4xlarge

r3.large – r3.8xlarge

m4.large – m4.4xlarge

r3.large – r3.2xlarge

Web Edition

m4.large – m4.4xlarge

t2.small – t2.medium

m4.large – m4.4xlarge

r3.large – r3.2xlarge

t2.small – t2.medium

m4.large – m4.4xlarge

r3.large – r3.2xlarge

t2.small – t2.medium

Express Edition

t2.micro – t2.medium

m1.small – m1.small

t2.micro – t2.medium

t1.micro

m1.small – m1.small

t2.micro – t2.medium

t1.micro

db.t1.micro DB インスタンスクラスのリソースには限りがあるため、テストに適しています。たとえば、db.t1.micro DB インスタンスクラスには SQL Server 2012 または SQL Server 2014 を完全に実装できる十分なリソースがありません。

Microsoft SQL Server セキュリティ

Microsoft SQL Server データベースエンジンではロールベースのセキュリティを使用します。DB インスタンスを作成する際に使用するマスターユーザー名は、publicsetupadmin、および processadmin 固定サーバーロールのメンバーである SQL Server 認証のログインです。

データベースを作成するユーザーには、そのデータベースの db_owner ロールが割り当てられ、バックアップに使用されるものを除く、すべてのデータベースレベルのアクセス許可が付与されます。バックアップは、Amazon RDS が自動的に管理します。

次のサーバーレベルのロールは、現在 Amazon RDS では使用できません。

  • bulkadmin

  • dbcreator

  • diskadmin

  • securityadmin

  • serveradmin

  • sysadmin

次のサーバーレベルのアクセス許可は、SQL Server DB インスタンスでは使用できません。

  • ADMINISTER BULK OPERATIONS (一括オペレーションの管理)

  • ALTER ANY CREDENTIAL (すべての認証情報の変更)

  • ALTER ANY EVENT NOTIFICATION (すべてのイベント通知の変更)

  • ALTER ANY EVENT SESSION (すべてのイベントセッションの変更)

  • ALTER ANY SERVER AUDIT (すべてのサーバー監査の変更)

  • ALTER RESOURCES (リソースの変更)

  • ALTER SETTINGS (設定の変更。DB パラメータグループ API を使用してパラメータを変更できます。詳細については、「DB パラメータグループを使用する」を参照してください。

  • AUTHENTICATE SERVER (サーバーの認証)

  • CONTROL_SERVER (コントロールサーバー)

  • CREATE DDL EVENT NOTIFICATION (DDL イベントの通知の作成)

  • CREATE ENDPOINT (エンドポイントの作成)

  • CREATE TRACE EVENT NOTIFICATION (追跡イベント通知の作成)

  • EXTERNAL ACCESS ASSEMBLY (外部アクセスアセンブリ)

  • SHUTDOWN (シャットダウン。代わりに RDS の起動オプションを使用できます)

  • UNSAFE ASSEMBLY (安全ではないアセンブリ)

  • ALTER ANY AVAILABILITY GROUP (すべての可用性グループの変更。SQL Server 2012 のみ)

  • CREATE ANY AVAILABILITY GROUP (すべての可用性グループの作成。SQL Server 2012 のみ)

Microsoft SQL Server DB インスタンスの SSL サポート

アプリケーションと Microsoft SQL Server を実行する Amazon RDS DB インスタンス間の接続は、SSL を使用して暗号化できます。また、 DB インスタンスへのすべての接続に SSL の使用を強制することができます。接続に SSL の使用を強制する場合、これはクライアントに対して透過的に行われ、クライアントは SSL を使用するための作業を行う必要はありません。

SSL は、すべての AWS リージョンおよび対応しているすべての SQL Server エディションでサポートされています。詳細については、「Microsoft SQL Server DB インスタンスでの SSL の使用」を参照してください。

Amazon RDS のバージョンと機能のサポート

Amazon RDS での Microsoft SQL Server 2016 のサポート

Amazon RDS は、以下のバージョンの SQL Server 2016 をサポートしています。

  • バージョン 13.0.4422.0、SP1 CU2 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

  • バージョン 13.0.2164.0、RTM CU2 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

SQL Server 2016 には次のような多数の新機能があります。

  • クエリの保存

  • 運用の分析

  • 一時テーブル

  • 常時暗号化

  • JSON サポート

SQL Server 2016 の機能の詳細なリストについては、Microsoft ドキュメントの「SQL Server 2016 の新機能」と「SQL Server 2016 Service Pack 1 (SP1) Released」を参照してください。

以前のバージョンでサポートされない機能に加えて、次の SQL Server 2016 の機能もサポートされていません。

  • データベースの拡張

  • PolyBase

  • Microsoft Azure Blob ストレージへのバックアップ

Amazon RDS での Microsoft SQL Server 2014 のサポート

Amazon RDS は、以下のバージョンの SQL Server 2014 をサポートしています。

  • バージョン 12.0.5546.0、SP2 CU5 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

  • バージョン 12.0.5000.0、SP2 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

  • バージョン 12.0.4422.0、SP1 CU2 (Enterprise Edition を除くすべてのエディション、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン) 以外のすべてのリージョン)

Amazon RDS は、SQL Server 2012 でサポートされている機能に加えて、SQL Server 2014 で使用可能な新しいクエリオプティマイザと、遅延永続化機能をサポートしています。

以前のバージョンでサポートされない機能に加えて、Amazon RDS は SQL Server 2014 のバッファプール拡張機能もサポートしていません。

SQL Server 2014 は SQL Server 2012 のすべてのパラメータをサポートし、同じデフォルト値を使用します。SQL Server 2014 には、1 つの新しいパラメータと、バックアップチェックサムのデフォルト設定が含まれています。詳細については、Microsoft のドキュメントで「バックアップユーティリティが CHECKSUM オプションを公開していない場合に、このオプションを有効にする方法」を参照してください。

Amazon RDS での Microsoft SQL Server 2012 のサポート

Amazon RDS は、以下のバージョンの SQL Server 2012 をサポートしています。

  • バージョン 11.0.6594.0、SP3 CU8 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

  • バージョン 11.0.6020.0、SP3 (すべてのエディションおよびすべてのリージョン)

  • バージョン 11.0.5058.0、SP2 (すべてのエディション、米国東部 (オハイオ) 以外のすべてのリージョン)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン) 以外のすべてのリージョン)

  • バージョン 11.0.2100.60、RTM (すべてのエディション、米国東部 (オハイオ)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン) を除くすべてのリージョン)

SQL Server 2012 の詳細については、Microsoft のドキュメントで「SQL Server 2012 の各エディションがサポートする機能」を参照してください。

Amazon RDS は、SQL Server 2008 R2 でサポートされている機能に加えて、次の SQL Server 2012 の機能をサポートしています。

  • Columnstore インデックス (エンタープライズエディション)

  • オンラインでのインデックスの作成、再構築、および削除。対象となるデータ型は、XML、varchar(max)、nvarchar(max)、および varbinary(max) (エンタープライズエディション)

  • 柔軟なサーバーの役割

  • サービスブローカー (サービスブローカーエンドポイントはサポートされていないことに注意してください)

  • 部分的包含データベース

  • シーケンス

  • 透過的なデータ暗号化 (Enterprise Edition のみ)

  • THROW ステートメント

  • 新規および拡張された空間型

  • UTF-16 のサポート

  • サーバーレベルの ALTER ANY SERVER ROLE アクセス許可

Amazon RDS は現在、SQL Server の以下の機能をサポートしていません。

  • メンテナンスプラン

  • データベースメール

  • 分散クエリ (あるいは、リンクサーバー)

  • データベースのログ配布

  • 変更データキャプチャ (CDC) - CDC の代わりに変更の追跡を使用することを検討してください。

  • レプリケーション

  • DB インスタンスと同じサーバーでレポート、分析、統合、またはマスターデータサービスを実行する機能。これを行う必要がある場合は、Amazon EC2 インスタンスに SQL Server をインストールするか、レポート、統合、分析、またはマスターデータサービスを実行するサーバーとしてオンプレミスの SQL Server インスタンスを使用することをお勧めします。

  • パフォーマンスデータコレクター

  • サービスブローカーまたは追加 T-SQL エンドポイント (CREATE ENDPOINT を使用するすべてのオペレーションを使用できます)

  • 分散トランザクションコーディネーター (MSDTC)

  • WCF Data Services

  • FILESTREAM のサポート

  • ポリシーベースの管理

  • SQL Server Audit

  • BULK INSERT および OPENROWSET(BULK...) 機能

  • Data Quality Services

  • ファイルの瞬時の初期化

  • Always On (2012 エンタープライズエディション)

  • ファイルテーブル

  • サーバーレベルのトリガー

一部の SQL Server パラメータは、SQL Server 2012 で変更されました。

  • 次のパラメータは、SQL Server 2012 から削除されています: awe enabledprecompute rank、および sql mail xps。SQL Server DB インスタンスでは、これらのパラメータを変更できず、それらを削除しても SQL Server の使用に影響はありません。

  • SQL Server 2012 の新しい contained database authentication パラメータは、部分的包含データベースをサポートします。このパラメータを有効にして、部分的包含データベースを作成すると、許可されたユーザーのユーザー名とパスワードは、マスターデータベースではなく、部分的包含データベースに保存されます。部分的包含データベースの詳細については、Microsoft のドキュメントで「包含データベース」を参照してください。

Amazon RDS での Microsoft SQL Server 2008 R2 のサポート

Amazon RDS は、以下のバージョンの SQL Server 2008 R2 をサポートしています。

  • バージョン 10.50.6529.00、SP3 QFE (すべてのエディション、米国東部 (オハイオ)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン) を除くすべてのリージョン)

  • バージョン 10.50.6000.34、SP3 (すべてのエディション、米国東部 (オハイオ)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン) を除くすべてのリージョン)

  • バージョン 10.50.2789.00、SP1 (すべてのエディション、米国東部 (オハイオ)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン) を除くすべてのリージョン)

SQL Server 2008 R2 の詳細については、Microsoft のドキュメントで「SQL Server 2008 R2 の各エディションがサポートする機能」を参照してください。

Amazon RDS は、SQL Server 2008 R2 の以下の機能をサポートしています。

  • コアのデータベースエンジン機能

  • SQL Server 開発ツール:

    • Visual Studio の統合

    • IntelliSense

  • SQL Server 管理ツール:

    • SQL Server Management Studio (SMS)

    • sqlcmd

    • SQL Server Profiler (クライアント側トレース、サーバー側で使用できる次善策)

    • SQL Server Migration Assistant (SSMA)

    • データベースエンジンチューニングアドバイザー

    • SQL Server エージェント

  • 安全な CLR

  • フルテキスト検索 (セマンティック検索を除く)

  • SSL

  • 透過的なデータ暗号化 (Enterprise Edition のみ)

  • 空間および場所の機能

  • サービスブローカー (サービスブローカーエンドポイントはサポートされていないことに注意してください)

  • 変更の追跡

  • データベースミラーリング

  • レポート、分析、および統合サービスのデータソースとして Amazon RDS SQL DB インスタンスを使用する機能

Microsoft SQL Server エンジンのバージョン管理

Amazon RDS を使用して、SQL Server DB インスタンスを Amazon RDS でサポートされる新しいバージョンにアップグレードする時期をコントロールすることができます。特定の SQL バージョンとの互換性を維持し、本稼働環境に導入する前に新しいバージョンでテストして、独自の条件とタイムラインでバージョンのアップグレードを実行することができます。

現在、すべての SQL Server データベースのアップグレードは手動で実行します。SQL Server DB インスタンスのアップグレードの詳細については、「Microsoft SQL Server DB エンジンのアップグレード」を参照してください。

Microsoft SQL Server のミラーリングを使用したマルチ AZ 配置

Amazon RDS では、Microsoft SQL Server を実行する DB インスタンスで SQL Server データベースのミラーリングによるマルチ AZ 配置がサポートされています。マルチ AZ 配置は、DB インスタンスの拡張された可用性、データ堅牢性、および耐障害性を提供します。予定されたデータベースメンテナンスまたは予期しないサービス障害時に、Amazon RDS は自動的に最新のスタンバイにフェイルオーバーするため、データベースオペレーションを手動の管理介入なしで速やかに再開できます。プライマリインスタンスおよびスタンバイインスタンスは、物理的なネットワークアドレスがフェイルオーバープロセスの一部としてミラーに移行する同じエンドポイントを使用します。フェイルオーバーが発生した場合、アプリケーションを再構成する必要はありません。

Amazon RDS は、アクティブにマルチ AZ をモニタリングして、プライマリで問題が発生したときにフェイルオーバーを開始することで、フェイルオーバーを管理します。フェイルオーバーは、プライマリとスタンバイが完全に同期していないと開始されません。Amazon RDS は、異常のある DB インスタンスを自動的に修正し、同期レプリケーションを再構築することで、マルチ AZ 配置をアクティブに維持します。お客様は何も管理する必要はありません。代わりに Amazon RDS がプライマリ、ミラーリング監視、スタンバイインスタンスを処理します。SQL Server のマルチ AZ を設定すると、そのインスタンスのすべてのデータベースが自動的にミラーリングされます。

詳細については、「Microsoft SQL Server でのデータベースのミラーリングによるマルチ AZ 配置」を参照してください。

Transparent Data Encryption を使用した保管時のデータの暗号化

Amazon RDS は、格納されているデータを透過的に暗号化する Microsoft SQL Server 透過的なデータ暗号化 (TDE) をサポートしています。Amazon RDS では、オプショングループを使用してこれらの機能を有効にして設定します。TDE オプションの詳細については、「Microsoft SQL Server Transparent Data Encryption のサポート」を参照してください。

Microsoft SQL Server の DB インスタンスのローカルタイムゾーン

Microsoft SQL Server を実行している Amazon RDS DB インスタンスのタイムゾーンは、デフォルトに設定されています。現在のデフォルトは協定世界時 (UTC) です。DB インスタンスのタイムゾーンをローカルタイムゾーンに設定して、アプリケーションのタイムゾーンと一致させることも可能です。

DB インスタンスを最初に作成するときにタイムゾーンを設定します。DB インスタンスを作成するには、AWS マネジメントコンソール を使用して、Amazon RDS API の CreateDBInstance アクションを使用するか、または AWS CLI create-db-instance コマンドを使用します。

DB インスタンスがマルチ AZ 配置 (SQL Server のミラーリングを使用) の一部である場合にフェイルオーバーが行われても、タイムゾーンは設定したローカルタイムゾーンを維持します。詳細については、「Microsoft SQL Server のミラーリングを使用したマルチ AZ 配置」を参照してください。

特定の時点への復元をリクエストする場合には、復元を行う時間を UTC で指定します。復元プロセスの間に、時間は DB インスタンスのタイムゾーンに変換されます。詳細については、「特定の時点への DB インスタンスの復元」を参照してください。

DB インスタンスにローカルタイムゾーンを設定する際の制限事項を以下に示します。

  • SQL Server の既存の DB インスタンスのタイムゾーンを変更することはできません。

  • あるタイムゾーンの DB インスタンスのスナップショットを、タイムゾーンの異なる DB インスタンスに復元することはできません。

  • あるタイムゾーンのバックアップファイルを、別のタイムゾーンに復元しないことを強くお勧めします。バックアップファイルを別のタイムゾーンに復元した場合は、タイムゾーンの変更によるクエリとアプリケーションへの影響を精査する必要があります。詳細については、「SQL Server データベースのインポートとエクスポート」を参照してください。

サポートされているタイムゾーン

ローカルタイムゾーンは以下の表に示されているいずれかの値に設定できます。

[タイムゾーン]

標準の時間オフセット

説明

コメント

アフガニスタン標準時

(UTC+04:30)

カブール

アラスカ標準時

(UTC–09:00)

アラスカ

アラビア標準時

(UTC+04:00)

アブダビ、マスカット

大西洋標準時

(UTC–04:00)

大西洋標準時 (カナダ)

中部オーストラリア標準時

(UTC+09:30)

ダーウィン

東部オーストラリア標準時

(UTC+10:00)

キャンベラ、メルボルン、シドニー

ベラルーシ標準時

(UTC+03:00)

ミンスク

このタイムゾーンは夏時間を考慮しません。

中部カナダ標準時

(UTC–06:00)

サスカチュワン

カーボベルデ標準時

(UTC–01:00)

カーボベルデ島

中部オーストラリア標準時

(UTC+09:30)

アデレード

アメリカ中部標準時

(UTC–06:00)

中米

中央アジア標準時

(UTC+06:00)

アスターナ

中部ブラジル標準時

(UTC–04:00)

クヤバ

中央ヨーロッパ標準時

(UTC+01:00)

ベオグラード、ブラティスラヴァ、ブダペスト、リュブヤナ、プラハ

中央ヨーロッパ標準時

(UTC+01:00)

サラエボ、スコピエ、ワルシャワ、ザグレブ

中央太平洋標準時

(UTC+11:00)

ソロモン諸島、ニューカレドニア

中部標準時

(UTC–06:00)

中部標準時 (米国およびカナダ)

中部標準時 (メキシコ)

(UTC–06:00)

グアダラハラ、メキシコシティ、モンテレイ

中国標準時

(UTC+08:00)

北京、重慶、香港特別行政区、ウルムチ

東アフリカ標準時

(UTC+03:00)

ナイロビ

このタイムゾーンは夏時間を考慮しません。

東部オーストラリア標準時

(UTC+10:00)

ブリスベン

東ヨーロッパ標準時

(UTC+02:00)

キシナウ

東南アメリカ標準時

(UTC–03:00)

ブラジリア

東部標準時

(UTC–05:00)

東部標準時 (米国およびカナダ)

ジョージア標準時

(UTC+04:00)

トビリシ

GMT 標準時

(UTC)

ダブリン エジンバラ、リスボン、ロンドン

このタイムゾーンはグリニッジ標準時と同じではありません。このタイムゾーンは夏時間を考慮します。

グリーンランド標準時

(UTC–03:00)

グリーンランド

グリニッジ標準時

(UTC)

モンロビア、レイキャビク

このタイムゾーンは夏時間を考慮しません。

GTB 標準時

(UTC+02:00)

アテネ、ブカレスト

ハワイ標準時

(UTC–10:00)

ハワイ

インド標準時

(UTC+05:30)

チェンナイ、カルカッタ、ムンバイ、ニューデリー

ヨルダン標準時

(UTC+02:00)

アンマン

韓国標準時

(UTC+09:00)

ソウル

中東標準時

(UTC+02:00)

ベイルート

山岳部標準時

(UTC–07:00)

山地標準時 (米国およびカナダ)

山岳部標準時 (メキシコ)

(UTC–07:00)

チワワ、ラパス、マサトラン

ニュージーランド標準時

(UTC+12:00)

オークランド、ウェリントン

ニューファンドランド標準時

(UTC–03:30)

ニューファンドランド

太平洋南アメリカ標準時

(UTC–03:00)

サンティアゴ

太平洋標準時

(UTC–08:00)

太平洋標準時 (米国およびカナダ)

太平洋標準時 (メキシコ)

(UTC–08:00)

バハ・カリフォルニア

ロシア標準時

(UTC+03:00)

モスクワ、サンクト・ペテルブルク、ボルゴグラード

このタイムゾーンは夏時間を考慮しません。

南アメリカ太平洋標準時

(UTC–05:00)

ボゴタ、リマ、キト、リオブランコ

このタイムゾーンは夏時間を考慮しません。

東南アジア標準時

(UTC+07:00)

バンコク、ハノイ、ジャカルタ

シンガポール標準時

(UTC+08:00)

クアラルンプール、シンガポール

日本標準時

(UTC+09:00)

大阪、札幌、東京

米国東部標準時

(UTC–05:00)

インディアナ東部

UTC

UTC

協定世界時

このタイムゾーンは夏時間を考慮しません。

UTC–02

(UTC–02:00)

協定世界時–02

UTC–08

(UTC–08:00)

協定世界時–08

UTC–09

(UTC–09:00)

協定世界時–09

UTC–11

(UTC–11:00)

協定世界時–11

UTC+12

(UTC+12:00)

協定世界時+12

西部オーストラリア標準時

(UTC+08:00)

パース

西部・中部アフリカ標準時

(UTC+01:00)

西部・中部アフリカ

西ヨーロッパ標準時

(UTC+01:00)

アムステルダム、ベルリン、ベルン、ローマ、ストックホルム、ウィーン