このセクションは、「ステップ 8: Oracle クライアントを設定する」で説明されているように Oracle クライアントをセットアップ済みであることを前提としています。Kerberos 認証により Oracle DB に接続するには、Kerberos 認証タイプを使用してログインします。例えば、Oracle SQL Developer を起動した後で、以下の例に示すように、[Kerberos 認証] を認証タイプとして選択します。
![Oracle SQL Developer の [データベース接続の新規作成/選択] ダイアログボックスを表示します。[Kerberos 認証] チェックボックスが選択されています。](images/ora-kerberos-auth.png)
SQL*Plus で Kerberos 認証を使用して Oracle に接続するには:
-
コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。
kinit
username
をユーザー名で置き換え、プロンプトでユーザーに Microsoft Active Directory で保存されているパスワードを入力します。username
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SQL*Plus を開き、DNS の名前および Oracle DB インスタンスのポート番号を使用して接続します。
SQL*Plus での Oracle DB インスタンスへの接続の詳細については、「SQL *Plus を使用した DB インスタンスへの接続」を参照してください。
ヒント
ネイティブ Windows キャッシュを使用している場合は、sqlnet.ora ファイルで SQLNET.KERBEROS5_CC_NAME
パラメータを OSMSFT://
または MSLSA
に設定して、Microsoft Active Directory に保存されている認証情報を使用することもできます。