ログファイルとメトリクスの履歴を収集し、これらを分析して、幅広いトレンドとワークロードの洞察が得られます。
Amazon CloudWatch Logs Insights は、 シンプルかつ強力なクエリ言語をサポートし、 ログデータの分析に使用できます。Amazon CloudWatch Logs ではさらに、シームレスにデータを Amazon S3 に送ってデータを使用したり、または Amazon Athena に送ってデータをクエリしたりできるサブスクリプションもサポートしています。豊富な種類のフォーマットのクエリがサポートされています。把握 サポートされる SerDes とデータ形式 詳細については、Amazon Athena ユーザーガイドを参照してください。巨大なログファイルセットの分析では、Amazon EMR クラスターを実行してペタバイト規模の分析を実行できます。
集計、処理、保存、分析を実行できる多数のツールが AWS パートナーやサードパーティによって提供されています。このようなツールには、New Relic、Splunk、Loggly、Logstash、CloudHealth、Nagios などがあります。ただし、システムやアプリケーションログの外で行うデータ生成は各クラウドプロバイダーに固有であり、また多くの場合サービスごとに固有です。
モニタリングプロセスで見落とされがちな点は、データ管理です。モニタリングのためのデータ保存要件を決定し、それに応じたライフサイクルポリシーを適用する必要があります。Amazon S3 はS3 バケットレベルのライフサイクル管理をサポートしています。このライフサイクル管理には、バケット内のパスごとに異なる管理方法を適用できます。ライフサイクルの最終段階では、データを Amazon S3 Glacier に移行して長期保存し、保存期間の終了後には期限切れにすることができます。S3 Intelligent-Tiering ストレージクラスは、パフォーマンスへの影響や運用のオーバーヘッドなしに、データを最も費用対効果の高いアクセス階層に自動的に移動することにより、コストを最適化できるように設計されています。
このベストプラクティスを活用しない場合のリスクレベル: ミディアム
実装のガイダンス
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CloudWatch Logs Insights を使用すると、Amazon CloudWatch Logs でログデータをインタラクティブに検索して分析できます。
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使用できる場合は、Amazon CloudWatch Logs を使用してログを Amazon S3 に送信するか、Amazon Athena を使用してデータをクエリします。
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Athena を使用して Amazon S3 サーバーのアクセスログを分析するにはどうすればよいですか?
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サーバーアクセスログバケットの S3 ライフサイクルポリシーを作成します。ライフサイクルポリシーを設定して、定期的にログファイルを削除します。そうすることで、Athena が各クエリについて分析するデータ量が削減されます。
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リソース
関連するドキュメント: